常住坐臥

ブログを始めて10年。
老いと向き合って、皆さまと楽しむ記事を
書き続けます。タイトルも晴耕雨読改め常住坐臥。

撤退

2019年10月05日 | 登山

栗駒山の登山口まで、山形から約3時間。朝方の雨をもたらした前線が抜けて、晴れることを信じて向かった。宮城側は雲があるものの、雨の様子もなく、全山紅葉に期待を膨らませながら、一関インターで高速を降りた。秋田へと通じる国道342号は、山道へかかり次第に高度を上げていくにつれ、雲が増え、ガスがかかってくる。須川高原温泉の駐車場へ到着すると、視界をさぎる深い霧と、10mを越える強風。駐車場がいっぱいになるほどの乗用車。最盛期を迎えた紅葉を見にきた人がいかに多いかが分かる。温泉の案内所で、係の人に様子を聞くと、これから山の様子を見に行くとのこと。車には様子を見ながら残っている人も多い。

栗駒山の登山を断念、一関にある束稲山へ向かう。栗駒山を降りると、空はうって変わって明るくなる。束稲山には、市内へ送るテレビ電波のアンテナがあり、頂上近くまで車が入る。京塚山とならんで、一関の西に位置する里山である。30分かかって登り、持参した弁当を開く。紅葉への期待が大きかっただけに、撤退は残念であったが、台風の影響が残る強風には抗しがたい。本日の参加者7名、内男子3名。


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