京都府立植物園に行ったら、ぜひ寄りたい「陶板名画の庭」。

ミケランジェロの「最後の審判」が、すぐ近くで鑑賞できます。
ミモロは、「京都府立植物園」で春のお花を楽しんだ後、その東側にある「陶板名画の庭」に行くことに。「ここ、前にも来たことあるけど…久し振りに行ってみよう~」と。入場料は100円なので、気軽に行くことができます。

ここ「陶板名画の庭」は、有名な名画を、そのまま陶板画にして、屋外で楽しめるユニークな美術館なのです。
全部で8点あり、その内4点は、「1990年国際花と緑の博覧会」に出展されたもの。なんでも、これらの陶板画は、堺屋太一さんの発案企画で、ダイコク電気株式会社から京都府に寄贈されたものだそう。
その陶板画を展示するために、建築家安藤忠雄さんが設計した建物なのです。

入口に20mほどズラーと続くのは、京都高山寺が所蔵する鳥羽僧正作の「鳥獣戯画」です。

「長~い。でもすごく見やすいね~」とミモロ。

それもそのはず原寸を縦横2倍に拡大。だから登場する動物たちの表情や姿がすごくよくわかります。

「うさぎとキツネ、あそこにカエル、サル、あ、ネコもいる~みんなとても生き生きしてる~楽しそう~」と。なぜか、馬や鹿などは、擬人化されていません。
ちょうど目の前に広がるため、とにかく見やすい…。

「楽しかった~」と、擬人化された動物たちに共感を覚えるミモロでした。
まさに漫画のような楽しさを備えた「鳥獣戯画」。昔からアニメに通じる感性を日本人は持っているのだろうと思わずにはいられません。
なだらかなスロープを歩きながら眺められる名画。
「あれ知ってるよ~レオナルド・ダ・ヴィンチの「最後の晩餐」だ」

こちらはほぼ原寸。
また人々の様子が細かく描かれた作品は、台北故宮博物院にある張澤端作「清明上河図」。

こちらも縦横2倍に拡大。原画は損失し、残された写しを基に作られたもの。こちらも拡大されているので、細部までよくわかります。
スロープの途中から眺めることができる「最後の審判」

バチカンのシスティーナ礼拝堂にあるものの原寸。
「バチカンでは、こんなに近くで見られないね~」
下からは、まさに見上げるほどの大作です。
「すごい~でも、ちょっと怖い~」とミモロ。

そうミモロの位置からだと地獄の場面しか見えません。
ほかには、モネ作の「睡蓮・朝」、スーラ作の「ラ・グランド・ジェット島の日曜日の午後」、ルノアール作の「テラスにて」の原寸、ゴッホ作の「糸杉と星の道」縦横2倍拡大の陶板画が見られます。

「なかなか楽しかった~」と、改めて訪れて、前とは異なる部分をじっくり見られたり…。
北山通に面した「陶板名画の庭」。近くにランチなどで訪れた時にもぜひ…。
*「陶板名画の庭」の詳しい情報はホームページで
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