京都は、寺社仏閣の多さは、日本一。でも、実は、教会の数も、多いのです。ミモロは、そのひとつ御所西にある「聖アグネス教会」を訪れました。


キリスト教が伝来した1549年以降、日本での布教活動を平戸からスタートし、京都へと至ります。1569年、宣教師ルイス・フロイトが、織田信長に謁見。京都の町にも「南蛮寺」と呼ばれる教会が建てられ、多くの信者を集めます。その後、キリスト教禁止が行われますが、明治になり、再び、市内には、教会の建築が進みます。

ここ「聖アグネス教会」は、日本聖公会京都教区に所属する教会。その聖堂は、明治31年(1898)の竣工されたレンガ造りのゴシック様式で、設計は、立教学院初代校長も務めたアメリカ人建築家 ジェームズ・マクドナルド・ガーディナーによるもの。

歴史の中で、何度か改修工事なども行われましたが、素晴らしいステンドグラスの窓は、大部分が、竣工当時のものをとどめています。ステンドグラスのデザインもガーディナーによるもので、その製作は、日本人の職人の手によります。


木組みが見える教会の天井。装飾がすくないプロテスタントの教会です。その厳かな雰囲気に、ミモロもおのずと言葉少なく、静かに椅子に座っています。


「教会に来ると、なんか懺悔したくなっちゃう…」と、自分の行いを思い出してるよう…。

この教会には、昭和56年に設置されたパイプオルガンがあります。
礼拝の折り、響く音色・・・さぞや美しいことでしょう。
しばらく椅子に座って、じっとしていたミモロ。教会の中を見学させていただくことに。

また、教会の南西角には、歴史を物語る洗礼室があります。

教会を後にしようとしたミモロに「これどうぞ…」と、クリスマスのご案内のパンフレットが渡されました。

「いらしてくださいね~」と。「24日の19時から、クリスマスイブ キャンドルサービスがあるんだって…だれでも参加できるって書いてあるよ」とミモロは目を輝かせます。
八百万の神様、仏様に手を合わせるミモロ。「クリスマスイブ…どこかの教会に行きたい…」と、思っているよう。

*「聖アグネス教会」京都市上京区烏丸下立売角 電話075-432-3015

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