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クリント・イーストウッド監督『アメリカン・スナイパー』その2

2016-05-24 11:22:00 | ノンジャンル
 昨日の続きです。
 昼。キャンプの集合場所にクリスが現れると「俺たちの“伝説”だ」との声がわき、皆拍手。
 タヤとの電話。「今日は何人殺したの?」「家族との電話で、暗い気分になりたくない」「ごまかさないで」「電話では話せない」「妊娠して1人でベビーベッドも組み立てたのよ。ハネムーンはたったの3日間」「幸せな時間だった。会いたい」「エッチなこと話しましょうか?」「母親の君が見たい」。テレビの米軍死亡者数を見て、「お父さんに電話してあげて。弟さんが派遣されたの。イラクへ」。
 ティーチング。「刃物の男はヨルダン人で、ビン・ラディンに資金援助され訓練も受けたザルカウィだ。イラク・アルカイダのナンバー2。5千人の傭兵を持っている。よく訓練され高給だ。ザルカウィと副官どもを排除しろ。一軒ずつ捜索して奴らの居場所を知る者を捕らえる。1時間に10の建物だ。危険だが、航空支援のもとに行う」。
 ヘリ。「イラクは五輪に選手を送ってない」「ムスタファはシリア人だ」。
 「俺も同行させてくれ」「あんたは“伝説”だ」「むちゃな突入をよして効率的にやろう」。建物に突入。家族がいる。主人のシャイフ「“彼”がやって来る。“虐殺者”だ。ザルカウィの右腕だ」「ザルカウィ?」「米軍に接したら殺される。10万ドルくれれば協力する」「証拠を見せろ」。シャイフは手首のところから切断された妻の左腕を見せる。「第一小隊支援要請。アミール・ハラフ・ファヌスの情報を得た」。
 キャンプに帰ってきて、「ザルカウィのナンバー2らしい。シャイフに会おう」「金を運ぶ時は民間軍事要員に頼む。よし、シャイフに会おう」。
 トラックが揺れ「死骸だ」。「好みの武器はドリルらしい」。トラックの荷台で雑談。ムスタファに運転手が撃たれ、撃ち合いに。クリフ「狙撃手、確認!」「“虐殺者”がシャイフの子供を外に連れ出した!」「“即応隊”(QRF)要請!」。発煙筒を焚いて、屋上へ。ファヌスはドリルで子供の足に穴を開け、今度は頭に開けようとし、止めに入ったシャイフは射殺される。屋上でも身動きの取れないクリスら。〈米軍と話す奴は死ね!〉ファヌスは車で去る。
 ファヌスの捜索は中止され、3週間でクリスは帰国。「長い3週間となった」。
 キャンプでトレーニングするクリス。
 帰国してタヤと再会。抱き合う2人。「死んだと思った」とタヤ。
 妊娠でパンパンの腹を見せるタヤ。クリスは「美しい」と言い、エイリアンのギャグを言って2人は笑う。
 タヤ「でかけましょう」。芝刈り機の音に反応したクリスは「家でゆっくりしよう」。机で向き合い、クリスの股間を足で刺激するタヤ。2人はキスする。
 病院。初めての外出。落ち着かないクリスの様子を見て、医師が血圧を測ると、170/110もある。「自分で対処できる」とクリス。
 帰りの車。「ろくにしゃべらず元気なフリ」「いや、順調だ。戦争で人が死んでいるのに皆自分のことしか考えていない」。タヤ、陣痛が始まる。車のハンドルを急に切って、Uターンするクリス。
 出産。「俺たちの子だ」。
 「泣いたらあやす約束よ」「この(米兵が殺される)ビデオはムスタファが売ってる」「あの時もその男? 黙ってたら安心できない」「蛮人だ」「彼らじゃなくて私たちの問題よ。心も戻ってきてほしいの」。
 “第二回派遣”の字幕。歩兵のジェフを見つけて「会えてうれしい」とクリス。「お兄さんは僕のヒーローだよ。でももう疲れた。故郷へ帰る」「自慢の弟だ。お父さんにも」「クソ食らえ」「何だって?」「こんなところクソ食らえだ」。ヘリに乗り込むジェフ。
 ヘリの中でクリスに「兵曹長か。おめでとう。将校の大半が交代し、戦略も刷新した。君は最重要指名手配人で賞金は18万ドルだ。妻にも敵に売られる。(笑)直接行動班を組み、“虐殺者”を追いたい。情報が入った」。
 マーク「とっ捕まえましょう。胸のポケットの聖書は弾避け? 開いたところを見たことがない。俺たちは正しいのか?」クリス「悪はどこにでもある。祖国を守ろう」。
 夜。建物に突入。「監視地点確保。どの部屋もレストランに向いている」。
 「店に出入りする者の写真を撮っておいてくれ」。クリス、眠る。
 ロケット砲の音で目が覚める。「入っていった男は16人。客が多い店だ」。部屋の主人「犠牲祭の食事に招待しよう」。
 食事にありつくクリスたち。主人、こっそりと床に手を伸ばす。クリス「手を洗ってくる」。別の部屋を捜索していると、床下から大量の武器。主人を連れてきて「処分はイラク法廷だ」。
 突入の準備。主人をレストランに歩かせ、ドアをノックさせる。出て来た男を射殺。突入。吊るされた死体。棚にはバラバラの死体。「トンネルがあるぞ!」。銃撃戦。車で逃走するが、爆破に成功。(また明日へ続きます……)

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