「ここまで来れば、少し涼しいかと思ったけど、やっぱり暑いね~」と、久しぶりに山歩きに来たミモロ。
京都左京区の最北端の山里久多にある「自性寺谷」で、毎月第二日曜日に、自然観察と環境保全の活動をしている「ビーバーの山の会」の久しぶりの活動です。
もう少し北に行くと、福井県との県境、途中は、滋賀県にも入る京都の左京区の最北端です。
夏は、鮎やアマゴなどの渓流釣りで、多くの釣り人が訪れます。
「ミモロちゃん、久しぶり~釣りはやらないの?」と、森林や動物の生態の調査・研究をなさっている堀田先生。「カワネズミ」の調査などもそのひとつ。(現在の本業は、野鍛冶という多彩な方)
「うん、食べる専門…今日は、堀田先生と一緒だから、いろいろなお話伺えて楽しみ~」と、山に入るのがいっそう嬉しいミモロです。ただ山を歩くだけではなく、いろいろな知識をお持ちの方と一緒は、興味深いものに…。
「さぁ、出発しましょう~」と「ビーバーの山の会」の代表の栗原さんのあとに続き、何度も歩いている山道を進みます。
昨年、15年の活動から、京都市の京都環境賞を受賞しました。
「同じ場所をいろいろな季節に訪れて、植物や生物の様子を観察するって大切なんだよね~。でも、いつも初めてのことに出会ったり、ワクワクすることいっぱいなんだ~」というミモロです。
久しぶりの山は、杉の伐採作業が行われ、木々の間に陽光が差し込み、以前より明るい感じ。
「バームクーヘンみたい~」と、切り株を見て、思い浮かべるのは、美味しいもの…。
「よく見てください~木を伐採するとき、まず、どちらの方向に木を倒すかを考慮して、チェーンソーを入れてゆきます」と、切り株を見ながら解説。
切り方によって、切り株が枯れていくスピードなども変わるそう。
「あの~切り株から、新しい芽がでることもあるんですか?」とミモロ。
「はい、脇から小さな芽がでてくることもありますよ」と。でも、多くの場合、枯れた状態にして、撤去するそう。
「これ、芽なのかな?」と見つめるのは、切り株から伸びた細い枝。
「それは、芽ではなくて、木の繊維です」と堀田先生が教えてくださいました。
すでに乾燥した繊維に、セミの抜け殻を見つけました。「ここからセミになったんだ~」
今、山の管理は、なかなか大変。以前のように木材から収益を上げることが、むずかしく、放置される山が多いのです。さらに台風などで、倒木が増えると、いっそう荒れた状態の山になってしまいます。山の管理には、お金と人が必要。
「動物さんたちが、暮らせる広葉樹の山がいいなぁ~」とミモロ。
この山にも、イノシシやシカなどが暮らしています。
地面には、苔を掘り返した後が…
「あれ~これなんの実?」とミモロは、緑色の丸い実を拾いました。
「ちょっと待ってね~それは、葉っぱからみると、オニグルミですね~」と、図鑑を栗原さんが見せてくれました。
「食べらるの?」と、一番気になるところ…。
「水にしばらく漬けて、まわりの皮を落としたら、クルミの実が出てきますよ~」と。
「そしたら食べられるのかな…やってみよう~」と、リュックサック実をいれたミモロです。
小さなミモロは、地面に近いため、足元の植物などを見つけるのが得意。
「あ、小さなお花咲いてる~」
「これは、ミズタビラコですね~」と栗原さん。
ムラサキ科という双子葉植物のひとつで、これは日本固有種で、渓流近くの水辺や湿地に生育する植物です。
ミモロ達が歩く道は、渓流沿いの道。「でも、なんか流れがなくなってる~」
猛暑続きの京都は、雨があまり降っていません。そのため、山全体の水量がかなり減っていて、いつもなら、渓流が石の間を流れるのに、ゴロゴロ石が目立ち、苔も茶色になっています。
「さぁ、もっと奥に進みましょう」
この日は、巣箱のチェックなどもするため、ハシゴをもって登ります。
「なんかお腹すいちゃった~もうお昼だよ~」とミモロ。
巣箱の確認の前に、みんなでお昼にすることに…
午後の活動の前に、エネルギー補給は必須。もちろん水分補給も…
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ミモロへのお問い合わせ・ご要望は、mimoro1888@gmail.comまで
