秋に城崎温泉を訪れたミモロ。宿泊するのは、150年の歴史を誇る「西村屋」の別館、「招月庭(しょうげつてい)」です。
城崎温泉の温泉街からは、歩いて5分ほど、「鴻の湯」の近くに。
山に抱かれた5万坪の大きな森林庭園をもつ近代的な宿です。
「あそこが、新しくできたレストランだー」。
昨年、宿の一部がリニューアルされ、ベッドの客室12室と庭に面したレストランができました。「ホテル 招月庭」の多くは、畳の和室タイプの客室です。
さて、ミモロが、宿泊するのは、宿の3・4階をリニューアルして、新しくできたベッドの客室です。
「ナチュラル&コンフォート」をコンセプトに、自然さと快適さを追求した客室の登場です。各部屋には、最新のAV機器を完備し、スタイリッシュなインテリアで設えられています。
「まるでホテルみたい…」ミモロは、広々した部屋で、のんびりと。
特にこだわったのは、快適な眠りを誘うベッド。
シモンズ社製のベッドと上質なリネンが、深い眠りへと導き、日頃の疲れも解消。
「わー気持ちいいー。なんか眠たくなっちゃたーフー…」
ミモロ、まだ寝ちゃだめよー。
また、バスルームも広く、機能的な造り。
アミニティは、パリのスパブランドの「オムニサンス社」の品々です。
「でも、どうして新しい施設ができたの?」とミモロは、西村総一郎社長にお話しを伺うと…
「日本の情緒をもとめ、風情ある城崎温泉には、多くの海外のお客様がおいでになります。でも、海外のお客様が、快適に過ごせる客室を備えたホテルが、なかったんです。また、海外だけでなく、日本のお客様も、ベッドの客室を望まれる方も増えているんですよ。私どもは、150年の歴史をもつ宿。そのもてなし心は、そのままに、より機能的なホテルのよさを取り入れた、上質の日本のホテルを作りたかったんです」と。
「あのーホテルだと、浴衣で館内を歩いてもいいの?」とミモロは心配そうに尋ねます。
「はい、もちろんですよ。新しい客室のお客様のために、京都の老舗の和服店の千總さんと、ユナイテッドアローズの方とコラボで、素敵な浴衣を作って頂きました。それを着て、宿の中だけでなく、温泉街も歩いてくださいね」と。
残念ながら、体の小さなミモロには、その浴衣は大きすぎるので、自前の浴衣で過ごします。あしからず…。
ホテルといっても、気取らずに、浴衣姿で過ごせるのは、うれしいこと。海外のゲストも、浴衣を着たいという人が多いんです。
また、ホテルらしく、客室にご案内した後は、スタッフは、お客様に呼ばれない限り、部屋に入ることはありません。布団を敷きに、スタッフが入るのが、どうもという方には、ベッドの寝室のある宿をおすすめします。
さて、夕食の前に、ミモロは、大浴場へと向かいました。
城崎温泉の豊かな湯が存分に楽しめる大浴場です。内風呂のほかに、岩の露店風呂、ジャグジー、ミストサウナも備わっています。
「やっと温泉に入れるー」と、まずは、お湯に体をならすために、ザッと体を洗います。
「さぁ、露天風呂に入ろう…」
しばらく露天風呂にのんびりと…「昔から多くの人を癒した湯につかると、旅の疲れも消えるよう…。やっぱり温泉は最高!」
「わー泡がいっぱい…このボコボコっていうのが、気持ちいいんだよねー」と、次はジャグジーへ。
また、しばらくジャグジーを楽しんでいたミモロ。あれ?その姿がどこかへ…。
「フーここ…ここ…」声がするのは、ミストサウナの中…
立ち込めるスチームの中に、ぼんやりとミモロの姿…。
「お肌が、すごくキレイになる気がする…気持ちいいー」と。
ミモロの毛並もしっとり。
大浴場のすべてのお風呂を楽しんだミモロです。
ミモロは、大浴場が大好き。宿選びも、必ず大浴場があるところがポイント。
「だって、いつも小さな家のお風呂でしょ。温泉に来たら、絶対、大きなお風呂に入りたい…」と。
誰も、他に人がいないと、大きな湯船で泳いだり、バタ足をするミモロでした。
さぁ、温泉の後は、いよいよお楽しみの夕食です。
*「西村屋」の詳しい情報、ご予約はホームページで。
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