サム・ライミ監督の'95年作品『クイック&デッド』をDVDで見ました。
壊れた馬車の15m先に埋められた金塊を掘っていたケリーは、馬で近づいてきたエレン(シャロン・ストーン)を撃ち落としますが、近づくと逆に反撃を受けて気を失い、壊れた馬車に鎖でつながれてしまい、遠ざかるエレンに復讐を誓います。
エレンがやってきた、吊るし首の死体が迎えるデンプションの町は、町のボス・ヘロッド(ジーン・ハックマン)によって支配され、彼が徴収する金を納めない者はすぐにヘロッドの手下であるスカーズに射殺されるのでした。ヘロッドは町のカーニバルに合わせ、早撃ち競技会を主催することにし、早撃ち自慢のガンマンが集まってきます。賞金はヘロッドが駅馬車から強奪した12万3千ドル。一組ずつ決闘するトーナメント戦で、最後に残った者が賞金をもらえます。参加者を募っているところへ現れたヘロッドは、自らも参加することを表明します。そこへ銃を持たないと誓い、伝道所を作ろうとしてそこを焼かれたヘロッドの元手下のコート(ラッセル・クロウ)が連れて来られ、ヘロッドの命令で吊るし首にされそうになりますが、エレンが救い、ヘロッドはエレンとコートも競技会に参加するよう命じます。
賭けに負けてキッド(レオナルド.ディカプリオ)と寝たエレンは、キッドがヘロッドの父で、父を倒し彼が本当の父であることを証明するために、自分も競技会に参加するのだとキッドから聞かされます。競技会は始まり、キッズは勝ち上がり、コートはキッズの銃砲店で一番安い銃をヘロッドに与えられますが、町民から罵倒される中、勝ち上がると、ヘロッドはコートが以前は一緒に仕事していた仲間だったことをエレンに知らせます。ヘロッドも偽の手柄を語るガンマンを射殺します。その夜、ヘロッドに父を吊るされた夢を見るエレン。
ヘレンはコートから時計の長針が動く直前に音がすることを教えてもらい、ケリーを倒します。その夜、ヘロッドから夕食に誘われたエレンは、ドレスアップする一方、拳銃を隠して乗り込みますが、どうしてもヘロッドを殺すことができません。競技会で自分の敵を大掃除するのだと語るヘロッド。一方コートは軍隊と撃ち合って大ケガを負い、神父に匿われた後、ヘロッドに神父を殺すように命じられ、自分かわいさに神父を殺してしまったという自分の過去をエレンに語ります。
町民に雇われたと殺し屋から聞いたヘロッドは、殺し屋を雇う金があるのなら徴収金を上げると町民たちに宣言し、キッドには競技会から抜けろと言いますが、キッドは言うことを聞きません。ヘロッドは「どちらか倒れるまで」から「どちらか死ぬまで」にルールを変更し、殺し屋を射殺します。バーテンの娘に手を出す男と決闘することになったエレンは自分を守るため男を殺してしまい、勝ち上がります。人殺しに嫌気がさしたエレンはキッドが止めるのも聞かず町を去ろうとしますが、町のはずれで父の親友に出会うと、エレンの父(ゲイリー・シニーズ)の墓はヘロッドの手下によって倒され、遺体も焼かれて捨てられたと聞き、父の保安官のバッジを渡されます。町に戻ってヘロッドに挑戦するエレンでしたが、先にキッドが挑戦することになっていました。キッドはヘロッドとの勝負に負け、「死ぬのは嫌だ」と言いながら死んでいき、ヘロッドはキッドは自分の息子ではなかったと言います。エレンとコートも対決させられますが、絵の具を使ってコートがエレンを撃ち殺したように見せかけることに成功します。
最後のヘロッドとコートの決闘。コートはヘロッドの手下に右手をつぶされ、それを知ったヘロッドはその手下を射殺します。お互いに左手で決闘することになりますが、その時間になると時計台が爆発し、家々も次々に爆発していきます。キッドが身を守るために隠していた爆薬をエレンが使ったのでした。そして煙の中から現れたエレンは見事ヘロッドを倒し、保安官のバッジをコートに渡して町を託し、自分は去っていくのでした。
すこぶる普通の西部劇で、ライミ監督らしさは微塵も感じられませんでした。次作に期待です。
→Nature Life(http://www.ceres.dti.ne.jp/~m-goto/)