京都左京区の最北端の山里久多にある「自性寺谷」で、毎月第二日曜日に、自然観察と環境保全の活動をしている「ビーバーの山の会」の久しぶりの活動です。
もう少し北に行くと、福井県との県境、途中は、滋賀県にも入る京都の左京区の最北端です。
夏は、鮎やアマゴなどの渓流釣りで、多くの釣り人が訪れます。
「ミモロちゃん、久しぶり~釣りはやらないの?」と、森林や動物の生態の調査・研究をなさっている堀田先生。「カワネズミ」の調査などもそのひとつ。(現在の本業は、野鍛冶という多彩な方)
「うん、食べる専門…今日は、堀田先生と一緒だから、いろいろなお話伺えて楽しみ~」と、山に入るのがいっそう嬉しいミモロです。ただ山を歩くだけではなく、いろいろな知識をお持ちの方と一緒は、興味深いものに…。
「さぁ、出発しましょう~」と「ビーバーの山の会」の代表の栗原さんのあとに続き、何度も歩いている山道を進みます。
昨年、15年の活動から、京都市の京都環境賞を受賞しました。
「同じ場所をいろいろな季節に訪れて、植物や生物の様子を観察するって大切なんだよね~。でも、いつも初めてのことに出会ったり、ワクワクすることいっぱいなんだ~」というミモロです。
久しぶりの山は、杉の伐採作業が行われ、木々の間に陽光が差し込み、以前より明るい感じ。
「バームクーヘンみたい~」と、切り株を見て、思い浮かべるのは、美味しいもの…。
「よく見てください~木を伐採するとき、まず、どちらの方向に木を倒すかを考慮して、チェーンソーを入れてゆきます」と、切り株を見ながら解説。
切り方によって、切り株が枯れていくスピードなども変わるそう。
「あの~切り株から、新しい芽がでることもあるんですか?」とミモロ。
「はい、脇から小さな芽がでてくることもありますよ」と。でも、多くの場合、枯れた状態にして、撤去するそう。
「これ、芽なのかな?」と見つめるのは、切り株から伸びた細い枝。
「それは、芽ではなくて、木の繊維です」と堀田先生が教えてくださいました。
すでに乾燥した繊維に、セミの抜け殻を見つけました。「ここからセミになったんだ~」
今、山の管理は、なかなか大変。以前のように木材から収益を上げることが、むずかしく、放置される山が多いのです。さらに台風などで、倒木が増えると、いっそう荒れた状態の山になってしまいます。山の管理には、お金と人が必要。
「動物さんたちが、暮らせる広葉樹の山がいいなぁ~」とミモロ。
この山にも、イノシシやシカなどが暮らしています。
地面には、苔を掘り返した後が…
「あれ~これなんの実?」とミモロは、緑色の丸い実を拾いました。
「ちょっと待ってね~それは、葉っぱからみると、オニグルミですね~」と、図鑑を栗原さんが見せてくれました。
「食べらるの?」と、一番気になるところ…。
「水にしばらく漬けて、まわりの皮を落としたら、クルミの実が出てきますよ~」と。
「そしたら食べられるのかな…やってみよう~」と、リュックサック実をいれたミモロです。
小さなミモロは、地面に近いため、足元の植物などを見つけるのが得意。
「あ、小さなお花咲いてる~」
「これは、ミズタビラコですね~」と栗原さん。
ムラサキ科という双子葉植物のひとつで、これは日本固有種で、渓流近くの水辺や湿地に生育する植物です。
ミモロ達が歩く道は、渓流沿いの道。「でも、なんか流れがなくなってる~」
猛暑続きの京都は、雨があまり降っていません。そのため、山全体の水量がかなり減っていて、いつもなら、渓流が石の間を流れるのに、ゴロゴロ石が目立ち、苔も茶色になっています。
「さぁ、もっと奥に進みましょう」
この日は、巣箱のチェックなどもするため、ハシゴをもって登ります。
「なんかお腹すいちゃった~もうお昼だよ~」とミモロ。
巣箱の確認の前に、みんなでお昼にすることに…
午後の活動の前に、エネルギー補給は必須。もちろん水分補給も…
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