「遊びをせんとや生まれけむ…」と「今様」を謡いながら舞うミモロ。
さすが京都のネコ…趣味も雅です。
「今様」は、平安時代から鎌倉時代にかけて宮中などで流行した歌謡で、「現代風」という意味から「今様」と言われ、つまりその時代の流行り唄、流行歌です。当時の文化人、趣味人である後白河法皇が、愛し、多くの宮廷人が楽しんだ芸能です。
女性が男装で舞う白拍子は、今様の担い手でした。「静御前も白拍子なんだよね~」
すっかりその気のミモロなのです。
「祇園祭」の7月、1か月におよぶ期間中、他にもいろいろな行事が次々に行われ、それをお伝えします。
さて、ミモロが白拍子の装束で行ったのは、昨年、同じ時期に行われた「日本伝統芸能団」のご奉仕でした。
その中で、今様をなさっているのが、「日本今様謌舞楽会」。
まずは、その2代目のお家元の石原さつき先生にご挨拶に。
「こんにちは~ミモロでございます~」「まぁ、ミモロちゃん、素晴らしいお姿ですね~」と先生。
「はい、今様にちょっと興味あったんで、作っていただきました」と。
「なかなか本式の衣装で、立派ですね~」と褒められました。
このミモロの衣装は、いつも和服などを仕立ててくださるミニ着物作家の赤塚靖枝先生にお願いしたもの。
なんでも難しかったのは、赤い長袴。本物を参考に、ミモロサイズで仕立てたものです。
「わ~いっしょだ~」と、今様をなさっている小さなお友達。
すでに今様を習って2年くらいになるそう。お母さまがなさっていて、ご一緒に…。
伝統芸能が受け継がれていく、大切な人材。
「ミモロちゃんも今様やるの?」と。「うん、まだわかんない~ミモロ小さすぎるから、舞台で目立たないしね~」と、いろいろ語り合う二人。
すでに今様を楽しんでいらっしゃる先輩の皆さん。
「すごい!ミモロちゃん、やる気じゃない?衣装、私たちのより豪華だし~」と。
今様の舞台は、神社の舞殿で行われます。その前に、最終のリハーサルが始まりました。
ミモロもそれに参加…
「ここで扇を上げて~」
見よう見まねのミモロ。
みなさんと一緒にするのが、何より楽しいミモロです。
「いつか舞台に立てるようにがんばろうかな?」というミモロ
やがてリハーサルは終了。
「がんばってきてね~」と、お友達に声援を送ります。
「うん、任せて~!」と。
舞台の時間になり、舞手は、次々に橋渡りを通り、舞台へと進みます。
「いってらっしゃ~い」と、舞台の脇で、後ろ姿を見送るミモロです。
これから先は、舞手しかはいれない世界でした。
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