恵美須神社などで開運をお願いしたミモロは、お腹が空いて、ちょっと元気がない様子。でも「そうだ、この近くに美味しい親子丼のお店があるはず」と、思い出した途端、がぜん元気を取り戻し、歩き出します。
京都の東側を南北に走る東大路を越えて、細い道に入ると、坂の上に八坂塔が見えてきます。この辺りは、京都の風情がいっぱい。昼間、ときどき舞妓さんや芸者さんがブラブラ歩いているのに出会います。でもそれは本物ではなく、観光客が衣装を着て、京都気分を味わっているもの。また観光案内をする人力車のお兄さんもいて、「乗りませんか?」と声を掛けられたミモロ。でも今は、食事のことで気もそぞろ。「今度ね」と言うと、目指すお店へ一目散。
旅のポイント:観光客が憧れの舞妓さんや芸者さんに変身するのは、年齢に関係なく楽しいよう。昼間、観光地をフラフラしているのは、どんなに可愛くても本物ではありません。本物には、そんな時間はありませんから。変身した人を見たら、たとえどんな姿であっても、「キレイ!」とひとこと言ってあげましょう。それも旅の礼儀のひとつ・・・・。
「あれ?お店の感じが前と違う…」。ミモロが前に来たときは、古く小さなお店だった「ひさご」。今は、しっとりとした佇まいのお店に変身です。すでにお昼時を過ぎているのに、店内は、お客様でいっぱい。「合い席でお願いします」と言われ、二人連れのサラリーマンさんたちと同じテーブルに。もちろん注文したのは、評判の親子丼です。
しばらくして、ミモロの前には、大きな丼が。そこには、京風の出汁とたっぷりの卵でとじた鶏肉がのっています。ふわふわの卵の中からはゴロゴロ鶏肉が。ネギの風味が美味しさを誘います。「すごーい!いただきまーす」。大きな丼から立ち上る美味しそうな匂いに、ミモロはやや興奮気味。隣のお兄さんもその様子に目を細めます。
旅のポイント:京都は、実は鶏肉が美味しい。かしわと呼ばれ、専門店も多数あります。ぜひ、味わってみましょう。また親子丼は、多くの蕎麦屋さんでも食べられます。関東の親子丼より、卵が柔らかく、山椒をたっぷり掛けて味わいます。お昼ごはんにおすすめの味です。
「あー美味しかった!」お腹がいっぱいになったミモロは、八坂神社を目指し下河原通を歩きます。途中、立ち寄ったのは、好物のおじゃこ(ちりめん山椒)を売っている「やよい」です。
「これこれ!ご飯に合うのよね。食べたくなっちゃう」。あれ?今、親子丼を食べたばかりでしょ!店内に入り、「お友達のお土産にしよう」と、おじゃこの袋詰めを3つ購入します。
旅のポイント:おじゃこ(ちりめん山椒)は、京都らしい味のひとつ。それぞれのお店で、ちりめんの大きさや味付け、山椒の量に違いが。自分好みの味を見つけるのも楽しいこと。
「ここは、なんのお店?」ミモロが足を止めたのは、京都らしい風情ある建物のお店「にじゆら」です。
中にはいると、色とりどりの日本手ぬぐいやハンカチが、いっぱい。「日本の伝統的な染色方法で作った品なんですよ。デザインは、イラストレーターなど作家さんのものや店のオリジナル」とお店のお姉さんが教えてくれました。どれも色鮮やかで、モダンな感じの手ぬぐいで、ミモロも欲しいと、あれこれ見せてもらいます。
また店の一角には、お香が並びます。「どうりでお店に入ったら、とてもいい香りがすると思った!」。店に並ぶお香は、室町通に本店がある「山田松香木店」の品。「そこには、前に行ったことがある。香木ダンスがあるところでしょ」。御所の近くにある室町のお店は、江戸時代創業の老舗。ミモロは、その時のことを思い出し、お姉さんと話が弾みます。「お香は、古くから女性のみだしなみに欠かせないもの。どんな香りが好きですか」。ミモロは、鼻をピクピクさせて、好みの香りを探します。
自分へのお土産の手ぬぐいを買ったミモロは、八坂神社に急ぎます。
