ネコのミモロのJAPAN TRAVEL (Mimoro the cat:JAPAN TRAVEL)

「京都観光おもてなし大使」のライターとネコのミモロが、京都の情報や暮らし、グルメなどをご紹介。心和む雑誌のようなブログ

本日1月3日16時まで。新春大福まいり「六波羅蜜寺」で授与される「福徳自在稲穂」。悪疫退散の「皇服茶」

2025-01-03 | 祭事・神事・風習
「今年も福を招く 福徳自在稲穂を頂戴しました!」

1月2日の午後、ミモロは、京都「建仁寺」の南に位置する「六波羅蜜寺」に初詣へ。

「青山学院大学が往路優勝だ~」と、毎年欠かさず見る「箱根駅伝」の往路が終わった頃、「さぁ、今年も行かなくちゃ!」と出かけたのが、「六波羅蜜寺」です。すでにお寺には、大勢の参拝者の姿…


元旦から3日まで、授与される「福徳自在稲穂」を求める人の列が、お寺の外まで続いています。

「六波羅蜜寺」は、第60代醍醐天皇の皇子であり、若くして出家した空也上人が創建したお寺が始まりです。当時京都に流行した疫病から人々を救うため、念仏を唱え踊る「踊念仏」を広め、病魔を鎮めると共に、梅干しと結び昆布を入れたお茶を病人に授け、病の苦しみから救います。
今も、年末の「空也踊念仏」(重要無形民俗文化財)、そして正月三が日の「皇服茶」が、その姿を伝えています。

この日、ミモロは、お寺に到着すると、すぐに入口の正面にある「巳成金弁財天」のお堂へ。西国十七番札所で「都七福神」のおひとりである弁天様に参拝するためです。

「あけましておめでとうございます!」と、そこでミモロが飛びついたのは、この時期、東京からお手伝いにいらしている僧侶の方。

「あ、ミモロちゃん、おめでとう…もう来る頃だと思ってましたよ。今年も会えて嬉しい~」と、1年ぶりの再会を喜び合う二人です。もうお付き合いも10年以上かも…

実は、ミモロは、特別にここで弁天様のお近くでパワーを頂戴します。

「う~なんかビリビリする~」と真剣な顔…。キラキラと黄金色に輝く弁天様の眩さに圧倒されるミモロなのです。
今年も、無事にパワーチャージを完了。

続いて、きれいに整えられた稲穂の「福徳自在稲穂」を頂戴します。

これは、正月三が日に、毎日2000名に授与されます。ミモロも1本頂きました。

それを抱えて、本堂に向かう途中で、お飾りを付けます。

「今年は、どれにしようかな?」と。いろいろな福を招くお飾りがあり、それぞれ500円、1000円です。
ミモロは、金色の俵を選びました。
「これ、お家の玄関の内側の高いところに飾るんだって…。毎日、その下を通って福を頂くだもんね~」と。


それから、境内の奥へ。そこで頂くのは、「皇服茶」です。

500円納めると、券とお守りを頂きました。

「結び昆布と梅干が入ってる…」体が蘇るお茶…


今年の干支の巳のおみくじ…


また絵馬も、次々に参拝者が求めています。


3日の16時までです。

*「六波羅蜜寺」の詳しい情報はホームページから

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