下鴨エリアに引っ越したミモロ、さっそくご近所の探索に出かけます。
「京都に住んで4年になるけど、下鴨エリアって、あんまり知らないの~」同じ京都市内でも、住まないとわからない地元のお店は多いのも…。「なんか全く別の土地に来たみたい…」そんな感覚で過ごしているミモロです。
「下鴨神社」の北側から、下鴨本通をさらに北へ進みます。東側に進む道をのぞくと、「あれ?おとうふやさんがある…」とさっそくそばへ。
「手づくりだって…」
ミモロは、お店の中を覗きます。
「いい匂いがする…クンクン」と鼻をピクピク。
お店は、開店前…でも、店先に立つミモロに気づいたお店の方が、「まだ、あんまり品数はできていませんが、とうふやアゲならありますよ~」と。
「わ~じゃ、おとふとおアゲください…」とミモロ。
ここは「てづくりとうふ すがい」という戦後すぐにここで豆腐店を始め、現在は、2代目ご夫妻と息子さんで営んでいるお店。
国内産の大豆のみを使い、下鴨エリアの水が、豆腐の味を際立たせます。
先代からの贔屓の方も多く、下鴨エリアでは、知られたお店です。
「でも、最近は、地域の高齢化も進み、今まで贔屓にしてくださった方も買いに来られないことも。また、大豆の値段が上がってますから、国内産だけにこだわるうちのようなお店は、どうしても値段がスーパーの豆腐のようなわけにはいきません」とご主人。
でも、持ち帰りができる品々もいろいろ。生ゆば、からし豆腐なども…。
クール便で全国発送もしてくれます。
「あれ~ここのお店でもおとうふ食べられるんですか?」とミモロは、店の外に張られた表示を見て…。
「はい、2回に食事処を作ったんです。前日のご予約で、湯豆腐やゆばしゃぶなどを味わっていただけます」と。
お昼は、3000円~、夜は4000円~
「葵祭を見に来たら、ここでお食事したらいいかも…」とミモロ。
そう、お店のそばの下鴨本通りは、葵祭の斎王代の行列が進むコースの一部です。
実は、5月15日の朝、京都御所を出発する斎王代の行列は、下鴨神社で、神事と共に、休憩を2時間ほどとります。
その間、見物人も昼食をとりたいのですが、なかなかこの付近で食事処を見つけるのが難しいのです。
「そう、前は、北大路までいっちゃったものんえ~」と過去の経験を振り返るミモロです。
「ここで、食べられたら、行列見逃さずにすむかも…」
葵祭の時は、コース料理だけでなく、気軽に味わえる丼ものなども登場する予定だとか。
「はい、お待ちどうさま~」
「あの~ミモロ、つい最近、このエリアにお引越ししてきたんです。また、来ますね。これからもよろしく…」と買い物した袋を渡されながら…「あ、ミモロちゃんっていうの?これからもご贔屓にね~」と。
「なんか、買いすぎちゃったかも…重い…」といいながら。袋を持って、おうちに戻るミモロです。
結局、かなりたくさん購入したミモロ。
「だってどれも美味しそうだったんだもの…」
まずは、アゲで、大好物の甘きつねのにゅうめんを作りました。
「生姜をたっぷり入れるのがコツ…もちろんミモロスペシャルの七味もかけなくちゃ~!いただきま~す」
まだ、引っ越し荷物が山積みの部屋で、ミモロは、美味しそうなランチを…。
「ふっくらしたオアゲが美味しい…」と。しっかり完食したミモロです。
*「てづくりとうふ すがい」京都市左京区下鴨膳部町1 075-781-2419 販売は、10:00~18:30 木曜休み
食事の予約など、詳しい情報は、ホームページで
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