ミモロからの質問:あなたは京都で、どんなお土産を買いたいですか?教えて
京都の東側を南北に走る東大路を越えて、細い道に入ると、坂の上に八坂塔が見えてきます。この辺りは、京都の風情がいっぱい。昼間、ときどき舞妓さんや芸者さんがブラブラ歩いているのに出会います。でもそれは本物ではなく、観光客が衣装を着て、京都気分を味わっているもの。また観光案内をする人力車のお兄さんもいて、「乗りませんか?」と声を掛けられたミモロ。でも今は、食事のことで気もそぞろ。「今度ね」と言うと、目指すお店へ一目散。
旅のポイント:観光客が憧れの舞妓さんや芸者さんに変身するのは、年齢に関係なく楽しいよう。昼間、観光地をフラフラしているのは、どんなに可愛くても本物ではありません。本物には、そんな時間はありませんから。変身した人を見たら、たとえどんな姿であっても、「キレイ!」とひとこと言ってあげましょう。それも旅の礼儀のひとつ・・・・。
「あれ?お店の感じが前と違う…」。ミモロが前に来たときは、古く小さなお店だった「ひさご」。今は、しっとりとした佇まいのお店に変身です。すでにお昼時を過ぎているのに、店内は、お客様でいっぱい。「合い席でお願いします」と言われ、二人連れのサラリーマンさんたちと同じテーブルに。もちろん注文したのは、評判の親子丼です。
しばらくして、ミモロの前には、大きな丼が。そこには、京風の出汁とたっぷりの卵でとじた鶏肉がのっています。ふわふわの卵の中からはゴロゴロ鶏肉が。ネギの風味が美味しさを誘います。「すごーい!いただきまーす」。大きな丼から立ち上る美味しそうな匂いに、ミモロはやや興奮気味。隣のお兄さんもその様子に目を細めます。
旅のポイント:京都は、実は鶏肉が美味しい。かしわと呼ばれ、専門店も多数あります。ぜひ、味わってみましょう。また親子丼は、多くの蕎麦屋さんでも食べられます。関東の親子丼より、卵が柔らかく、山椒をたっぷり掛けて味わいます。お昼ごはんにおすすめの味です。
「あー美味しかった!」お腹がいっぱいになったミモロは、八坂神社を目指し下河原通を歩きます。途中、立ち寄ったのは、好物のおじゃこ(ちりめん山椒)を売っている「やよい」です。
「これこれ!ご飯に合うのよね。食べたくなっちゃう」。あれ?今、親子丼を食べたばかりでしょ!店内に入り、「お友達のお土産にしよう」と、おじゃこの袋詰めを3つ購入します。
旅のポイント:おじゃこ(ちりめん山椒)は、京都らしい味のひとつ。それぞれのお店で、ちりめんの大きさや味付け、山椒の量に違いが。自分好みの味を見つけるのも楽しいこと。
「ここは、なんのお店?」ミモロが足を止めたのは、京都らしい風情ある建物のお店「にじゆら」です。
中にはいると、色とりどりの日本手ぬぐいやハンカチが、いっぱい。「日本の伝統的な染色方法で作った品なんですよ。デザインは、イラストレーターなど作家さんのものや店のオリジナル」とお店のお姉さんが教えてくれました。どれも色鮮やかで、モダンな感じの手ぬぐいで、ミモロも欲しいと、あれこれ見せてもらいます。
また店の一角には、お香が並びます。「どうりでお店に入ったら、とてもいい香りがすると思った!」。店に並ぶお香は、室町通に本店がある「山田松香木店」の品。「そこには、前に行ったことがある。香木ダンスがあるところでしょ」。御所の近くにある室町のお店は、江戸時代創業の老舗。ミモロは、その時のことを思い出し、お姉さんと話が弾みます。「お香は、古くから女性のみだしなみに欠かせないもの。どんな香りが好きですか」。ミモロは、鼻をピクピクさせて、好みの香りを探します。
自分へのお土産の手ぬぐいを買ったミモロは、八坂神社に急ぎます。
ミモロからの質問:あなたは京都で、どんなお土産を買いたいですか?教えて