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チャールズ・チャップリン監督『チャップリンの黄金狂時代』その4

2014-08-19 09:12:00 | ノンジャンル
 また昨日の続きです。
 新年を祝うパーティ。ジョージアは舞台に立ち、両手に持った拳銃を撃ちます。銃声を聞いたチャーリーは自宅のドアを開けて、様子を窺います。輪になり合唱をする人々。合唱が終わると、皆ダンスを始めます。チャーリーは出かけます。ジョージアはチャーリーとの約束を思い出します。酒場の窓から中を窺うチャーリー。ジョージアは仲間とジャックを連れて、チャーリーの小屋に行き、チャーリーを驚かすために、自分が1人で小屋に入りますが、飾り付けを見て、神妙な表情になります。ジャック「気にするな。俺がいる」。ジョージアに無理矢理キスすると、ジョージアはジャックにビンタを喰らわせます。
 数日後、ジムは金鉱を発見したことを報告しますが、場所が小屋の近くということしか思い出せません。「小屋がどこか分かれば」。
 チャーリーは酒場でジャックに足を引っ掛けられ、「ジョージアが探してた」と言われますが、腹を立てて相手にしません。ストープに腕を置いて格好をつけ、熱がるチャーリー。ジョージアからの手紙が届けられ、そこには「食事に行かないでゴメンなさい。お詫びを言いたいの」と書かれていました。あわて出すチャーリー。皆がダンスする中、チャーリーはジョージアを探し始めます。すると酒場に来ていたジムと再会し、逃げ出したチャーリーをジムは捕えて抱きつくと、「小屋はどこだ?」と言って、チャーリーの首を締め、激しく振ります。やがてチャーリーを投げ捨てたジムは「やっと金鉱が見つかる」とバンザイします。「すぐ行くんだ。君を大金持ちにしてやる」と言ってチャーリーと握手するジム。チャーリーはジョージアを見つけ、「ちょって待ってて下さい」とジョージアに言い、彼女の手にキスし、「何も言わないで。愛しています。ここから出してあげます。必ず戻ってきますから」と言うと、ジムに手を引っ張られ、姿を消します。
 チャーリーとジムは小屋へ着き、ジムはストーブに火をつけ、チャーリーは巨大なラムチョップや荷袋を小屋の中に運び、疲れ果てて、酒を飲んで寝てしまいます。それを見て一緒に眠るジム。
 吹雪で小屋が飛ばされます。
 翌朝、家は右半分が崖から出ています。チャーリーが起き、窓から外を見ようとしますが、凍りついていて見えません。右側に歩くと、家が傾きます。二日酔いだと思うチャーリー。机を左から中央に持ってくると、また家が傾きます。その後もチャーリーが右に行く度に傾く家。ジムも目覚め、「ゆれているな」。チャーリー「胃のせいだ」。右に行き、つららを鍋に入れ、左に戻ると、傾いていた家が戻り、ドシンと振動します。ピョンピョン飛んで床を確かめる2人。ジム「どの位傾くか試してみよう」。ドシンの繰り返し。チャーリー「外へ出て見てくる」。右のドアが凍っていて、何度か体当たりしてると、いきなりドアが開き、ドアに宙づりになります。あせって左側に出ようとして2人とも右側に転び、家がひどく傾きます。家につながった縄が岩に挟まり、何とか家は落ちずに済みます。ズル、ズル、と傾きを増す家。ジム「あわてないで、息をしないで」。チャーリーの息がもたずムセると、またズル、とします。チャーリーはジムを踏みつけて左へ行きますが、またズル、とし、床を滑って家の右端にぶら下がります。チャーリーを引き戻したジムは「いいことを思いついた。俺が先に出る」と言って、チャーリーを踏みつけて、左のドアに到りますが、開いたドアが頭を打ち、床を滑り落ちます。チャーリーがジムを引き上げると、2人は口論になりますが、またズル、として口論は止みます。ジムはまたチャーリーを踏みつけ、脱出に成功し、そこで金鉱の杭を見つけ、喜びますが、チャーリーのことを思い出し、縄を投げ、チャーリーが脱出に成功したと同時に、家は崖から落ちます。ジム「見つけたぞ。我々は億万長者になる」。
 金持ちになった2人は客船の上で取材を受けます。チャーリーは貧しかった当時の服装で写真を撮ることになりますが、階段を落ち、3等客のジョージアと再会します。チャーリーを密航者と思ったジョージアは、船員にチャーリーの分の船賃を払うと言いますが、やがてチャーリーが富豪になったことを知り、2人は一緒に歩み去るのでした。

 チャップリン自らがナレーションを行い、字幕がまったくない映画でした。

→Nature Life(http://www.ceres.dti.ne.jp/~m-goto/