「わ～咲いたね～」とミモロが楽しそうにしてるのは、「京都御苑」です。
お散歩に出かけたミモロ。ちょっと足を延ばして「京都御苑」を訪れました。自転車のバスケットに乗って…。
夕方近くになると、観光客の姿はほとんどなく、犬の散歩をする人の姿がちらほらと…。
寒さが戻って来た京都…出かけたものの、急に冷たい雨が降って来ました。
「う～濡れちゃう～」と慌てて、毛糸のマフラーを頭にかぶるミモロです。
「冷たい～」という雨は、ミモロの体を濡らします。
京都の季節の変わり目は、天候が不安定。突然雨が降り出すのも、よくあること。
自転車で到着したのは、梅林。
あまりまだ梅は咲いていませんが、一部は満開。
ミモロは、さっそく得意の木登りを…。
「やっと雨やんだね～あれ？なんかいる～」と、枝に座って耳を澄ませます。
すると、梅の枝がガサコソと揺れています。
「あ、メジロだ～」
ミモロは、数羽のメジロの群れの真ん中に…。
「なにしてるのかな？」とよく見ると、どうも梅の花の蜜をついばんでいるよう。
「美味しいのかな？きっと甘いんだね～」と、小さな声で…。
しばらくすると、ミモロのすぐそばまでやって来るようになりました。
「もっと梅が咲いたら、たくさん密食べられるね～」と、今年は開花が遅い梅、来週には、ほとんどの木が開花するのでは…。
さて、春の楽しみの桜は…というと、桜。そろそろいつ咲くのかというのが、話題になり始めました。
今年は、早めという予想もありますが…
「あそこもチェックしようね～」とミモロ。
「京都御苑」の枝垂桜のつぼみは、赤くなり始めたものの、まだ寒さで硬いまま…。
「でも、春の準備できてるね～どんなことがあっても…」とミモロ。人間の世界が、コロナや戦争でバタバタしている時も、桜は、毎年、変わらずに花を咲かせます。
「あそこも、春の景色だよね～」とミモロがいうのは、「松ヶ崎浄水場」のそばの疏水沿い。
そこにあるのは、水仙の花…
「水仙って、春一番に咲くのかも～梅より早いものね～」
さて、ここもミモロが毎年訪れる桜のポイント。哲学の道沿いの桜並木は、有名で、観光客も大勢訪れますが、実は、この辺りの桜も見事なのです。
「ここの桜も、まだつぼみ硬いね～」
寒さが戻ったので、やはり開花は4月に入ってからなのでは？とミモロ予想。
「梅は咲いたか、桜～はまだかいな～」と口ずさむミモロ。どこで覚えたの？？？
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