山形の山間の温泉地「銀山温泉」。古い情緒が残る山間の小さな温泉地です。温泉街の中心部に流れる川の両側に、木造建ての3階建や、4階建ての宿やお土産物屋が軒を連ね、大正ロマンの雰囲気が漂うと、国内外の観光客に人気の場所。
ミモロが住む京都からは、約7時間かかります。「京都も寒いけど…銀山温泉はもっとずっと寒いね~」と、震えるミモロです。でも、夕暮れの温泉地の雰囲気は、独特の魅力を備えていて、厚手のセーターを着込んで、お散歩に出かけました。
温泉地の奥手に位置する橋のそばに、赤い古いタイプのポストが立っています。

さて、そのポストのそばに、カフェがあります。


「酒茶房 クリエ」というカフェ&バーです。「寒いから、ちょっと温まろう…」とミモロは、中へ。
木の家具やカウンターのある、ちょっと山小屋のような雰囲気。

2階には、外が見えるテーブル席があります。


「ここからの景色って銀山温泉らしい…」向かい側の古い大きな宿が、窓の外に聳えています。
1階に戻って、飲み物を注文することに…「あの~なにか体がポカポカする飲み物ください…」とミモロ。
「それならジンジャーミルクかモコモコ焼ココアなんて、どうですか?」とマスターの小関哲朗さん。

カウンターで、マスターがミモロの飲み物を作りはじめました。ミモロは、そばでじっと見つめています。

「あの~このお店、いつごろからやってるんですか?」とミモロ。
「ここは、今年の8月から…まだ始めたばかりです」とマスター。以前は、別のお仕事をされていたそう。このお店は、実家のお土産店の隣りにあります。
「あの~『クリエ』って店名・・・どういう意味ですか?」とミモロは、次々に質問。
「フランス語で、手紙という意味ですよ」「あ、お店の前にポストがあるから?」とすかさずミモロ。「そうですね~」

「わーおしゃれなコースター…。お酒もいろいろあるんだ~」とカウンターの向こうの棚にずらりと並ぶ酒瓶…

「あ、美味しそうなケーキ…」とカウンターの上のガラスケースを、じっと見つめるミモロです。

「はい、できましたよ。モコモコ焼ココアです」


「ポカポカになっちゃった~」お腹の中からココアで温まったミモロです。

温かな店の外は、雪がまだ激しく降り続いていました。

*「酒茶房 クリエ」山形県尾花沢市銀山温泉 0237-28-2038 営業時間/11:00~17:00 20:00~22:00LO 火曜休み+不定休

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