ネコのミモロのJAPAN TRAVEL (Mimoro the cat:JAPAN TRAVEL)

「京都観光おもてなし大使」のライターとネコのミモロが、京都の情報や暮らし、グルメなどをご紹介。心和む雑誌のようなブログ

ミモロのおすすめランチ。日本料理「出町柳 多佳(かずか)」。1200円の天ぷら定食が大評判

2022-09-05 | グルメ

「え~こんなにたくさん…揚げたての天ぷら…天丼にしてもいただけるんだよ~」とミモロが目を輝かすランチです。

目の前で揚げられるエビや野菜…サクサクの衣に包まれた食材の美味しさに舌鼓。

さて、ミモロが訪れたのは、叡山電車「出町柳駅」から、徒歩3分。駅をコンビニ方向に進んで、ドラッグストアの角を南へ行ったところにある日本料理の「出町柳 多佳(かずか)」です。

「教会の向かい側だね~」目立つ看板はありませんが、店の前にお品書きが出ています。

昨年11月にオープンしたお店で、ミモロは自転車で何度も前を通っていて、そのたびに中を覗くと、いつも満席。
「また、ダメだった~」と諦めたこと数回。

「多佳って、かずかって読むんだ~タカだと思ってた」と。

そんなある日、なんとお店に入れました。ちょうどお客様の入れ替わりの時間だったよう。「ラッキー!」
店内は、カウンター8席のみ。

すぐに満席になるはずです。

席に着いて、改めてお品書きを確認。「なににしようかな?」

一番人気は、天ぷら定食1200円。天ぷらのほかに、小鉢、ご飯、赤だしも。「なんか天ぷらたくさん出てくるみたいだよ~」
他に、だし巻き定食、西京漬定食各1200円、牛陶板焼定食1800円があります。

初めてのミモロは、まず人気の天ぷら定食をお願いしました。
まずは、小鉢が登場。


「あ、ミモロの天ぷら揚げてくださってるのかな?」とご店主が目の前で…

しばらくして、「はい、はじめの天ぷらです」と、揚げたてのエビ、鯛、しし唐、カボチャの天ぷらがミモロの前に。

「はじめ?ってなに・・・」と、不思議に思いながらも、アツアツの天ぷらを天だしとお塩で味わいます。

「こちらは丼だしです」と、天だしといっしょに置かれた小さな急須。
「あの~これどうするんですか?」とお店の方に伺います。
「はい、よければ、天丼にして召し上がってください~」と。「あ、天丼にするんだ~」とさっそくご飯の上に天ぷらをのせて、丼だしをかけます。

「キャ~天丼も楽しめるっていいね~」とミモロが、丼に夢中になっていると、
「はい、次の天ぷらです…」と、またエビと野菜などが置かれます。

「え~2回も天ぷら出てくるんだ~」と驚くミモロ。
お隣にいらした常連のお客様…「揚げたてを頂けるように2回揚げてくださるんですよ~すごいでしょ!」と。

さて、ここのご店主の依岡秀多さんは、かつて「京都ブライトンホテル」の日本料理で腕を磨かれ、その後、いろいろなホテルで日本料理の料理長をなさっていたそう。ここは、初めてのご自分のお店です。

奥様のお名前の佳子さまと共に「多佳(かずか)」と名付けられたのでした。
今、二人三脚でお店を…「開店当時は、知られてなくて、お客様が少なくて心配しました」と奥様。でも、1度、訪れると、また来たくなる美味しさと手ごろのお値段…常連客も増え、ランチは、開店と同時に満席に…。
もちろん夜は、ご店主の腕が冴えた日本料理が次々に…コースは、3300円~、一品料理は350円~と魅力的なお値段。

「夜も来たいなぁ~」とミモロ。とても予約しないと無理です。
お昼も予約可能です。

「コスパ最高だね!」とミモロもビックリするほどの内容。

「出町柳に来たら、いつも寄るんですよ」とおっしゃる常連さん。「その気持ち、よくわかる~」とミモロ。

ぜひ、一度いらしてはいかがでしょうか?ミモロおすすめランチです。

*「出町柳 多佳」京都市左京区田中下柳町9-7 ☎090-9704-2644 昼12:00~13:30 夜17:00~21:00 日曜夜と月曜がお休みです。


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