「大阪のビジネス街にできた立派な美術館だね~」とこの日ミモロが訪れたのは、大阪京橋に昨年9月に移転オープンした「山王美術館」です。
京都から京阪電車に乗って「京橋駅」へ。そこからは駅に直結するプロムナードをトコトコ進むこと、約5分。
このエリアは、ビジネスパーク地域で、いろいろなイベントが開催。大きなコンサートが行われる「大阪城ホール」もあります。
寝屋川を渡ると、「山王美術館」の建物が目の前に…
「ホテルモントレ ラ・スール大阪」に隣接するビルです。
さて、「山王美術館」は、ホテルモントレの創立者が、数十年にわたり蒐集した美術品のコレクションを公開。2009年にホテルの中に開館。そして2022年9月に、「ホテルモントレ ラ・スール大阪」に隣接する独立館として新たにオープンしました。
創業者の木下政雄氏は、明治43年に明石に生まれ、呉服商に奉公し、昭和11年に神戸三宮に「丸糸呉服店」を創業。昭和22年には、質屋をはじめ、これが「アコム」の前身に。マルイトと社名を変えた会社は、不動産賃貸業へ進出し、昭和61年にホテル事業に参入し、現在、全国に展開する「ホテルモントレ」に。
「へぇ~ホテルモントレのルーツって、呉服屋さんなんだ~」と初めて知ったミモロです。
600点におよぶと言われるコレクションは、近代の西洋絵画、日本洋画、日本画、書、陶磁器、彫刻など多岐にわたるもの。
現在、1月30日まで美術館を代表する作品を展示する「ベストコレクション展」が開催されています。
3月からは、「藤田嗣治展」が行われ、2月は休館になります。
ミモロは、以前お伝えした「ミュージアムぐるっとパス・関西」を利用し、入館料1300円を1000円に割り引いてもらいました。
まずエントランスロビーから拝見。
ここでは、アンティークの調度品がゲストを迎えます。
「どんなお家にあったんだろ?」と想像するミモロ。
そしてそばには、ジャン・ジャンセンの「ざくろのある静物」が展示されていました。
作品を撮影できるのは、このエリアだけ…
さぁ、5階の展示室から、コレクションを鑑賞しましょう。
横山大観、上村松園、東山魁夷など作品を展示。
4階には、フランス近代絵画を代表するルノワールやシスレー、ロートレックなど…
「見ごたえあるね~」と言いながら、各フロアをエスカレーターで移動します。
「なんか建物もアートしてるね~」とエスカレーターから下を覗くミモロ。気を付けて~
3階のフロアでは、佐伯祐三。梅原龍三郎、小磯良平など、日本近代洋画を鑑賞しました。
1階には、ミュージアムショップやコーヒーなどがセルフサービスで楽しめる休憩スペースもあります。
「来るたびに大阪って変わってるね~」と、2025年の大阪万博に向けて新たな姿を構築し続ける大阪の町。
そのパワーはおどろくばかりです。
*「山王美術館」の詳しい情報はホームページで
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