ネコのミモロのJAPAN TRAVEL (Mimoro the cat:JAPAN TRAVEL)

「京都観光おもてなし大使」のライターとネコのミモロが、京都の情報や暮らし、グルメなどをご紹介。心和む雑誌のようなブログ

いよいよ旅も最終日・・・下賀茂神社でパワーアップを

2011-01-26 | 旅行
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いよいよミモロの京都・奈良の旅も最終日を迎えます。
昨夜、祇園で遅くまで過ごした疲れのせいでしょうか、ミモロは、朝から、ご機嫌ななめ。「いやよー。いやよー。」とちっとも支度をしたがりません。
どうしたの?ミモロ・・・。
「もっと京都にいたーい!いやよー帰るの」
旅がとても楽しくて、旅が終わるのがさびしくなってしまったようです。

でも、ミモロ、旅はいつかは終わるもの。すべては過ぎてゆくけれど、それは、楽しい思い出となって、ずっと心に宝物として残るんですよ。
ミモロには、今回もたくさんの宝物ができました。

やっと気を取り直すと、ミモロは、「いつものお散歩コースにいってきます」と、さっさと出かけてしまいました。向ったのは、ホテルの敷地内にある散策路の「野鳥の森・探鳥路」です。途中には、お稲荷様や椎茸園、野いちご生育地などもあり、四季折々の花も楽しめる山の小路です。山頂は、京都の町が眺められる絶好の展望スペース。
「また来るからねぇー」ミモロの声が響きます。まだまだ、京都には、行きたいところはいっぱい。次回の旅もお楽しみに。

旅のポイント:ウェスティン都ホテル京都には、京都のホテルでは、珍しい、森林浴やバードウォッチングが楽しめる散策路があります。所要時間は、ゆっくり歩いて30分ほど。宿泊者なら、自由に早朝から日没まで歩けます。ホテルや旅館の広い庭は、宿泊者だけだ楽しめる特典。自然の中で、ひとりゆっくり過ごしたい人には、安全性の面でおすすめの場所。ぜひ、庭や散策路を楽しみたいもの。それも宿泊料の内と思うと、見逃せません。

さて、散策路を下り終え、本館に戻る脇に、日本旅館のような数奇屋別館「佳水園」があります。建築家、村野藤吾の設計による端正な日本建築で、海外からのゲストが、日本の風情を楽しめると人気の客室です。浴室も檜作りになっている和室のお部屋も。もちろん布団は「ヘブンリーふとん」です。

「今度は、ここに泊まってみたいね」。ホテル内の茶室「可楽庵」の前で。

部屋に戻ると、チェックアウトの準備。荷造りもやっと終わりました。

ミモロは、また電話に付いたサービスエックスプレスのボタンを押して、
「チェックアウトするので、荷物運んでください。宅急便のとこにお願いします」
とスタッフにお願いします。

旅のポイント:最終日を有効に、活動的に動くには、荷物が邪魔。そこで、最終日には、滞在中の荷物や買ったお土産などを宅急便で送ると便利です。翌日には、到着します。手ぶらで帰る身軽さは、疲れも半減。


チェックアウトを済ませたミモロは、「美味しいおそばを食べに行く!」と、車で植物園の近くの「蕎麦屋じん六」に早めのお昼に。ここはミシュランガイドにも載ったお店。

三種類の蕎麦が味わえる「そば三昧」を前に、そばの香りを嗅ぐミモロ。「これは、北海道産のそばなんでって・・・クンクン」

旅のポイント:地下鉄烏丸線北山駅から、徒歩7分の「蕎麦屋じん六」☎075-711-6494
は、京都のそば好きが通う店。全国から取り寄せた主人厳選のそばは、風味豊かで、そば本来の味わいが楽しめます。昼時は、勤め人などで混雑するので、時間をずらすのがおすすめ。


植物園から、下鴨神社へは、時間があれば、賀茂川沿いを歩くのも気持ちがいいもの。

ミモロは、東京に戻る前に、さらにパワーアップしようと、下鴨神社へ向かいます。
下鴨神社は、実は通称。正式には、賀茂御祖神社(かもみおやじんじゃ)で、古代京都の祖、賀茂氏の氏神を祀り、京都屈指の歴史ある神社です。京都の三大祭り(葵祭、祇園祭、時代祭)のひとつ賀茂祭、通称「葵祭」は、この神社の祭事のひとつ。

境内には、小石が集まり大きな岩となったさざれ石や、御手洗池などみどころもいろいろ、よい気が漂うパワーが強いもの揃いです。

「みたらし団子って、下鴨神社の御手洗池に浮かぶ泡をイメージして作られたんだって・・ここが、本場だね」。ミモロの頭の中には、美味しそうなみたらし団子が浮かんでいるよう。

旅のポイント:下鴨神社周辺には、みたらし団子の店やおしゃれなコーヒー店などひと休みするスポットもいろいろ。参拝後、ぜひ足をのばしましょう。

本殿での参拝を終えて、朱塗りの楼門を出ると、
すぐそばに、小さな社が。
「ここは絶対見逃せない!」ミモロが駆け寄ったのは、相生神社。縁結びにご利益があるといわれる神社です。「どうぞ素敵な縁を結んでくださいね」ミモロの祈りは真剣そのもの。社の隣りには、「連理の賢木」という、2つの木が、途中からつながり1本の木になったご神木があります。ふたりでその枝の鈴を鳴らすと、ずっといっしょにいられるそう。「ミモロもやりたい・・・でもまだ相手が・・」。お願いしたんですから、きっと素敵な縁が結ばれますよ。心配しないで、ミモロ。


下鴨神社の糺す森は、賀茂川と高野川が、合流する三角州にあり、3万6千坪の土地に紀元前3世紀ごろの山代原野の原生林と同じ植生が群生する貴重な森。平成6年ユネスコの世界文化遺産に登録されました。

小川のせせらぎ、林の木々からこぼれる陽光のきらめきと爽やかな風のそよぎ、どれも心地よく、下鴨神社でも、とてもパワーが強いといわれる場所です。
「うー気持ちいい!元気が出てきた!」。朝、あんなにぐずっていたのが、嘘のようなミモロです。

旅のポイント:パワースポットはどこでも、他の人の気が少ない、早朝に訪れるのがおすすめ。朝露にぬれた葉や草の息吹を実感できる時間です。南に位置する御蔭通から入り、神社に向けて歩きましょう。パワースポットでパワーを感じるためには、連れがあっても、おしゃべりせずに、黙って歩いたり、過ごしたりしましょう。

さぁ、そろそろ京都駅に向かいましょう。



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3 コメント

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クマのようなネコですね (Ryoichi)
2011-01-26 13:04:26
ミモロはネコにはみえませんが、
熊猫=パンダ?

京都に行って都ホテルに泊まりたくなってしまいました。

ミモロの次の旅行記も楽しみにしています。
返信する
つぼです>< (ゆりママ)
2011-01-26 17:50:55
ミモロちゃんのすね具合がたまりませんでした旅の一言もとても参考になります次はどこにいらっしゃるのかしら?楽しみにしています
返信する
コメントありがとう! (mimoro)
2011-01-26 19:55:33
今、次の旅を計画中です。温泉に行きたいと思ってます。今、浴衣を作ってもらっています。
ミモロの浴衣姿をお楽しみに。
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