「お点前、頂戴いたします~」と挨拶して、抹茶を頂くミモロ。
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京都の北山通、「京都府立植物園」の北側にある「表千家北山会館」。2月19日まで行われている「特別展」を拝見に来たミモロは、入館料に含まれる呈茶を頂きます。
2階の広いスペース。「どうぞお好きなところにお座りください」と係の方に促され、中程の席へ。
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そこに、お菓子とお茶が運ばれました。植物園の緑を借景に、穏やかな陽ざしの中、静かにお茶を頂戴します。
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「美味しく頂きました~」とミモロ。「もしお時間があれば、ご自分でお茶を点てることもできますよ」と係の方。
「え~予約しなくてもいいんですか?」とミモロ。会館の入口に「お茶を点てる体験も随時行っています」との看板があり、それが気になっていたのでした。
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「はい、今日は、お客様が少ないので、今からでも大丈夫ですよ~ちょっとお仕度にお時間頂きますが…」と。
「大丈夫、時間たっぷりありますから…」と即、お返事。
準備が整うまで、ミモロは、2階の展示室を拝見します。
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「ここにもウサギさんがいる~」
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この水指は、永楽家から初釜のために、平成23年にその年の干支にちなみ、家元におさめられたもの。能楽の演目「竹生島」の文様で、兎が月を背に波間を走っている姿です。
「あ、用意できたみたい…」と急いで席に戻ります。
テーブルには、お盆の上に茶碗、茶器、茶筅、茶杓が用意されていました。
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「では、茶器の蓋を開けて、茶杓で抹茶をすくって、茶碗に入れてください~」と、そばにいてくださる係の方がやり方をご指導くださいます。
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「あ、お茶の経験ありますね~」と、ミモロの茶器の扱いを見ていた係の方。
「はい、少しだけ…」とミモロ。
茶碗に入れた抹茶を茶杓で、スースースーと平らにします。
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そして、茶碗の縁でトントンと軽く茶杓の抹茶を落とし、茶杓を懐紙の上に戻しました。
「茶道のお稽古してますね~」と…「はい、少しだけ…」
ミモロの動作に迷いがありません。
本当に初めてお茶を点てる人には、係の方がひとつひとつ丁寧に教えて下さるので、大丈夫。
「では、お湯を注いでください」とお湯の入ったポットが登場。「あの~それ重くて持てないので、お湯入れてもらっていいですか?」とお願いするミモロです。「はい、そのくらいで…」と。
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「ちょっと少なかったかな?」と注いだお湯を見て…まぁ、大丈夫でしょう…
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茶筅を手にして、はじめはゆっくり、抹茶が溶けるように動かします。
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それから、シャカシャカとリズミカルに動かします。
「慣れてますね~」とそばで係の方。「え~そんな~少しだけ…」とミモロ。
「ちょっと泡立ちすぎたかな?」と。表千家の泡の点て方は、控えめで、泡のない部分も…
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「いい香り…クンクン…では、頂戴いたします」と、お茶碗を時計回しに2回軽く回して、お茶碗の正面を避けて飲みます。
そして、飲み終わったら、逆に2回まわして…元に戻します。「美味しかった~」と一言。
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おうちでもお茶が点てられるように丁寧に解説したプリントも頂けます。
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そのプリントの最後には、こんな言葉が…
「おいしいお茶を飲むためには、心を調えることが何より大切です。先人達が残した茶道の「型」を通して、心を調えるヒントを学んでみませんか」とありました。
「そうなんだ~お茶って心を調えるためにするんだ~」と改めて茶道の奥深さを感じたミモロでした。
「表千家北山会館」に入館すると、お茶を自分で点てる体験ができます。ぜひ、今までやったことがない人も…。
「立派な建物だから、茶の湯を知らない人は、ちょっと気後れしちゃうかもしれないけど大丈夫だよ~」とミモロ。
ミモロにも、みなさんとても親切にやさしく対応してくださいました。ありがとうございました。
*「表千家北山会館」の詳しい情報はホームページで
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