ネコのミモロのJAPAN TRAVEL (Mimoro the cat:JAPAN TRAVEL)

「京都観光おもてなし大使」のライターとネコのミモロが、京都の情報や暮らし、グルメなどをご紹介。心和む雑誌のようなブログ

布好きのオーナーが昨年オープン。おしゃれなアンティークショップ「二十日」。下鴨神社の西側…

2015-04-23 | 京都

「お引越ししたら、まず地域を歩いてみなくちゃ~」と、ミモロは、時間があると、トコトコご近所歩きを始めました。
そんなある日、「下鴨神社」の糺の森の中ほどから、西へ、下鴨本通りに抜ける道があります。「ここ歩いたことないから、行ってみよう」と進むと…「なんのお店かな?洒落た感じ~」と一軒のおうちの前で足を止めました。
  
入口には、さりげなく「二十日」と書かれた表示が…。
「喫茶店かな?」と中を覗きこむミモロです。でも、どうも違うよう…ともかく中へ

 
「あの~ちょっと見せてください…」中には、洒落た雰囲気の雑貨が並んでいます。

クルミのツルで編んだ籠。

ちょっと時代を経た北欧の雑貨たち
  

中国や日本の陶器などもいろいろと…
 

「ここ、アンティークショップですか?」とミモロ。
「アンティークだけではないんですよ」と、オーナーの栗山葉子さん。

このお店は、昨年オープンしたばかり、インテリアは、京都のさまざまな店舗デザインを手掛ける建築家 木島徹さん。
端正な空間が構築された店内です。「ウッドデッキもある~」

この場所は、もともと持家で、そこを改装し、念願のショップをオープンした栗山さん。
「昔から、古いものは大好き…特に布が好きなんです…でも、布だけのお店というのもむずかしいので、食器など雑貨も揃えました」と。ヨーロッパやアジアで、ご自分で見つけられた品々です。

 
日本の麻の織物やカラフルな布は、北欧でキルトカバーだったものだそう。「すごく丈夫そう…。この布で、トートーバッグ作ったら素敵かも…」とミモロ。

「そうでしょ!きっと素敵ですよ~。麻って、丈夫だし、私は風合いが大好きなんです」と栗山さん。
「うん、ミモロも大好き…」使うほどに柔らかく手に馴染む麻素材です。

木綿とは、異なる麻の質感…色合いも自然です。

 
店内を見て回るミモロ  

福島で作られたブドウのツルのカゴや、アジアの竹皮を使ったカゴなども…「これ、竹のザル?」
 

ミモロが興味を抱くのもがいっぱい…。

「このティーポット洒落てる~」
ヨーロッパのVINERS社のステンレスポットです。

ドイツ製の耐熱ガラスのティーセットも。

デンマークの70年代に作られたナブストラップ社のカップやお皿も、時代を超えたデザインです。

栗山さんの品選びの基準は、自分の部屋に置きたいもの。奇をてらったものではなく、ふつうの素敵さをもつ品々です。

「なんか温もりを感じる~」


「あ、それいいでしょ~」と栗山さんがいうのは、黄瀬戸の大きな器。「たぶん何かをこねるのに使ったんだと思いますが…」
色合いといい、質感といい、長い時代、人々に愛されていた器であることがわかります。

上質だけど、ふつうの顔をしてる品々。

ここにいるだけで、なにかホッと安らぎを覚えます。

「下鴨神社」参拝の帰りにぜひ…

「また、遊びにきまーす」とミモロ。ご近所に見つけた素敵なお店のひとつです。

*「二十日」京都市左京区下鴨森本町13の6 075-201-9315 営業 木曜日から日曜日 11:00~18:00




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2 コメント

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コメントありがとう (mimoro)
2015-04-23 16:42:56
トトロさん、竹口のおばちゃん、コメントありがとうございます。このところ、皆さんからのコメントがなくて、ミモロすごくさびしかったです。どうぞ、また連絡してね~
ミモロもがんばって、リポートします。
返信する
Unknown (竹口のおばちゃん)
2015-04-23 13:07:18
これから、下鴨界隈の素敵なスポット、紹介してね~
返信する

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