「わ~シミが付いたり、古くなったお洋服を黒に染めて蘇らせることができるんだ~」と、ミモロが興味を抱いたのは、「黒染め」です。
今年3月9日、10日に京都岡崎「みやこめっせ」で開催された「第3回京都インターナショナル・ギフト・ショー2022」の会場で出会ったもの。
まずご紹介するのは、創業明治3年という「京の黒染屋 柊屋新七」の技術を使った黒染め。喪服や留袖など黒い着物の染めを専門にする工房で、それを洋服に応用し、今注目されているのです。
黒く染めるのは、一見簡単なようで実は、深みや品格ある黒に染め上がるのはなかなか大変。それに特化した専門店があることからも技術がいることが伺えます。
明治初期から続く工房で、和服需要が激減した今、その技術の応用として手掛け始めたのが、洋服の染め替え、染め直しです。
例えば、襟や袖口などが汚れたトレンチコートなども、黒染で、新しい雰囲気によみがえらせることが可能。
コートなら、1万5000円くらいからで黒いコートに変身できるそう。
染めるものは、黒染めの液に丸ごと漬けて行われます。つまりほどかないでそのまま…。
ただし、染められるのは、天然素材のみで、ウール、シルク、木綿、麻。化学繊維の部分は染まらないので、糸がナイロンなどだと、そこだけ残ります。もし裏生地がポリエステルの場合は、そこも黒くなりません。
化学繊維の混紡素材の場合は、どうぞ直接ご相談してください。詳しいことは、そこで…。
「わ~色褪せちゃった黒いシャツやパンツも深い黒になるんだ~」と。経年劣化が進行した黒いスーツなどにも使える技。
「ミモロも経年劣化で少し黒くなってるから、いっそきれいな黒ネコになれるのかな?」と…。それは無理、ミモロの毛並みは化学繊維なので、どんなに黒いの液に浸かっても…今のままです。
でも、お洋服やストールな天然素材なので、そちらは染まります。
「お友達に教えてあげたいんですけど~」と、ショップカードを頂きました。
お気に入りの洋服などを捨てる前に、蘇らせることを考えては…。
*詳しくは「京の黒染屋」のホームページからどうぞ~
さて次は、「これなんだろ?きれいな入れ物かな?」と動物のイラストや犬の写真がついた陶器の丸い入れ物。
これは、愛する家族などの骨を分骨して納める入れ物。
そばにいて欲しいという思いを納め、いつも祈れる場所で見守ってもらえる新しいタイプの供養です。
美しい花が描かれたのは、清水焼の「桜庵」とのコラボ作品。
おうちのリビングにおけば、いつもご家族を見守ってくれるものになります。
「もちろんご家族の分骨だけなく、愛するペットの骨を…というご希望も多く、オリジナルの品も作れます」と。
「ペットの骨を納めるのにいいね~」とミモロ。
下の部分はしっかり閉じられるので、まるで丸い玉のよう…なんとも愛らしい姿です。
*「たまいし 魂石」の詳しい情報はホームページで
さて、最後に「もうすぐ暑い季節になるね~」と気の早いミモロが欲しがったのは、「森のうちわ」。
1944年創業の山科の塩見団扇株式会社の作品で、伝統の団扇の技術とデザインを融合させたもの。
「いつも使いたいとき、団扇どこかにいっちゃうの~」というミモロ。これなら、インテリアとしておいておけば行方不明になりません。スタンドタイプの団扇です。
贈り物にもしたくなる品。
*詳しくは「塩見団扇」のホームページからご覧ください。
まだまだミモロが心惹かれたものはいっぱい。ギフトショーは、その時代のニーズをすばやくキャッチした品が多数出品されています。昨年は、やたらマスクや抗菌グッズが多かったのですが、さすが今年はほとんど見られませんでした。すでにアフターコロナの時代へ。
会場を後にする前に、人気ギフト商品の投票に参加し、くじ引きをしたミモロ。コロンと出たのは、白い玉…結果は言わずとも…。
アルコール消毒スプレーを頂きました。
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