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ネコのミモロのJAPAN TRAVEL (Mimoro the cat:JAPAN TRAVEL)

「京都観光おもてなし大使」のライターとネコのミモロが、京都の情報や暮らし、グルメなどをご紹介。心和む雑誌のようなブログ

京都の姉妹が作った和漢植物のスキンケア製品「アンバン」と、なんでもきもの屋さんの「和衣庵」

2014-12-27 | 京都

「なんか最近、毛荒れが気になるんだよね~特に、顔の部分…」と、口のまわりのパサつく毛並をさわりながら…。「あ、そうだ、前に東京のデパートで京都生まれのスキンケアやってる方と知り合いになったんだ~、ちょっと相談に行ってみようと…」とミモロ。さっそく名刺を頼りに、そのお店に向かいました。
 
四条通を西院からさらに西へ。そばに大きなニトリのお店がある並びです。
「なんか化粧品やさんらしくないけど…いいのかなぁ~」と、恐る恐る中を覗きながらお店の中へ。
「こんにちは~あの~ミモロと申します」と店の中に声をかけると…。「あ、東京で会った方ですね~。よくいらっしゃいました。どうぞ…」と、スキンケア製品をつくった臼井さんが笑顔でお出迎え。

落ち着いた色調で整えられた店内の棚には、いろいろなスキンケア製品が並んでいます。

「いろんなものがあるんだ~」とミモロ。でもよく見ると、実は、すごくシンプルなもの。
クレンジングオイルと石鹸。そして保湿クリームという3点が基本で、ほかに美容液や目元のアイクリームなどはありません。
 

「アンバンANBAN]というこのスキンケアブランドは、「スキンケアがめんどくさい…」という臼井さん姉妹が開発したシンプルなお手入れのスキンケア製品です。「へぇ~京都にもお肌のお手入れめんどくさいって思う女性がいるんだ~」とミモロのイメージする京美人は、お肌のお手入れに手間をかける人というもの…。

「あの~どういう風に使えばいいんですか?」と、女の子のミモロは、真剣に臼井さんに使い方を伺います。

「使い方?すごく簡単なんですよ。石鹸で顔を洗って、その上に、保湿クリームを塗るだけ…はい、おしまい!」と臼井さん。
「あ・・・そう…」とあまりの簡単さにミモロの目は点に…。


この「アンバン」というスキンケア製品は、含まれる美容成分のすべてが植物からできています。契約農家さんに大切に育てられた大豆やオタネニンジン、マルキンカンなど、それぞれが一番盛りの時期に収穫し、それらを独自の調合で、1000日以上じっくりと漬け込み抽出した成分を、全製品に配合しているのだそう。

「みんな自然のものなの?」とミモロ。「そうです。私たち自身いろいろなスキンケア製品を使ってきたんですけど、なかなか肌に合わなくて…アトピーなんです…」と。そんな肌の悩みから、それなら自分たちで合うものを作ろうということでできたのだとか。

「だから、子供からお年寄りまで、幅広く使っていただいてます。アトピーなど、肌が弱い方でも、これなら使えるって…」と。

トロリとしたクリームは、肌に伸ばすと、しっとり…ベタツキ感もありません。
ミモロも手の上に伸ばします。「ホント、毛並がしっとりする…べたべたしないのもいい感じ…」と。「オムツかぶれの赤ちゃんにも使えるんですよ」と。また化粧下地にもおすすめだとか。

「ミモロちゃんの場合は、お顔にファンデーションを塗っていないし、目の周りに、アイシャドウやアイライナーも使っていないから、クレンジングオイルを使わなくても、石鹸だけで充分ですね~」と臼井さん。
手間のかかる枠練り製法という時間をかけた作り方でできた石鹸は、和漢植物をそのままぎゅーっと固めたよう。凝固剤、防腐剤、発泡剤などの添加物は一切入っていません。「お顔だけでなく、全身に使ってください…汚れも取れるし、洗い心地もしっとりしますよ。ミモロちゃんにぴったりかも…」と。ミモロなら、頭から足先まで全部使いたくなる石鹸です。

スキンケアの基本アイテムのほかに、パック&スクラブや、リンスのいらないシャンプーがあります。
 
「製品の質にこだわったら、ちょっと値段が高くなっちゃいました…」と。「う~確かに…」

ファンデーションをぬっていないという臼井さんの肌は、スベスベではりもあります。
「若いからなんじゃないの~」と、おばさんのような発言のミモロ…「いいえ、70代の方もお使いいただいてますが、とても肌の調子がいいそう…。肌のもつ力を、蘇らせるスキンケアなんです」と。

「なるほどね~」と臼井さんのお話しに頷くミモロです。


「ところで、このお店…和雑貨も売ってるんですか?」と店内を見回して・・
 
「あ、それは少しだけね~」と。実は、臼井さん姉妹の実家は、着物の加工、縫製、お手入れなどが本職。「もともと着物の加工やお手入れのスペースに、スキンケア製品をちょっと置いていたんですが、こちらも好評だったので、お店を改装して、スキンケアの「アンバン」と着物のお手入れや直しの「和衣庵」という2つを一緒にしてるんです」と。

「え~着物の手入れやお直しもしてくれるの?」とミモロは興味津々。

反物を持ち込まれたら、着物に御仕立したくれます。また、古い着物などの洗い張り、クリーニングをはじめ、サイズ変更。ひとえのものを袷にしたり、着物を羽織に変えたりとなんでもOK。

丸洗いのクリーニングなら、5000円くらいからとリーズナブル。

「着物をアロハシャツに仕立てることもでできますよ」と。

タンスの肥やしになっている着物を、生き返らせるお店です。

「だから『なんでもきものやさん』なんだ~」とミモロ。「あの~ミモロの着物のクリーニングもお願いできますか?」「はい、もちろん、かなり小さから安くしときますね」と。

「わーいいお店知っちゃった~」と嬉しそうなミモロです。


*「アンバンANBAN]および「和衣庵」の詳しい情報は、それぞれのホームページからどうぞ…。


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