日本海にほど近い、兵庫県の城崎温泉を、この秋訪れたミモロ。
ここには、京都から、特急電車で約2時間半で到着できます。
城崎温泉にある老舗旅館の「西村屋」。その別館の「ホテル招月庭」には、昨年、モダンなレストラン「Ricca」がオープンしました。
広々した庭に面し、夏は、子供たちが遊ぶプールを眼下にするスタイリッシュなレストランです。昼間は、陽光が燦々と注ぎ、まるでオープンカフェのような開放感。
ここを利用できるのは、3、4階のベッドルームの客室のゲストです。他の客室のゲストは、お食事処で頂きます。*ただし、ランチやディナーも予約をすれば、宿泊客以外も利用可能。
大浴場で温泉を満喫したミモロは、そのレストランへと、お楽しみな夕食のためにウキウキしながら出かけました。
レストランは、オープンキッチンのように、厨房が見えるようになっています。そこには、大きなお肉が…。「わー美味しそうな牛肉…」ミモロが、かぶりつくように見つめるのは、地元、但馬の上質な熟成肉。
宿のある地域は、但馬とよばれ、自然環境に恵まれたエリア。山海のさまざまな食材が豊富で、その地元の食材をふんだんい使った料理がここで、味わえるのです。
浴衣姿で、レストランにやってきたミモロ。「こんなオシャレなレストランでも、浴衣で入れるのが、温泉地らしくていいよねー」と言いながら、さっそく本日のディナーに目を通します。
ここのディナーは、コース料理。和と洋の料理を融合させた、とても食べやすく、また変化に富んだお料理です。「幅広い年齢層の方に、楽しんでいただける料理なんですよ」と料理長。
但馬産のバイ貝のマリネ、野菜サラダ、ナスの揚げだし風、海の幸の煮込み料理など、デザートのモンブランまで、但馬の食材をメインにした料理です。
新鮮な地元の野菜の味が、さまざま味わえるサラダ。彩りも本当にキレイです。そして、但馬牛熟成肉の炭火焼は、二カ月かけて熟成させた上質のお肉で、肉の旨みがギューっと詰まったような美味しさ。
ミモロが訪れたのは、秋で、食前には、秋の味覚がいろいろ登場。さて、今は、カニが食前を彩ります。このレストランで頂けるのは、洋風にアレンジされたカニ料理です。
*3月末までの期間、冬の味覚、カニが、「西村屋本館、別館ホテル招月庭」で味わえます。存分にカニを味わいたい方は、ベッドルームの客室に宿泊しても、このレストランではなく、食事処で。現在、冬の味覚を堪能できる宿泊プランも用意されています。詳しくは、「西村屋」のホームページで。
「美味しくて、ワインも進むねぇー」と、ミモロ。
「お食事、楽しんでいただけましたか?これどうぞ…」と小さなお菓子のプレゼント。
「ホントに、但馬って、いろいろ美味しいものがあるんですねー」と、大満足のミモロ。
さて、翌朝、ホテルの前には、野菜やお米が並ぶ朝市が。
「全部、地元のものなんですよ。どれも新鮮で美味しいですよー」と但馬の農家の方。
さっそく、ミモロは、野菜や果物を注文し、宅急便で送ってもらうことに。
「おうちでも、但馬の味がしばらく味わえて、うれしいかも…」と。
朝ご飯も、お庭を眺めながら、のんびり…「なんかしあわせー」と思うミモロです。
*旅のポイント
城崎温泉は、冬場がシーズン。多くの観光客が全国から訪れます。そのお目当ては、なんと言っても「カニ」。そして、雪。今シーズンは、まだ積雪はありませんが、雪が降る日も、そう遠くないはず…。風情ある温泉地の雪景色は、旅情を誘う美しさとか…。ぜひ、おすすめの冬の旅です。
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