やっと梅雨らしい気候になった。朝の散歩もあまり遠くまでは行けない。家でドライハーブを細かくして、100円ショップで買った小袋に入れて、梅雨時のサシュにしてみた。玄関の壁やクローゼットに吊るし、妻のベッドの枕元にも置いた。ハーブは苗から育てて、花を見たり、香りも一緒に楽しむ。花穂や切り詰めた枝を、吊るしてドライハーブを作りながら香りも楽しむ。クローゼットや玄関など、ほのかな香りが楽しい。高齢者の楽しみには、似合っていると満足している。アロマンのプレイで汗や部屋にさわやかな香りで満たすと、心なしか不快な梅雨時にさわやかな空間が実現できる。
五月雨の晴れ間に出でて眺むれば
青田涼しく風わたるなり 良寛
久しぶりに山田の稲を見た。田は青々として、稲穂が出るのもも少しのようだ。ベランダのカサブランカの花芽が日に日に大きくなっている。ブルーベリーの実が熟したので、鳥にとられる前に少しだけ収穫した。トマトも少しずつ熟している。野菜や稲も、時の経過とともに、何ごともなかったようにその生を完結していく。人間の生もまた同じように完結に向かって、時が刻まれる。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます