お彼岸、雨のなかの墓参り。中日が過ぎて、墓参りの人もちらほらだ。裏の庭に、クリスマスローズと水仙がひっそりと咲いていた。今日は、ウォーキングにもあいにくの雨で、階段歩きに切り替える。歩数でほぼ8000歩、ほぼ一日のノルマを消化する。今月の8日頃から、スマートウォッチが示す最大酸素摂取量が、31㎖と1ポイント下がっていた。運動量も減らしたつもりはないが、少し気になっていた。
人間は空気中の酸素を肺に取入れ、心臓のポンプ作用によって筋肉へ送られる。つまり呼吸機能と循環機能を合わせた心肺機能が、運動の持久力を作り出す。心肺機能の向上はとりもなおさず最大酸素摂取量を増やすことと同意義である。60歳台の男性の平均値が30㎖なので、さほど心配する必要がない。運動の継続でこの数値を上げることができると言われているので、山登りを続けるためにも、33㎖まで数値を上げることを当面の目標である。数値が下がっては少し残念である。
今日の階段歩きで、ウォッチが示すトレーニング効果が2.2から終了時2.6となった。運動を終わって最大酸素摂取量の数値を見ると32㎖を回復していた。平地のウォーキングより、階段登りの方が効果があるということなのか。山登りの回数が冬の間は減ることも関係しているかも知れない。
宮下充正先生の『山歩きのサイエンス』には、スタミナアップのためには
ややきついと感じる運動を一日30分~40分、週3回以上を8~10週続けることと述べている。根気強く、運動の強度を高めていかないと、トレーニング効果は出ないと述べている。
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