「やっと来れた~」とミモロが、うれしそうに眺める景色は、京都、左京区最北端の山里久多。
昨年の冬から早春にかけて、雪深い山里にミモロは、冬タイヤを持っていないので、入ることができませんでした。
すでに京都の町中では、桜は散ってしまったけれど、ここでは、まだ見ることができるほど…
久しぶりにやって来たのは、いつも自然観察と山の保全などの活動を行う「ビーバーの山の会」に参加するため。
今年、初めての活動は、「春の久多 山菜をあじわう~フキノトウ味噌をつくろう~」というイベントです。
今回、ご指導くださるのは、自家栽培の野菜や里山の食材を使った料理をなさっている料理人の田邊賢司さん。
ミモロ達参加者は、まずは、久多の川沿いで、山菜を探します。
「え~川のそばに山菜あるの?」と半信半疑なミモロ。
清らかな流れのそばには、どんな山菜があるのでしょう???
「あ、ウルイがありますね~」と、ビーバーの山の会でいつもミモロに植物のことを教えてくださる栗原さん。
「これは、山のかんぴょうとも言われ、保存食になるんですよ。ちょっと食べてみて…」と。
ミモロは、ウルイの葉をちょっと食べてみます。「草の味がする…苦くないね~」と。
「これはイタドリ…」薬草として使われ、痛みが取れることから、この名がついたのだそう。「これも食べられますよ」
「なんか葉っぱがいっぱい…」
「それはカンゾウ…湯がいてサラダ風に食べると美味しいんですよ」と。
こちらはアケビ…秋になってみのる果実は甘いそう。
「あ、これ知ってる~」とミモロが摘んだのは、ワラビです。
「こっちは、コゴミだよね~」
川の景色を楽しみながら、ミモロ達は、山菜探しを楽しみます。
ギザギザした葉っぱが特徴的なセイヨウノコギリソウ。薬草としても幅広く使われますが…
炒めたり、ハーブティーなどとしても楽しめるそう。
ミツバやハナサンショウも見つけました。
ミモロは、山菜を見つけることが楽しそう。
「いろいろ食べられる植物あるんだね~。最近、野菜も高いし、そのうち食べるものが少なくなったら、草食べないと…今のうちから、食べられる植物、学んでおこう…」とミモロ。う~そこまで深刻な食糧不足にはならないと思うけど…。
「ここにセリがたくさん生えてますね~」と田邊さん。
「セリは、この根の部分が美味しいんですよ」と。
「え~葉っぱしか食べてなかったかも…」という参加者も。
「では、そろそろ次のプログラムに移りましょう…」
「え?もう行くの…」と慌ててみんなの後を追うミモロ。
次は、古い農家の建物に移動して、「フキノトウ味噌」を作ります。
「ミモロちゃん、これミモロちゃんのこと???」と、仲良しのメンバーさんに
「え?どういう意味???ミモロに注意ってこと?う~違うよ…でも、食いしん坊のネコがいるのかな?それとも急に飛び出すネコがいるってことかな?」と首をかしげるミモロでした。
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