ネコのミモロのJAPAN TRAVEL (Mimoro the cat:JAPAN TRAVEL)

「京都観光おもてなし大使」のライターとネコのミモロが、京都の情報や暮らし、グルメなどをご紹介。心和む雑誌のようなブログ

ミモロの桜リポート。寺町通「本満寺」のしだれ桜。高野川沿いのユキヤナギ。

2022-03-28 | 京都桜の名所

「ここのしだれ桜も見なくちゃね~」と、「京都御苑」の桜を見たミモロが訪れたのは、今出川通から、寺町通を北に上がったところにある「本満寺」です。

大きな傘を広げたような姿が美しいしだれ桜。樹齢90年とも言われる桜です。

日蓮宗の本山で、洛中法華二十一ヶ寺本山のひとつ。応永17年(1410)に、関白近衛道嗣の長男の日秀が自宅の敷地に造営し、近衛殿内道場として繁栄したそう。その後、この地に移転。
江戸時代には、8代将軍徳川吉宗の病気平癒を祈願して以来、徳川家の祈願所になりました。

しだれ桜があるのは、本堂の西側。とても姿の美しい桜なので、撮影する人がいっぱい。だからこれ以上、桜に近づけないミモロ。
「でも、ここから見るのミモロだけだよ~」と、正面から桜に臨みます。

「ホントは、桜の樹の下に入りたかったんだけど~」とミモロ。

全体を眺めるだけでも、充分です。

*「本満寺」京都市上京区寺町通今出川上ル2丁目鶴山町16 境内散策自由。
しだれ桜を鑑賞した後は。そこから、出町柳駅方向に進み、鴨川が高野川と賀茂川に分かれるデルタへ。ミモロは、東側の高野川沿いを北上します。

川沿いは、毎朝、近郊に住む人が犬の散歩やジョギングなどをする場所。春の河川敷は歩くだけでも楽しい所なのです。

「わ~すごい~たくさんユキヤナギが咲いてる~」


川沿いに、10mはあると思われるユキヤナギ。

他の季節では、あまり気づかないユキヤナギですが、白い花を枝に付け、まるで白い壁のように続きます。(小さいミモロにとっては壁のように続く感じです)


そばのレンギョウが彩りを添えて…

「ねぇ~マスク外してもいい?」とミモロ。

周囲には、誰もいないから、マスク外していいですよ。

「ねぇ~ユキヤナギって白ばかりじゃないんだね~ピンクのもあるよ~」

そう、貝原益軒もその著書「花譜」に、「…枝のすえに花多く集まり、ひらく事雪のごとし。…また。一種薄紅あり」と。

ユキヤナギは、植物学の分類ではバラ科の落葉低木。
「え~桜もバラ科でしょ?同じ仲間なの?」とミモロ。植物学上では、まぁ、仲間かも…。
バラ科には、90属2500種の植物があり、バラ、梅、桃をはじめ、イチゴ、リンゴ、ビワなどもその仲間。
「え~イチゴもバラ科なの?」そうなのです。

植物を見ると、植物分類に興味を抱くミモロでした。(変なネコ???)


「かわいいお花…」ミモロは、花のついた枝を襟巻にしたり、しっぽにして遊びます。

「桜ばかりじゃなくて、他の春の花も愛でてあげてね~」とミモロ。

「あ、チューリップ…」近くに住む方がお手入れしたのでしょう。


高野川沿いの道には、春の景色がいろいろ。「お散歩楽しいね~」というミモロです。


<ブログを見たら 金魚鉢をクリックしてね 応援よろしく!ミモロより
人気ブログランキング

ミモロの通販ショップ「ミモロショップ」はこちら 

ミモロへのお問い合わせ・ご要望は、mimoro1888@gmail.comまで



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする