「大津百町膝栗毛ツアー 職場町名物 大津絵めぐり」に参加したミモロ。
「何が始まるの?」ミモロは、「大津絵美術館」から「圓満院」の「宸殿」のお座敷へ移動しました。
そこで拝見するのは、「大津絵踊り」です。大津市の無形民俗文化財に指定され、それが見られるこの機会はとても貴重なのだそう。
踊り手の方々が登場し、踊りが始まります。
ミモロは、一番前で、じっと見つめます。
三味線の演奏と歌に合わせて始まった「大津絵踊り」は、宿場町大津の花街で始まったお座敷芸のひとつ。
江戸時代は、大津にはたくさんの花街があり、そこで盛んに踊られた人気の演目。
でも、今は後継者が不足し、その保存が危ぶまれているのだそう。そんな貴重な踊りが見られるのも、このツアーの魅力。
「大津絵踊り」は、「大津絵ぶし」という唄に合わせて、お面をかぶって踊ります。
そこには、大津絵10種が唄い込まれているのです。
「あ、雷公だ~」とミモロ
鬼のお面に、太鼓を引き上げる道具を持っています。
「藤娘~」と次々に登場。
お面を替える早業に驚くミモロでした。
「なんか楽しい踊りだね~」そう、お座敷で盛り上がる踊りなのです。
踊りが終わった後、ミモロもお面をかぶらせていただきました。
「鬼の念仏だよ~」
「私…綺麗?」と藤娘になったミモロ。
「大津絵踊り」を継承している皆さん。もう何年も踊っているそう。小さな後継者も…。
これからも、「大津絵踊り」を未来に残してくださいね~。
さて、踊りを拝見した「圓満院」の「宸殿」は、重要文化財。
この建物は、京都御所より移築されたもので、元和6年(1620)に徳川秀忠の娘、和子(まさこ)が後水尾天皇の女御として入内した際に新たに造営された御殿です。ここには、正保4年(1647)に移築されたそう。
「あそこに和子さまお座りになったのかな?」と、「玉座」を見たミモロ。
そうかもね…
[ここ門跡寺院だよね~」とミモロ。
そう、「圓満院」は、寛和3年(987)に、村上天皇の第三皇子悟圓親王を開基にして創建されました。その当時は、ここが「平等院」と呼ばれていたそう。歴代皇族の方が務める門跡寺院になりました。
「門跡寺院って、どこも本当に立派で、雅で、品格が漂うね~」と、現在京都と中心に17の門跡寺院があります。
「宸殿」前の日本庭園は、室町時代の相阿弥の作と言われる池泉観賞式庭園で、書院の中から眺めように作られているそう。
「あそこから、見るときっと一番きれいに見えるように出来てるのかも…」とミモロが見るのは、「玉座」です。
あそこには、入れないの…。「ネコでも?」はい、ネコでも…。
「この池のお水は、どこから来てるの?」とミモロ。
「それは奥の池の中から水が湧いているんです」と教えてもらいました。
石垣に囲まれた中の水の中に、薄っすら四角く囲われた場所がありました。
お寺の本堂が池の向こうに続きます。
日本庭園へと続く石垣は、きちんと石組みされた部分が次第に自然な雰囲気の石組みに代わっています。
「ここも庭の風情を大切にした工夫なんですよ~」との解説。「へぇ~そうなんだ~」と感心するミモロでした。
「大津絵美術館」をはじめ、「圓満院」のことをいろいろ教えてくださったご担当の皆さん。ありがとうございました。
「また、桜の頃に来たいです」というミモロ。そう、お庭には、それは立派なサクラの木があり、その開花した姿を見たいと思いました。
さて三井寺は、その名の由来通り、天智、天武、持統天皇が産湯に使われた井戸があると伝えられ、豊かな水に恵まれた場所。
その「三井の名水」は、開運の湧き水と言われ、ペットボトルなどで無料で頂くことができるそう。
「え~ペットボトル持ってくればよかった~飲みたいなぁ~」というミモロ。
「そろそろランチの時間ですね~お料理には、その湧き水が使われいますから…楽しみにね~」と言われ、「ランチだって!」と目を輝かせて、「宸殿」から移動しました。
*「圓満院」の詳しい情報はホームページで
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