壊れた馬車の15m先に埋められた金塊を掘っていたケリーは、馬で近づいてきたエレン(シャロン・ストーン)を撃ち落としますが、近づくと逆に反撃を受けて気を失い、壊れた馬車に鎖でつながれてしまい、遠ざかるエレンに復讐を誓います。
エレンがやってきた、吊るし首の死体が迎えるデンプションの町は、町のボス・ヘロッド(ジーン・ハックマン)によって支配され、彼が徴収する金を納めない者はすぐにヘロッドの手下であるスカーズに射殺されるのでした。ヘロッドは町のカーニバルに合わせ、早撃ち競技会を主催することにし、早撃ち自慢のガンマンが集まってきます。賞金はヘロッドが駅馬車から強奪した12万3千ドル。一組ずつ決闘するトーナメント戦で、最後に残った者が賞金をもらえます。参加者を募っているところへ現れたヘロッドは、自らも参加することを表明します。そこへ銃を持たないと誓い、伝道所を作ろうとしてそこを焼かれたヘロッドの元手下のコート(ラッセル・クロウ)が連れて来られ、ヘロッドの命令で吊るし首にされそうになりますが、エレンが救い、ヘロッドはエレンとコートも競技会に参加するよう命じます。
賭けに負けてキッド(レオナルド.ディカプリオ)と寝たエレンは、キッドがヘロッドの父で、父を倒し彼が本当の父であることを証明するために、自分も競技会に参加するのだとキッドから聞かされます。競技会は始まり、キッズは勝ち上がり、コートはキッズの銃砲店で一番安い銃をヘロッドに与えられますが、町民から罵倒される中、勝ち上がると、ヘロッドはコートが以前は一緒に仕事していた仲間だったことをエレンに知らせます。ヘロッドも偽の手柄を語るガンマンを射殺します。その夜、ヘロッドに父を吊るされた夢を見るエレン。
ヘレンはコートから時計の長針が動く直前に音がすることを教えてもらい、ケリーを倒します。その夜、ヘロッドから夕食に誘われたエレンは、ドレスアップする一方、拳銃を隠して乗り込みますが、どうしてもヘロッドを殺すことができません。競技会で自分の敵を大掃除するのだと語るヘロッド。一方コートは軍隊と撃ち合って大ケガを負い、神父に匿われた後、ヘロッドに神父を殺すように命じられ、自分かわいさに神父を殺してしまったという自分の過去をエレンに語ります。
町民に雇われたと殺し屋から聞いたヘロッドは、殺し屋を雇う金があるのなら徴収金を上げると町民たちに宣言し、キッドには競技会から抜けろと言いますが、キッドは言うことを聞きません。ヘロッドは「どちらか倒れるまで」から「どちらか死ぬまで」にルールを変更し、殺し屋を射殺します。バーテンの娘に手を出す男と決闘することになったエレンは自分を守るため男を殺してしまい、勝ち上がります。人殺しに嫌気がさしたエレンはキッドが止めるのも聞かず町を去ろうとしますが、町のはずれで父の親友に出会うと、エレンの父(ゲイリー・シニーズ)の墓はヘロッドの手下によって倒され、遺体も焼かれて捨てられたと聞き、父の保安官のバッジを渡されます。町に戻ってヘロッドに挑戦するエレンでしたが、先にキッドが挑戦することになっていました。キッドはヘロッドとの勝負に負け、「死ぬのは嫌だ」と言いながら死んでいき、ヘロッドはキッドは自分の息子ではなかったと言います。エレンとコートも対決させられますが、絵の具を使ってコートがエレンを撃ち殺したように見せかけることに成功します。
最後のヘロッドとコートの決闘。コートはヘロッドの手下に右手をつぶされ、それを知ったヘロッドはその手下を射殺します。お互いに左手で決闘することになりますが、その時間になると時計台が爆発し、家々も次々に爆発していきます。キッドが身を守るために隠していた爆薬をエレンが使ったのでした。そして煙の中から現れたエレンは見事ヘロッドを倒し、保安官のバッジをコートに渡して町を託し、自分は去っていくのでした。
すこぶる普通の西部劇で、ライミ監督らしさは微塵も感じられませんでした。次作に期待です。
→Nature Life(http://www.ceres.dti.ne.jp/~m-goto/)
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