「ここでお茶するの~」とミモロが、六甲山の巡回バスに乗ってやってきたのは、「六甲山ホテル」です。
実は、その昔、ここを訪れたことがあります。雰囲気のあるクラシックホテルで、ジンギスカンを食べた記憶があります。
さて、1929年に宝塚ホテルの分館として開業した「六甲山ホテル」は、2017年に閉館。阪急阪神ホテルズから運営を担うのは大阪に本社を置く外車輸入販売の「八光自動車」で、イタリア人建築家ミケーレ・デ・ルッキのディレクションによって、2019年から「六甲山サイレンスリゾート」として、2025年の全面オープンに向けて段階的に開業されています。
古い歴史を留める本館はそのままに、宿泊施設部分は解体され、新たな施設の建設を待つっています。その敷地面積は、なんと東京ドーム6個分もあるそう。小さな湖もあり、その周囲に宿泊施設ができるそう。ホールや教会もでき、幅広い年齢層が楽しめるリゾートとしての開業が待たれます。
「きっとここにマセラティやマクラーレン、アストンマーティンなんかの車でゲスト来るようになるかもね~」とミモロ。でもそういう外車が似合うリゾートになるのでは??
「昔となんか雰囲気違う~」と正面玄関から続く階段へ。
そう、違うのは、赤絨毯がないのです。確かかつてはここに赤絨毯がゲストを迎えていたはず…。今は、板張りになっています。
でも、ロビーには、かつての雰囲気が残っています。
「前はここに薪が灯されていたよね~」
また、新たな家具が配されたサンルームがあり、心地よい場所に…「なんか眠くなっちゃう~」と目がトロンとしてきたミモロ。
「アップルパイ食べないの?」というお友達の声に、パッと目覚めるミモロです。
ショップには、おしゃれなグッズがいろいろあります。「後で見ようね~」と言って、上の階へと進みます。
そこはカフェスペース。
「六甲山ホテルっていえば、アップルパイだよね~」と。クラシックホテルは、なぜかどこもアップルパイとオニオングラタンスープが人気の定番。ここもそうだったのです。
「あの~アップルパイお願いします~」とミモロ。
オープンキッチンではパティシエさんが、アップルパイを作ってくれています。でもちょっと大きめサイズだったので、お友達と半分こすることに…。そこであらかじめハーフサイズを2つ作っていただきました。
「はい、お待たせしました~どうぞお召し上がりください~」とミモロの前に…。
「なんかおしゃれなアップルパイ…」とミモロ。これはかつてのアップルパイを現代風にアレンジし、甘さも控えめで、リンゴの食感がより楽しめるようにしたものだそう。
「美味しいね…でも…やっぱり前の方もよかったなぁ~」とミモロはポツリ。
さて、同じフロアにあるのが、キッズルーム。
子供が自由に遊べるスペースです。
「お絵描きもできるよ~」と、さっそく
木のおもちゃがいろいろあって、次々に遊びます。
「はい、ミモロ、背伸びたかな?」と。「うん、ちょっと伸びたみたい」とお友達。たぶん靴の分2ミリほど高くなっています。
「どうぞまたいらしてくださいね~」とカッコいいスタッフに見送られカフェを後に…。
さぁ、六甲ケーブルの駅に向かいましょう。「マセラッティじゃないの~?」「そう、ここからは、バス待つより、歩いた方が早いかも…」と、ミモロ達は、そこから10分ほどトコトコ山道を進みます。
すでに駅に入っているケーブルカーに乗車。「もうすぐ夜になっちゃうね~夜景も見たかったけど…」と先を急ぐミモロたちです。
10分間の乗車時間にもかかわらず、ミモロはお友達に寄りかかってウトウト。
アップルパイを食べてお腹いっぱい~そして必死に歩いた疲れがミモロを睡魔で包みました。
すでにライトアップされた「六甲下駅」。
「なんかクリスマスみたいだね~」そう、クリスマス時期、六甲山はライトアップされてロマンチック雰囲気もいっそう。
神戸の夜は、キラキラと輝く町の灯りが似合います。
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