「うわ~迫力ある~金剛力士立像だね~こんな感じ~?」と、ミモロが、大きな金剛力士立像のそばでポーズ。
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ここは、「奈良国立博物館」の「なら仏像館」。撮影可能な仏像の前で…
久しぶりに奈良にやってきたミモロ。『三輪大神神社」「三輪恵比須神社」、そして「南市恵比須神社」で初えびすを参拝した後…
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奈良町を通り、「興福寺」へ。
そこからトコトコと奈良公園内を進みます。
「あ、鹿さん…こんにちは~」と、公園内を自由に歩き回っている鹿に挨拶。
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でも、「鹿せんべい」を持っていないミモロには、チラリと視線を送ると、すぐに他の場所へ行ってしまいました。
「なんかモコモコしてない?鹿さんたち~」とミモロ。そうねぇ~冬毛なのでしょうか、温かそうな感じです。
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「寒さに耐えられるようになってるんだね~」ミモロは、年間を通じ毛皮は同じなので、冬はウールの服や襟巻、帽子などで寒さを防ぎますけど…
広い奈良公園には、観光客の姿も急増。中国語がよく聞こえるようになりました。
鹿と遊びながら到着したのは、「奈良国立博物館」。
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1月22日まで特別展として「春日大社 若宮国宝展」が開催中。
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また、「なら仏像館」では、奈良吉野にある「金峯山寺(きんぷせんじ)」の金剛力士立像が、いつもいらっしゃる仁王門の修理の間、「なら仏像館」に仮住まいされ、特別公開されています。(令和10年ごろまで)
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館内の中央スペースに展示されている5メートルを超す金剛力士立像。なんでも「東大寺南大門」の像に次いで大きいそう。
「ここは撮影可能だって~あと少しで天井に届いちゃう…」と上を見上げます。
南北朝時代の延元3年(1338)から翌年にかけて、南都大仏師・康成(こうじょう)が手掛けたものだそう。阿吽の形相は勇ましく、迫力満点。仏師の力量の大きさが伺えます。
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ムキムキの筋肉…「さすがよく鍛えてるよね~」と感心しきり。
仏像の製作には、モデルがいると言われます。「ということは、こういう筋肉をした人がいたんだ~」と想像。もちろんある程度の誇張はあるものの、筋肉の様子は、実際に見て、描写することも多いとか。
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足の血管の様子もリアルです。
マネ好きのミモロは、さっそく…
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う~なんか微妙ですが、本人は、金剛力士立像になった気分。
邪気を寄せ付けず、寺を守る「金剛力士立像」です。
多くの仏像が展示されている「なら仏像館」。
明治期の廃仏毀釈の動きで、多くの仏像が壊されたり、移転させられたり、仏像にとっては悲劇的な状況に…。
「みんなを救ってきた仏像なのにね~」と、悲しく思うミモロです。
仏像の見方は、人それぞれ…。美術的な素晴らしさに魅了されたり、穏やかな表情に癒される方なども…
最近、仏像を見て、私が思うのは、「どうしてこの仏像が作られたのか?」という点です。
祈りの対象である仏像を必要とする人たちが多かったのではと…。
つまり、昔は、疫病や自然災害など、予期せぬ事態が常に人々を脅かしていたはず。現代のように、病気の原因の解明や治療ができず、人々は祈ることしかできなかったのでは…。全国各地に薬師如来像などが多いのは、命の不安が常にあったからでしょう。
どのような人たちが、どのような状況下で、仏像を祈っていたのか…。
仏像にすがった人々の思いを、小さな仏像であっても想像してしまいます。
「わ!もうこんな時間…特別展の方まで見られないね~」そう、気づくと閉館時間の17時が迫っていました。
夕暮れ迫る奈良から、ミモロは、近鉄京都線の特急列車に乗って、京都へと戻ります。
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「また、来ようね~」歩き疲れたミモロは、そういうと眠ってしまいました。
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*「奈良国立博物館」の詳しい情報はホームページで
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