日が経つのが早い。とにかく早い。気温が急に上がって、身体の順応が追いつかないのか、身体がだるい。今日も最高気温は30℃にとどきそうな様子だ。
この間開いたばかりの紫陽花の花は、もうあざやかな色をつけて雨を待っている。
農作業は早朝に済ませる。雨の降らない畑は、すっかりからからに乾燥している。私がやっているような小さな農園は、如雨露で水をやるが一番のように思う。水をもらって野菜たちは、みなうれしそうな表情を見せる。なかでもズッキーニが一番元気だ。朝開く黄色い花は目を見張るような鮮やかさで、雄花もしっかりと開き、蜂が花のなかに身を埋めて蜜を吸っている。受精も成功したようで、きょうは見事に太った実を二本収穫することができた。
ニンニクを収穫した。昨秋種を植えてから9ヶ月だが、初めて栽培にしては予想を超えた立派な出来栄えで感激である。これから切り残した軸を紐で結び、ベランダの日陰で干して来年の収穫までの食用に供する。
タマネギも同時に収穫した。紫タマネギの色の神秘に驚いてしまう。どうして自然は、こんな色を作り出すことができるのだろうか。この深い紫は、人工の染料では実現できないような美しさである。
タマネギの収穫は葉が倒れ、緑が枯れたらよい、とされるので収穫したが、葉の色がこの程度あれば、もう少し畑に置くとタマネギの玉はさらに大きくなると、教えてくれる人がいた。今年はもうしかたがないので、来年の参考にするよりない。
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