人間には、旅のDNAがあるというお話をしました。
でも、だれもが同じ理由で旅のDNAが、活発化するわけではありません。
Aさんは、温泉に行きたいと思います。それは毎日、仕事がきつく休みたいから。
Bさんは、京都のお寺が頭に浮かびます。それは歴史に興味があり、実際に見てみたいという知的好奇心から。
Cさんは、海を見たいと思います。それは、何か生活に閉塞感があって、のびのびしたいから。
Dさんは、名古屋に行こうかと考えます。それは、懐かしい友人に会いたいから。
など、必ず旅に行く理由があります。
旅に出たいというのは、心のサイン。旅をしたい理由を、満足させてあげる必要があるということです。できるだけ、早く旅に出ましょう。
「別に旅には、行きたくない」という人は、きっと今の生活で、DNAは満足できる状態にあるのでしょう。(そういう人は、無理に旅にでることはないと思います。例え、誰かに誘われても、あまり楽しくなくて「疲れただけ・・・」というのがオチ)。
人それぞれ違った理由ですが、いずれも日常から離れたいという共通点があります。
「別に生活に不満はない!」と反論される人もいるでしょうが、きっと旅に出ると、もっと何かがリフレッシュされたり、いっそう元気になったりするでは?
ミモロは、「パワースポットに行きたい。だって、そこに行くとエネルギーがいっぱいになるんでしょ」。ミモロは、ちょっと疲れていたのかも・・・・。
何で旅をしたいのか。
それをしっかり意識して、旅をすると、DNAが喜ぶ幸福旅になります。
ここで大切なのは、日常から離れるという旅の共通点だけを見て、どんな旅でもいいやと出かけないことです。
つまり、Aさんは、温泉に行きたいと思っているところに、友人のBさんに京都の旅に
誘われました。そこで、まぁ気分転換になればと、京都に行くことに。でも、Aさんの旅のDNAは、温泉に行きたいというサインを出しています。だから、京都に旅をしても、「なんか余計疲れた気がする・・・やっぱり温泉に行きたい!」と思ってしまうことに。
つまり、自分の旅をしたい理由に、あくまでも従うこと。
自分のための旅なんですから。
ミモロは、自分のしたいことを存分にやっているので、すごく幸せそうです。