マーティン・スコセッシ監督・共同脚色の'93年作品『エイジ・オブ・イノセンス 汚れなき情事』をWOWOWシネマで見ました。
「ニューヨーク 1870年代」の字幕。NYの名家ミンゴット家の出ながら、ヨーロッパでの伯爵との結婚生活が破綻し、NYに戻っていたエレンがオペラ劇場に現れたのを見て、噂をする上流階級の男たち。エレンの姪で、社交界の珠玉の名花であるメイと婚約している、やはり名家の出のニューランドはメイとその母、そしてエレンに挨拶に行きます。オペラの後に1年に1回開かれ舞踏会で、ニューランドは婚約発表を行い、エレンの醜聞から皆の目をそらそうとします。メイと語らい、踊るニューランド。
ニューランドとメイは、社交界の女家長であるメイの祖母ミンゴット老夫人を訪ねると、夫人はメイの結婚を今や遅しと待っていたと言います。そこへ愛人のいる実業家ボーフォートにエスコートされたエレンがやって来ると、その場でニューランドは婚約のことをエレンに伝えます。社交界の水面下の醜聞に詳しいジャクソンの前で、ニューランドの母と姉はエレンの悪口を言い、ニューランドは反論します。エレンが結婚した伯爵は女と陶器に目がなく、エレンは愛想を尽かして男性秘書とローザンヌで暮らしていたと語るジャクソン。
数日後、ミンゴット老夫人はエレンを歓迎する晩餐会の招待状を友人たちに出しますが、皆出席を断ってきます。それは社交界のエレンへの非難でした。最後の手段として、ニューランドは上流階級に君臨する長老のライデンに壮麗を極めた晩餐会を開いてもらい、それにエレンを招いてもらうことによって、エレンを社交界に受け入れさせることに成功します。新しい米国がヨーロッパの古びた伝統をまねるのはバカげているとニューランドに語るエレン。翌日エレンの自宅を訪問したニューランドは、エレンがボーフォートに送られてきたのを見、エレンは彼に家探しをしてもらっているのだと言います。偽善者ばかりだと泣くエレンの手に触れるニューランド。彼は毎日スズランをメイへ贈るとともに、エレンにも黄色いバラを送ります。メイはエレンがボーフォートとライデンからは花をもらったと言っていたが、ニューランドからもらった話はしていなかったとニューランドに言います。早く結婚しようと言うニューランドに、母には逆らえないと答えるメイ。
ある日、ニューランドの上司の弁護士は、ミンゴット家が全員エレンの離婚に反対していて、エレンが法的手段に訴えようとしていること、金に執着のない伯爵は既に財産の一部をエレンに渡していることをニューランドに告げ、離婚は愉快なものではないので、離婚を思いとどまるよう、エレンを説得してほしいと言います。ニューランドはエレンに、裁判を起こせば社会に葬られると言って、反論するエレンに何とか離婚を思いとどまらせることに成功します。男女の別れの場面をオペラで見るニューランドとエレン。エレンは舞台で別れた男は黄色いバラを相手に贈るのかしらとニューランドに言うと、ニューランドはメイが母の保養をかねて冬をフロリダで過ごし、その間自分は仕事に専念するつもりだと言います。翌日ニューランドは黄色いバラが見つからず、午後訪問したいという手紙をエレンに送りますが、返事はありませんでした。翌日になっても返事はなく、黄色いバラを見つけても無視するニューランド。3日後にエレンから手紙があり「劇場で会った翌日、静かに考え直してみたくなり、友人であるライデンの別荘に行くことにしました。ここは誰にも邪魔されず安心なので、ご一緒できればいいのに」と書いてありました。そこから遠くない別荘に週末に行くことにしていたニューランドは、急いで返事を書きます。再会したエレンは「あなたがいて幸せ」と言い、ニューランドはエレンを背後から優しく抱きしめることを夢見ますが、二人が手をつなぐとそこへボーフォートが現れ、エレンの家が見つかったことを告げます。
それからはニューランドは砂を噛むような毎日を送りますが、エレンから誘いの手紙が来ると、彼はメイに会いに行き、早く結婚しようと言います。メイは他に女性がいるのでは、と一旦は疑いますが、結局彼に抱きしめられ、彼を信じることにします。ニューランドはミンゴット老夫人に4月に結婚するための力添えを頼みますが、老夫人は、ミンゴット家は社交界の伝統に従い長い婚約期間を守るのが常なので難しいかも、と言います。(明日へ続きます‥‥)
→Nature Life(http://www.ceres.dti.ne.jp/~m-goto
