ネコのミモロのJAPAN TRAVEL (Mimoro the cat:JAPAN TRAVEL)

「京都観光おもてなし大使」のライターとネコのミモロが、京都の情報や暮らし、グルメなどをご紹介。心和む雑誌のようなブログ

開園120周年を迎える「京都市動物園」。のんびり過ごせる憩いの場所。久しぶり~と感激のミモロ

2023-04-14 | 京都
「わ~い!久しぶり~」と嬉しそうなミモロ。ここは、京都岡崎にある「京都市動物園」です。


琵琶湖疏水の北側にあり、ちょっと前までは、桜が園内を彩り、多くの人が訪れた人気の場所。
「ここ大好き~」と何度も訪れているミモロ。「このところずっと来てなかった…」と不満そうなので…ちょっと寄ってみることに。
博物館や美術館、イベントスースなど、さまざまな文化施設が集まる岡崎エリア。その一角にある町中の動物園です。
「いろんな動物さんいるんだよ~」

面積4.1ha 2020年で、動物の種類は122種類、548個体が暮らしています。

明治36年(1903)に大正天皇のご成婚を記念し開園。今年で120周年を迎えます。

東京の「上野動物園」の次に歴史ある動物園です。

「ほとんど人がいないね~」とこの日、動物園の中をミモロは、のんびり歩けるほど空いています。


なんども訪れているミモロ…馴れた足取りで、園内をめぐります。

最初に訪れたのは、同じ仲間がいる場所。

「ジャガー君だ~」と、すらりとした体形の憧れの存在。

でも、コロナ感染以来、近くで見ることができません。

「ネコって、コロナに感染しやすいんだって~気を付けないと…」とミモロ。でも、もうマスクは外していますけど…。

大きなトラ…ちょうどお昼のモグモグタイム。たっぷりとしたお肉をムシャムシャ…

「さずが食欲旺盛だね~」とダイナミックな食べっぷり。

園内をトコトコ進んで、途中いろいろな動物の住まいを覗くものの、お昼寝なのか、姿が見えません。

「ここなら絶対会えるね~」と向かったのは、ゾウの森エリアです。


「ゾウさんもランチタイムかな?」とバックヤードにも足を延ばすと…・
そこには、ランチの用意ができています。

草食動物のゾウ…なんともヘルシーな食材が並んでいます。

「でも、こんなヘルシーな食材だけで、あんなに大きくなるなんて…すごいね~」とミモロ。

確かに考えてみると、すごく不思議…

さて、「京都市動物園」のある場所は、平安時代、白河と呼ばれ、風光明媚な地として、すでに愛されていました。その時代に最も栄えたのは、この地域に巨大寺院群「六勝寺」を白河天皇など歴代の天皇と上皇が作り上げた時期です。

動物園の敷地は、白河天皇の「法勝寺」の一部に当たり、現在の観覧車のそばの場所には、観覧車を上回る高さの「八角九重塔」が聳えていたのです。

その礎石の一部が今もそこに…。

「東寺の五重塔より、25mも高いんだって~すごいよね~見たかったなぁ~」と、今やその壮麗な姿を想像するのみ…。
強固な地盤工事により、地震では倒壊しなかったのですが、残念ながら健保元年(1213)の落雷で焼失してしまいます。その後、」再建されるも、またもや焼失。それからは復興されることなく、また、応仁の乱以降、かつて壮麗な姿を見せていた寺院群も姿を消し、このエリアは江戸時代まで、農地として使われるようになります。

「岡﨑エリア」が再び注目を集めたのは、明治以降。広大な土地は、大規模な施設建設に相応しく、「平安神宮」をはじめ、大きな文化施設が次々に建てられてゆきます。

園内には、琵琶湖疏水の水を引きいれた池がある日本庭園などもあり、大人も楽しめる動物園になっています。


「もっと歩こう~」とミモロは、また動物たちに会いに歩きます。

新緑が清々しい動物園…本当に気持ちいい季節です。

*「京都市動物園」の詳しい情報はホームページで

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