![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/24/05/c8d1eaeeb0059d84d1fa65a5c9c9f648.png)
十月の声を聞いて歩くとふと懐かしい香りが立った。キンモクセイの花は香りで知らせてくれる。足元には曼珠沙華の赤い花が目立っている。暑い、暑いと言っているうちに秋も半ばである。この日、石破首相が政権についた。正論を言い続けてきた石破氏がどんな政治をみせてくれるか。内閣の布陣をみてもそんなに変わるとは思えない。スーパーの売り場で小さなサンマがこじんまりと並んでいた。新米も売り場に並ぶようになったが5㌔の袋が3000円を超えている。どの売り場も値段がすっかり変わってしまった。
十月やこめかみさやに秋刀魚食ふ 石田波郷
もう七輪で煙をもうもうとさせて食べた秋刀魚も自由に手に入らない。庶民の秋刀魚も食卓から遠い存在だ。知人から栗をいただいた。十月にちなんで今夜は栗ご飯。剥いた栗10個、米4合、みりん大匙3,白だし大匙3、塩小匙1.5。水を分量入れて炊き上げる。ささやかな秋の味覚。