おかげさまで生きてます

日々の暮らしのなかで

オチ

2008年02月02日 | 日記・エッセイ・コラム
久しぶりに服を買いに出掛けた。 
 
結構大きな店。不景気な世間をよそに、
フロアはお客でパンパン状態。
店内は、いかにもって言う感じでディスプレってある。
天井近くまで積み上げられた服を見て歩く。
常に上を見ているって感じ?
 
お目当ての服を探していると、
二組のカッポーが前から近づいてきた。
いまどき高校生って感じのカッポー!
そのうちの一組、笑顔のかわいい女性。
馬鹿面の男の後ろを歩いてきた。
 
それでなくてもパンパンの店内。
すれ違う瞬間、彼女の太モモンに僕の左がヒット。
手の甲がヒットした。
いや、しばらく押し当てた。
 
柔らかなエロスを満喫していると、
 
「あっ!」
 
彼女が大きな声を出す。
 
「えっ?」
 
内心どきどきしながらも、振り向くと
申し訳なっさそうに、 
 
「スミマセン・・・・」
 
彼女の貴金属が僕の服に引っかかったみたいだ。
引っかかっただけなのに、
何故か彼女の指は僕の背中をまさぐっている。
  
「???」
 
状況が見えないが、ここではなんなんでと、
彼女は試着室へと僕を誘導した。
 
「スミマセン」
 
いぜん、彼女は謝っている。
 
試着室に入ると、笑顔で店員がやってきた。
話を聞いていると、よくあるそうだ。
そりゃ、あるでしょうね! とか心無い返事をしていると、
錆びたハサミを取り出す店員。
 
「・・・・」
 
意味が分からない僕に対して、
 
「笑えませんね?」
 
恥ずかしそうにハニカム店員。
 
次に出してきたのはピカピカに光ったハサミだ。 
 
「これでいいですか?」 
 
「え・・?」
 
状況が分からない僕に店員が、今度は真剣な顔で、

「早く確かめてください」
 
どうやら切れるかどうかを確認しろと言っている。
それも指を出して確認しろと言うのだ。
 
「恐いね!」 
 
躊躇していると、店員はまたまたハニカンだ笑顔で、
 
「早くしないと、手術出来ませんよぉ!」 
 
 
 
ここで目が覚めた。
 
不思議な夢だった。
 
 



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする