「ここのしだれ桜も見なくちゃね~」と、「京都御苑」の桜を見たミモロが訪れたのは、今出川通から、寺町通を北に上がったところにある「本満寺」です。
大きな傘を広げたような姿が美しいしだれ桜。樹齢90年とも言われる桜です。
日蓮宗の本山で、洛中法華二十一ヶ寺本山のひとつ。応永17年(1410)に、関白近衛道嗣の長男の日秀が自宅の敷地に造営し、近衛殿内道場として繁栄したそう。その後、この地に移転。
江戸時代には、8代将軍徳川吉宗の病気平癒を祈願して以来、徳川家の祈願所になりました。
しだれ桜があるのは、本堂の西側。とても姿の美しい桜なので、撮影する人がいっぱい。だからこれ以上、桜に近づけないミモロ。
「でも、ここから見るのミモロだけだよ~」と、正面から桜に臨みます。
「ホントは、桜の樹の下に入りたかったんだけど~」とミモロ。
全体を眺めるだけでも、充分です。
*「本満寺」京都市上京区寺町通今出川上ル2丁目鶴山町16 境内散策自由。
しだれ桜を鑑賞した後は。そこから、出町柳駅方向に進み、鴨川が高野川と賀茂川に分かれるデルタへ。ミモロは、東側の高野川沿いを北上します。
川沿いは、毎朝、近郊に住む人が犬の散歩やジョギングなどをする場所。春の河川敷は歩くだけでも楽しい所なのです。
「わ~すごい~たくさんユキヤナギが咲いてる~」
川沿いに、10mはあると思われるユキヤナギ。
他の季節では、あまり気づかないユキヤナギですが、白い花を枝に付け、まるで白い壁のように続きます。(小さいミモロにとっては壁のように続く感じです)
そばのレンギョウが彩りを添えて…
「ねぇ~マスク外してもいい?」とミモロ。
周囲には、誰もいないから、マスク外していいですよ。
「ねぇ~ユキヤナギって白ばかりじゃないんだね~ピンクのもあるよ~」
そう、貝原益軒もその著書「花譜」に、「…枝のすえに花多く集まり、ひらく事雪のごとし。…また。一種薄紅あり」と。
ユキヤナギは、植物学の分類ではバラ科の落葉低木。
「え~桜もバラ科でしょ?同じ仲間なの?」とミモロ。植物学上では、まぁ、仲間かも…。
バラ科には、90属2500種の植物があり、バラ、梅、桃をはじめ、イチゴ、リンゴ、ビワなどもその仲間。
「え~イチゴもバラ科なの?」そうなのです。
植物を見ると、植物分類に興味を抱くミモロでした。(変なネコ???)
「かわいいお花…」ミモロは、花のついた枝を襟巻にしたり、しっぽにして遊びます。
「桜ばかりじゃなくて、他の春の花も愛でてあげてね~」とミモロ。
「あ、チューリップ…」近くに住む方がお手入れしたのでしょう。
高野川沿いの道には、春の景色がいろいろ。「お散歩楽しいね~」というミモロです。
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