銀閣寺から、バスと地下鉄東西線を乗り継ぎ、蹴上駅のウェスティン都ホテル京都に着いた頃には、すっかり夜になっています。「お腹空いちゃった!」と、途中、買ったシュークリームにかぶりつくミモロです。
今食べたら、夕ご飯が食べられなくなりますよ。「大丈夫!これは別バラ・・・」そういうとシュークリームを2こもペロリ。ミモロ、別バラなんてないのよ、胃袋はひとつ。でも、全然気にしないミモロです。
「うー、やっぱり、あんまり夕ご飯たべられなくなっちゃった。そうだ、ホテルのバーに飲みに行こう!」そういうと、お洒落なドレスを着て、ホテルのバーに出掛けます。
ドレスアップしたミモロは、ちょっとすまし顔。
旅のポイント:旅行というと、歩きやすいウォーキングシューズが楽ですが、京都で、夜、食事やバーに行くには、やはりパンプスやミュールも用意しておきたいもの。料理屋さんやレストランには、京都の人は、ウォーキングシューズでは来ませんから。靴を見れば、観光客かどうか一目瞭然です。
キラキラきらめく町の灯りが望めるバーは、ロマンチックな雰囲気。甘いジャズの歌声が、いっそうムードを高めます。カップルやグループで過ごす人の中、ミモロはひとりカウンターに。「何になさいますか?」とバーテンダーが尋ねます。
「あのメニュー見せてください」とミモロは、ドリンクではなく、料理のメニューを真剣に見て、スープとサラダを注文。そして「モスコミュールも」と付け加えます。ミモロ、ここはバーなのに・・・。しっとりとした雰囲気の中、運ばれたサラダをムシャムシャムシャ。食べられない・・・って言ってたのに、食欲は、旺盛です。
旅のポイント:ひとり旅をする場合、食事が問題になります。そんな時、ホテルのレストランやバーは、ひとりでも居心地のいい場所です。ひとりで食事をするときは、堂々とゆったり大人の雰囲気で過ごしましょう。ウェスティン都ホテルのバーでは、レストランの営業時間なら、五目焼きそばも注文できます。また、サンドイッチやスープのような軽食なら、バーの営業時間内に、いつでも食べられ、夕食を食べ損なった時に便利です。
部屋にもどったミモロは、ドレスを脱いだら、すぐにお風呂に直行。
「アーいい湯だなぁ」ゆったりとしたバスタブでのんびり過ごすミモロです。ホテルのアミニティーのシャンプーとコンディショナーで、ミモロの毛もいっそうソフトになりました。
「マッサージをしてもらおう!」。ミモロは、さっそくサービスエックスプレスのボタンをプッシュ。しばらくして女性のマッサージスタッフが到着。
「そ、そこそこ、気持ちいい・・・。ホテルのマッサージって大好き。だってすぐに眠れるんだもん」。
旅のポイント:ホテルでマッサージを依頼したら、あらかじめ支払うためのお金を用意しておきましょう。マッサージの後の気持ちよさをできるだけ損なわないように。
スースースー、すぐにミモロの寝息が聞こえてきました。明日もしっかり歩きましょうね。いい夢を・・・。