「梅の季節にここは外せないね~」と、ミモロが毎年楽しみにやって来るのは、京都駅の南側に位置する「城南宮」です。
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冬の寒さも去り、いよいよ本格的な春のポカポカ陽気となった京都。市内各所の梅も、例年より開花が遅れましたが、ついに硬いつぼみをほころばせ、見ごろの時期を迎えました。
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京都の梅の名所の中でも、ここ「城南宮」のしだれ梅の美しさはコロナ禍で緊張が続く人に、久しぶりに心休まるひとときをもたらしてくれるよう…
ミモロは、お友達と一緒にワクワクしながら「城南宮」にやって来ました。
「見ごろだって~」
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梅の咲く神苑に行く前に、参拝…「ここに来られたことへの感謝と、コロナ収束と世界平和をお願いしなくちゃ~」と真剣に祈るミモロです。
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そもそも「城南宮」は、平安京の平和を守るために創建された神社。熊野詣など都を離れ旅立つときにも、その安全を祈願したところです。「ウクライナの人たちが、どうぞ安全に過ごせますように…ちょっと遠いけど、神様のパワー届くよね~」そう願うミモロです。
参拝を終えて、いよいよ神苑に進みます。拝観料800円を納め、いよいよ中へ。
「うわ~きれい~」と、ミモロとお友達は、声を出すと、しばしその景色に見とれます。
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苑内には、150本を超すしだれ梅が植わり、なだらかな苔の山に春の景色を作っています。
「うわ~」とそれしか言葉が出ないミモロ。梅を見上げては、「うわ~」と。
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歩くたびに、さまざまな春の景色が展開される神苑。
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コロナ禍でまん延防止の最中ながら、多くの人が、春を待ちかねたように訪れています。
「白い梅もいいね~」と、しだれ梅の花の傘の下にすっぽり入ると、そこには梅の甘い香りがマスク越しでも、感じられます。
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クンクン…「いい香り~」コロンとした丸い花から漂う香りは、まさに春の香りです。
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毎年のように訪れる人が多い「城南宮」。みなさん、どこが撮影スポットか、熟知なさっています。
もちろんミモロも…「ここからの眺めがいいんだよね~」と。
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ピンクと緑が作る春の景色…しだれ梅ならではの美しさ。
小さいミモロは、石の上から眺めます。
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特に人気の撮影スポットは、椿が苔にこぼれた場所。
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大勢の人たちが、代わる代わる撮影します。
さて、午前10時を少し回った時間に車で到着したミモロ。平日だったこともあり、スムーズに駐車場に入れました。でも、週末は、その時間では、おそらく駐車場は満車状態に・・・しばらく待つことが予想されます。
次々に車が入る駐車場。「あれ?誘導する人って、庭師の人なんじゃない?」とミモロ。
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「はい、いつもお庭のお世話しています。でも、梅の咲く時期は、参拝者が多く、その時間帯は、お庭の手入れができないので、こうして駐車場でご奉仕しているんですよ~」と。
「え~そうなんだ~」駐車場には、揃いの半被を来た庭師さんが配置されていました。
「本当にきれいな梅や椿、苔を楽しませていただきました。ありがとうございます」とミモロ。
「そう、よかったです~毎年、みなさんに喜んでいただけるように、ずっと植物のお世話してるんですよ~」と。
「見ごろって言われたけど、もう少し経って、散り際がいいですよね~」とミモロ。
「はい、その時期は、本当に美しいですね~苔の緑が梅の花でピンク色に染まって…まぁ、正直言って、今週末から来週頃がいいかもしれませんね~」とのことでした。
「あの~散った花びらのお掃除大変なのでは?」とミモロ。
「はい、まぁ、みんなで手作業で散った花びら集めます」と庭師さん。
訪れる人が素晴らしい春の景色の撮影ができる陰に、庭師さんたちのすごい作業があることを改めて知ったミモロです。
「本当に、ありがとうございました~」とお礼をいうミモロたち。
庭師さんの背中には、美しい庭を守る誇りと自信が感じられます。
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*「城南宮」の詳しい情報はホームページで。神苑の拝観受付は、9:00~16:30です。
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