京都は、テレビドラマや時代劇の舞台に一番登場するロケ地。そのメッカが「東映太秦映画村」です。
「一度、行ってみたかったんだー」と、時代劇大好きのミモロ。ついにその夢がかなう日が…。
「東映太秦映画村」は、昭和50年11月1日にオープン。テレビに押され、衰退する日本映画産業を支えるために、新たな試みとしてスタートしました。敷地内には、江戸の町並のセットが並び、歩くだけで、江戸気分を楽しめるようになっています。また、日本映画の歴史がわかる「映画文化館」、「浮世絵美術館」などのほか、「お化け屋敷」「からくり忍者屋敷」などのアトラクションもあり、子供から大人まで楽しめる京都の観光スポットです。
まずは、映画村の入口で、大人2200円の入場券を購入し、中へ。
入口付近には、おみやげのショップや飲食店がいろいろと。
太秦の撮影所と言えば、なんと言っても「水戸黄門」。時代劇の長寿番組のひとつです。
現在の黄門様は、里見浩太朗さん。確か若い頃は、スケさんかカクさんだったはず…。
ショップには、あの三つ葉葵の印籠が並んでいます。
「やっぱりおみやげとして人気あるんだー」。
さすが人気の水戸黄門。
「キャー、パフェも水戸黄門の器に入ってるー」。
すでにお気づきとは思いますが、ミモロは刀をさしています。これは、ショップの方が見つけてくださったペーパーナイフ。ここで人気のみやげものの一つが刀をモチーフにしたもので、その中にミモロにピッタリサイズのものが見つかりました。
「よかったーこれで刀がお侍気分満点!」と、ミモロは大喜び。
刀を差したミモロは、意気揚々と映画村の中へ。
うーなかなか似合ってる、凛々しい女剣士?
映画村の中に入ったミモロ、「わー江戸時代にいるみたい…」と、もうワクワク。
この日は、金曜夜に始まった「信長のシェフ」の撮影があって、ファンの女性たちが大勢見物に。(撮影がない日もあります)
実際に撮影している現場や出演する役者さんたちに会えるのも、映画村の魅力です。
「へえーこういう番組もここで作られているんだー」
人気の京都を舞台にしたテレビドラマが並びます。時代劇だけでなく、東映は、多くのテレビドラマを制作。
鮮やかな朱塗りの格子が並ぶのは「吉原通」。夜、ライトをつけての撮影で、賑わう吉原が登場するところ。
ミモロ、そっちに入っちゃダメでしょ…。
トコトコと映画村を見て廻るミモロ。
「ここ、知ってるーよく見るよねー」と…。そう、この橋は日本橋。旅の出発やエンディングに登場することが多い場所。
歩くごとに、江戸の町が、次々にミモロの前に現れます。
「あれ、かわいいポニー」
子供が乗って、写真撮影ができるポニーちゃん。ミモロをどうも気に入ったようで、近づいてきました。
「あれ、なんか人が…」と、空を見上げると…
忍者の人形が、綱を渡っています。
「なんだ、お人形だったんだー。驚いたー」と…。
「あ!新撰組…」
映画村には、役者さんたちが、お侍や町娘などの姿で映画村のご案内をする「扮装案内人」がいて、いっそう江戸時代を感じさせます。みんな、気軽に写真撮影などにも応じてくれます。
ミモロも、お侍になった気分で、映画村の中を闊歩。
「あら?かわいいお侍さん…」と、呼び止められたミモロ。
「すごーい、ちゃんと刀も差してるのね…」と、ステキな若衆と町娘に言われ、「ハイ…」ちょっと恥ずかしそうにモジモジ。
「これから、この中村座の建物の中で、『忍者ショー』が始まるので、ぜひ見て行ってください…。他にも無料で参加できる、楽しいことがいろいろあるんですよー」と。
ミモロは、さっそく映画村の中心部に位置する芝居小屋の「中村座」の中へ。
*「東映太秦映画村」詳しい情報は、ホームページで。
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