ネコのミモロのJAPAN TRAVEL (Mimoro the cat:JAPAN TRAVEL)

「京都観光おもてなし大使」のライターとネコのミモロが、京都の情報や暮らし、グルメなどをご紹介。心和む雑誌のようなブログ

雪深い温泉地、山形の「銀山温泉」のおしゃれなカフェ&バー「酒茶房 クリエ」で味わうモコモコ焼ココア

2014-12-22 | 国内旅行

山形の山間の温泉地「銀山温泉」。古い情緒が残る山間の小さな温泉地です。温泉街の中心部に流れる川の両側に、木造建ての3階建や、4階建ての宿やお土産物屋が軒を連ね、大正ロマンの雰囲気が漂うと、国内外の観光客に人気の場所。

ミモロが住む京都からは、約7時間かかります。「京都も寒いけど…銀山温泉はもっとずっと寒いね~」と、震えるミモロです。でも、夕暮れの温泉地の雰囲気は、独特の魅力を備えていて、厚手のセーターを着込んで、お散歩に出かけました。

温泉地の奥手に位置する橋のそばに、赤い古いタイプのポストが立っています。
「こんなにたくさん雪が積もってる…まるで雪のお帽子かぶってるみたい…」
さて、そのポストのそばに、カフェがあります。
 
「酒茶房 クリエ」というカフェ&バーです。「寒いから、ちょっと温まろう…」とミモロは、中へ。

木の家具やカウンターのある、ちょっと山小屋のような雰囲気。

2階には、外が見えるテーブル席があります。
 
「ここからの景色って銀山温泉らしい…」向かい側の古い大きな宿が、窓の外に聳えています。

1階に戻って、飲み物を注文することに…「あの~なにか体がポカポカする飲み物ください…」とミモロ。
「それならジンジャーミルクかモコモコ焼ココアなんて、どうですか?」とマスターの小関哲朗さん。
「じゃ、ココアお願いします」とミモロ。

カウンターで、マスターがミモロの飲み物を作りはじめました。ミモロは、そばでじっと見つめています。

「あの~このお店、いつごろからやってるんですか?」とミモロ。
「ここは、今年の8月から…まだ始めたばかりです」とマスター。以前は、別のお仕事をされていたそう。このお店は、実家のお土産店の隣りにあります。
「あの~『クリエ』って店名・・・どういう意味ですか?」とミモロは、次々に質問。
「フランス語で、手紙という意味ですよ」「あ、お店の前にポストがあるから?」とすかさずミモロ。「そうですね~」

「わーおしゃれなコースター…。お酒もいろいろあるんだ~」とカウンターの向こうの棚にずらりと並ぶ酒瓶…

「夜は、バーになるんですよ」と。洋酒だけでなく、日本酒もいろいろあるそう。自家製シューマイや庄内豚とキャベツの煮込みなどのおつまみもそろっています。

「あ、美味しそうなケーキ…」とカウンターの上のガラスケースを、じっと見つめるミモロです。
「それ洋ナシのフランです。山形が、洋ナシの産地ですからね~」「あの~これください…」と、あまりに美味しそうだったので思わず追加。
「はい、できましたよ。モコモコ焼ココアです」
ココアの上に、焼いた香ばしいマシュマロがのっています。そしてその下には、アツアツのココアが…。

「このケーキも美味しい…」カスタードクリームと、煮込んだ洋ナシの絶妙なハーモニー…。

「ポカポカになっちゃった~」お腹の中からココアで温まったミモロです。

温かな店の外は、雪がまだ激しく降り続いていました。
「また、今夜も積もるのかな~」と、空を仰ぎながら、吹雪の中を宿へと戻ります。

*「酒茶房 クリエ」山形県尾花沢市銀山温泉 0237-28-2038 営業時間/11:00~17:00 20:00~22:00LO 火曜休み+不定休



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コメント (2)
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