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辻豊史監督『戦車闘争』

2020-12-19 00:01:00 | ノンジャンル
 昨日、辻豊史監督の2020年作品『戦車闘争』を、神奈川県厚木市にある映画館「kiki」で観てきました。

 チラシの裏の文章を転載させていただくと、
「ベトナム戦争終盤を迎えていた1972年、アメリカ軍は破損した戦車を神奈川県相模原市の相模総合補給廠で修理し、再び戦地に送るべく横浜ソースドックへ輸送していた。それを知って憤った市民がノースドック手前で座り込みを敢行、戦車の輸送は断念された。この事件をきっかけに相模総合補給廠の前にはテントが立ち並び、およそ100日間におよぶ抗議活動が始まる。映画『戦車闘争』は、座り込みに参加していた者から彼らを排除する側までのあらゆる当事者や専門家など総勢54人の証言によって、日本現代史上希に見る政治闘争の顛末を明らかにする白熱のドキュメンタリー映画である。
 監督は社会派ドキュメンタリー番組などのディレクターを務め、本作が初の劇場公開作となる辻豊史。プロデューサーは『休暇』(08)、『ホペイロの憂鬱』(18)を手がけ、今回インタビュアーも務める小池和洋。またミュージシャンや俳優として長きにわたり先鋭的な活動を続ける泉谷しげるがナレーションを担当。
 機動隊との激しい攻防。各政党、過激派、学生運動家や市民運動家入り乱れての団結と混乱。輸送を請け負った業者や地元住民の葛藤。そしてアメリカと国民との板挟みになった市長や政府の対応。膨大な資料を元に様々な視点から、政治に青春を賭けた時代の熱気を余すところなく伝えるとともに、現在の日本とアメリカの関係や憲法の抱える問題点を浮き彫りにする。」

 とにかく出演する人物の顔と語りを観ているだけで、圧倒的な迫力でした。一つ残念だったのは、音楽が多用されていることで、そのせいでセリフが聞き取りにくい部分が多々ありました。しかし、プロデューサーでインタビュアーでもある小池和平さんがパンフレットの中で述べているように、面白い「アクション映画」であり、単なる社会派ドキュメンタリーとは一線を画す映画だと思いました。

 →「Nature Life」(表紙が重いので、最初に開く際には表示されるまで少し時間がかかるかもしれません(^^;))(http://www.ceres.dti.ne.jp/~m-goto

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