ネコのミモロのJAPAN TRAVEL (Mimoro the cat:JAPAN TRAVEL)

「京都観光おもてなし大使」のライターとネコのミモロが、京都の情報や暮らし、グルメなどをご紹介。心和む雑誌のようなブログ

開運祈願の石山寺の厄落とし絵馬。大黒さまにも富貴をお祈り。美味しいシジミご飯で締めくくり。

2012-12-28 | パワースポット

京都駅から新快速で「石山駅」は、13分。京都に来たら、ぜひ足をのばしたい石山寺。

今年も、昨年に引き続き、石山寺の年末の餅つきに参加させていただいたミモロ。つきたてのお餅をいっぱい食べて、「こんなに素敵なご縁を頂けたのは、きっと御本尊様のお導き…」と、帰る前に、本堂へ参拝に。

本堂は、滋賀県最古の木造建築物。内陣は、平安時代中期の建物。そして外陣は、淀君が慶長7年(1602)に寄進したと伝えられます。
御本尊の木造、如意輪観音半跏像は、平安時代のもので、重要文化財。秘仏で、33年ごとに開扉され、次回は、2016年とのこと。その扉の前には、前立像の桃山時代の如意輪観音半跏像がいらっしゃいます。

安産、福徳、縁結び、厄払いに、優れたお力があると言われる御本尊。ミモロは、真剣にお詣りしました。


本堂の一角にある御数珠やお守りが並ぶ場所に、「あれ、これ珍しい…」と見つけたのが厄落としの絵馬。

下のお盆に厄の文字がたくさん置かれています。「これなんですか?」と係の方に尋ねると、
「それは、厄落としのお願いをなさった方の厄です。絵馬に、お名前と年齢を書いて、厄の文字を抜いて、ここに置いて、絵馬は、掛ける場所に吊るしてくださいねー」と。
「厄年じゃないんですけど…」「別に厄年でなくても、さまざまな厄を落とせるんですよ」「ミモロは、特別厄はついてないと思うけど…これから厄がつかないようにお願いしよう!」と、一枚絵馬を求めました。

絵馬の厄の文字は、押すと抜けるようになっています。
「厄を落とさなくちゃ!」と指で強く押して厄の文字をポトンとお盆の上に落とします。


「なんか厄を落としたって実感できるーありがたい、ありがたい…」厄の文字を抜いた絵馬を吊るして、さっぱりと。

本堂のある山は、全体がパワースポット。
天然記念物のケイカイ石という石灰岩が高温のマグマにより熱変成した石でできています。
「石のお山にあるお寺だから、石山寺なんだよねー」と、納得。
豪壮な感じの岩は、まさに地球のパワーを見せつけるような姿。
「ここに立つと、なんかビリビリ来ちゃうー」と、パワースポットに敏感なミモロです。


「あれー晴れてるのに雪が降ってきたー」参拝を終えたミモロの上に、キラキラと雪が舞い降ります。

さぁ、今日は、もう帰りましょう…。

ミモロは、本堂から門に戻る途中、「ここには、絶対寄らなくちゃ!」と、トコトコ入ったのは、大黒天堂です。


大黒様が大好きなミモロ。「だって大国主命が好きなんだもの…」と。
日本では、神道の大国主命と習合して、七福神のひとりとなり、財福と豊穣の神さまとなっています。でも、もともとは、ヒンドゥー教のシヴァ神の化身で、マハーカーラ(大いなる暗黒)と呼ばれる、かなり怖い顔をした力強い神様。「大黒」と「大国」という音の類似から、日本の大国主命と結びついたとも言われています。


「日本の大黒様は、やさしいお顔…」

大黒様をモチーフにしたいろいろなお守りが並んでいます。
「やっぱり大黒様は、金運、財運だよねー。あれ、これなんだろ?」と黄色い布の袋がそこに…。

それは、福財布という袋で、その中に、宝くじや貯金通帳を入れておくと、財運に恵まれるそう。

来年の財運、金運の倍増を、真剣に拝んだミモロでした。

*「石山寺」の詳しい情報は、ホームページで。


「なんかお腹空いちゃったー」と、えーあれだけお餅食べたのに・・・・。
ミモロは、以前も行ったことがあるお寺のすぐそばにあるお食事処「志じみ茶屋 湖舟」へ。

琵琶湖は、シジミが昔から有名だそう。「あ、以前にもいらっしゃいましたねー」とお店の方
個性的なミモロは、一度会うと忘れられないよう…。「はい、前にもシジミの釜飯食べました。今日もそれ、お願いしまーす」と。

ミモロのお気に入りの「志じみめしと近江のおばんさい」1200円が、運ばれました。
「これ、いろんなお味が楽しめて美味しんだよねー。シジミの釜飯も三回おかわりできる量があるんだよー」と、馴れた手つきで、釜飯をお茶碗によそります。

隣りのテーブルには、大阪いらした二人連れのお客様。
かわいい小さなヒヨコとお出掛けしているそう。「一枚、一緒にいいですか?」と、ミモロとヒヨコのショットを撮影

ちょっと緊張した顔のミモロでした。

ペロリとすべて平らげたミモロ、「さっき、お腹を壊す虫がつかないように厄落とししたら、いくら食べても大丈夫!」と。ミモロの厄落としのお願いは、それだったのね。

*「志じみ茶屋 湖舟」の詳しい情報は、ホームページで。


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