「ニューヨーク 1870年代」の字幕。NYの名家ミンゴット家の出ながら、ヨーロッパでの伯爵との結婚生活が破綻し、NYに戻っていたエレンがオペラ劇場に現れたのを見て、噂をする上流階級の男たち。エレンの姪で、社交界の珠玉の名花であるメイと婚約している、やはり名家の出のニューランドはメイとその母、そしてエレンに挨拶に行きます。オペラの後に1年に1回開かれ舞踏会で、ニューランドは婚約発表を行い、エレンの醜聞から皆の目をそらそうとします。メイと語らい、踊るニューランド。
ニューランドとメイは、社交界の女家長であるメイの祖母ミンゴット老夫人を訪ねると、夫人はメイの結婚を今や遅しと待っていたと言います。そこへ愛人のいる実業家ボーフォートにエスコートされたエレンがやって来ると、その場でニューランドは婚約のことをエレンに伝えます。社交界の水面下の醜聞に詳しいジャクソンの前で、ニューランドの母と姉はエレンの悪口を言い、ニューランドは反論します。エレンが結婚した伯爵は女と陶器に目がなく、エレンは愛想を尽かして男性秘書とローザンヌで暮らしていたと語るジャクソン。
数日後、ミンゴット老夫人はエレンを歓迎する晩餐会の招待状を友人たちに出しますが、皆出席を断ってきます。それは社交界のエレンへの非難でした。最後の手段として、ニューランドは上流階級に君臨する長老のライデンに壮麗を極めた晩餐会を開いてもらい、それにエレンを招いてもらうことによって、エレンを社交界に受け入れさせることに成功します。新しい米国がヨーロッパの古びた伝統をまねるのはバカげているとニューランドに語るエレン。翌日エレンの自宅を訪問したニューランドは、エレンがボーフォートに送られてきたのを見、エレンは彼に家探しをしてもらっているのだと言います。偽善者ばかりだと泣くエレンの手に触れるニューランド。彼は毎日スズランをメイへ贈るとともに、エレンにも黄色いバラを送ります。メイはエレンがボーフォートとライデンからは花をもらったと言っていたが、ニューランドからもらった話はしていなかったとニューランドに言います。早く結婚しようと言うニューランドに、母には逆らえないと答えるメイ。
ある日、ニューランドの上司の弁護士は、ミンゴット家が全員エレンの離婚に反対していて、エレンが法的手段に訴えようとしていること、金に執着のない伯爵は既に財産の一部をエレンに渡していることをニューランドに告げ、離婚は愉快なものではないので、離婚を思いとどまるよう、エレンを説得してほしいと言います。ニューランドはエレンに、裁判を起こせば社会に葬られると言って、反論するエレンに何とか離婚を思いとどまらせることに成功します。男女の別れの場面をオペラで見るニューランドとエレン。エレンは舞台で別れた男は黄色いバラを相手に贈るのかしらとニューランドに言うと、ニューランドはメイが母の保養をかねて冬をフロリダで過ごし、その間自分は仕事に専念するつもりだと言います。翌日ニューランドは黄色いバラが見つからず、午後訪問したいという手紙をエレンに送りますが、返事はありませんでした。翌日になっても返事はなく、黄色いバラを見つけても無視するニューランド。3日後にエレンから手紙があり「劇場で会った翌日、静かに考え直してみたくなり、友人であるライデンの別荘に行くことにしました。ここは誰にも邪魔されず安心なので、ご一緒できればいいのに」と書いてありました。そこから遠くない別荘に週末に行くことにしていたニューランドは、急いで返事を書きます。再会したエレンは「あなたがいて幸せ」と言い、ニューランドはエレンを背後から優しく抱きしめることを夢見ますが、二人が手をつなぐとそこへボーフォートが現れ、エレンの家が見つかったことを告げます。
それからはニューランドは砂を噛むような毎日を送りますが、エレンから誘いの手紙が来ると、彼はメイに会いに行き、早く結婚しようと言います。メイは他に女性がいるのでは、と一旦は疑いますが、結局彼に抱きしめられ、彼を信じることにします。ニューランドはミンゴット老夫人に4月に結婚するための力添えを頼みますが、老夫人は、ミンゴット家は社交界の伝統に従い長い婚約期間を守るのが常なので難しいかも、と言います。(明日へ続きます‥‥)
→Nature Life(http://www.ceres.dti.ne.jp/~m-goto
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