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公園遊具の事故急増

2007-11-10 15:58:36 | ノンジャンル
 10月19日の朝日新聞の朝刊に「公園遊具の事故急増 老朽化、点検も不十分」という見出しの記事が一面に載っていました。
 戦後に作られた児童公園の遊具が耐久年数を迎えつつあるということでしょう。遊園地のジェットコースターてな訳ではないのですから、毎年の点検を義務付けるまでは必要ないでしょうが、そろころ全国的に徹底した検査をすべき時期には来ていると思います。
 ただ、ここで怖いのは、危ないからと撤去したままで、新しい遊具を作らなかったり、やはり危ないからといって鎖で周りを囲って使用禁止にしたりして、遊具自体が減って行くことにならないか、ということです。
 公園の遊具では私は幼いころ、随分遊び、また随分危ない目にも会って来ました。ブランコを漕げるだけ高く漕いだり、滑り台のてっぺんから飛び下りたり、箱型のブランコの背の部分に乗っかって、思いきり漕いで中に座っている子が押しつぶされそうになったり、球形でぐるぐる回る遊具を友達に高速で回してもらい、遊具を手で握りしめて、遠心力で体を浮かばせたり、とにかく公園や校庭での遊具の思い出には事欠きません。
 子供は遊び始めると、興奮してきてどんどん速く、どんどん高く遊具を動かしてそのスリルを味わうのですが、これは貴重な体験だと思います。時に死を感じることもあり、本当に危険なこととはどういうことなのかを教えてくれるいい機会でした。
 それだけに、今回老朽化を理由にそうした遊具がなくなっていくことがもしあったら、悲しいことです。地方公共団体の財政難の折り、大変だと思いますが、未来への投資は優先して、政治をしてもらいたいと思いました。