「わ~大きな神社だね~」と、12月30日JR神戸駅に降り立ったミモロ。駅前には、「湊川神社」が鎮座しています。
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ここは、後醍醐天皇と共に鎌倉幕府を打倒し、新たな武士の世を建てようとした楠木正成公を祀る神社です。
「あ、ここに参拝するのは、後ね…まずは、新開地の喜楽館に行かなくちゃ~」と、ミモロが朝9時すぎに急いで向かったのは、そこから徒歩10分ほどにあるかつて賑わった新開地の演芸を蘇られた「喜楽館」です。
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コロナ禍の2021年、文化庁の支援を受け、関西の落語家、講談師などによる「なみはや落語」「なみはや講談」フェスティバルが秋から年末にかけて開催されているのです。
ミモロは、11月には、落語を楽しみに訪れました。そして今回は講談です。
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講談師、旭堂南陵一門の方々による講談会で、以前、記者発表会に行ったミモロは、そこにいらした皆さんの舞台を楽しみにしていました。
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朝10時から始まる高座に向けて、朝8時に京都を出発し、JR新快速で神戸駅へ。「1時間はかかったけど、乗っちゃえば快適~。神戸も思ったより近いね~」と。
すでにお話したことがある方々の高座は、いっそう楽しみ…。
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「あれ?あんまり観客いなの?」
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会場内にも人はまばら…なんとミモロは、最前列のセンター席です。
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次々に進むお話…「講談って面白いね~」と、みなさんの話に引き込まれていくミモロでした。
31日の夜18:30は千秋楽。まだお席に余裕があるそう…お近くの方は、ぜひ…。
「来年も、ミモロ、講談や落語、見に行こう…と、今回のフェスティバルで、実際に観客を前に務められる舞台の臨場感がたまらないと感じたミモロなのです。
講談を楽しんだ後、ミモロは、再び「湊川神社」へ
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境内では、初詣の人たちのために屋台の準備が急ピッチに進んでいました。
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京都各所の神社では、コロナ対策のため、屋台の営業規制が行われるところも多く、ちょっと寂しい感じですが…。
「ここでは、ベビーカステラやお好み焼き、焼きそばなんかの屋台も出るんだって…」
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「湊川神社」は、楠木正成公が、湊川の戦いで自刃された場所で、その墓は地元の人たちに大切に守られてきました。江戸時代、楠木正成公を崇敬した徳川光圀公によって、立派なお墓が建立。そして明治天皇によって、明治5年に神社として創建されたのです。
クスノキが茂る境内は、7232坪と広々。神戸の人たちの崇敬を集めています。
本殿は、昭和20年の神戸大空襲で焼失。その後、昭和27年に復興されました。天井には神戸にゆかりの深い画家などが奉納した作品が、格天井を彩りっています。
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本殿前で進む初詣の準備は、大きなお賽銭箱の設置。
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多くの参拝者を迎える神社の期待が膨らむ大きさです。
「楠木正成公を大河ドラマに…だって~」と、NHKの大河ドラマの主人公にとの願いが地元には…
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「う~来年は、鎌倉幕府を作るお話だから、それを打倒する楠木正成公のお話は、もう少し先になるよね~」とミモロ。
大河ドラマの主人公になることで、観光促進にとの願いが…。
境内の一角にある「楠本稲荷神社」。現在の場所には、昭和28年に…。
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天井の赤い提灯の奉納も多く、福徳のご利益が多くの人を引き付けているのです。
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新年の準備に忙しそうな人たち…「来年は寅年だから、いろんなところにトラさんがいっぱい~」と、同じネコ科として嬉しいミモロなのです。
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*「湊川神社」の詳しい情報はホームページで
「さあ、JR新快速で京都に戻ろう…」と神戸駅へ
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ここは、東海道本線の終点。また門司への山陰本線の起点です。開業は明治7年(1874)で、日本2番目の鉄道路線、大阪ー神戸間に敷設された鉄道駅。(ちなみに1番目は、新橋ー横浜)。駅舎は、1930年の建築で、耐震補強工事なども行われ、昔ながらの雰囲気を留めながらの新しい駅舎です。
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「また、今度、ゆっくり新開地歩くんだ~」というミモロ。かつてここは、「東の浅草、西の新開地」と言われるほど、活況を呈してした場所なのです。さぁ、2022年は、どんなところのリポートに…これからもミモロをどうぞよろしくお願いいたします。
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