「わ~これ、クマの爪痕なんだって~」と、皮が剥かれた杉の大木に驚くミモロ。
ここは、京都の左京区最北端の山里久多にある自性寺谷。
ミモロは、この日、山の自然観察と保全活動を行う「ビーバーの山の会」に参加。山に続く道の整備の活動と共に、この時期ならではのキノコ狩りを楽しみにやってきました。
「久しぶりの山…雨上がりで空気が冷たい~きっとキノコたくさんあるかも…天然のナメコをたくさん採って、夕食は、なめこ汁にするんだ~」と、張り切るミモロです。
メンバーのみなさんと一緒に山の奥へと進みます。
「チリーン、チリーン」ミモロが歩くたびにリュックに付けた鈴がなります。
事前に、「ミモロちゃん、クマ除けの鈴を持ってきてくださいね~」と言われ、よく響く鈴を選びました。
ついちょっと前まで、半そでで過ごせるほど暑かった京都ですが、ここ数日で急に秋が深まり、朝晩は寒さを感じるようになりました。そこで、ミモロも山の入るために、フード付きの厚めのパーカーを着こんで…。
「クマって、本当にこの山にもいるの?」と半信半疑なミモロ。でも、京都では東山などにもクマがいると言われます。
他のメンバーさんは、クマ除けスプレーも用意。「もしクマに出会ったら、落ち着いて、目を見つめながら、ゆっくり距離を取るようにしましょう」とアドバイスされました。
「ミモロ、クマによく間違えられるから、仲間って思われるかも…」とあくまで楽観的なミモロ。
でも…
「ほら、ここにクマの爪痕がありますよ」と指さす先には、くっきりと深く刻み込まれた爪痕。
幹についた傷の間隔から、大きなクマの手が想像されます。
「ここで、ネコみたいに爪とぎしたのかな?あ、低い位置にもついてるから、子クマもいたかも…」とその姿を思います。
京都でもクマに遭遇するケースも増えているそう。
「ミモロちゃん、あんまり離れたらだめですよ~一人で山を歩くのは危険。どこにクマがいるかわかりませんから」と。
「は~い」と返事はいいミモロです。
「あ、ここにキノコがある~」と、そばの倒木に近づきます。
「これ食べられるかな?」
山の奥に進みながら、ミモロは周囲をキョロキョロ。
雨上がりの山は、キノコがあちこちに…
「これ、ナメコ?」小さな茶色のキノコが集まって育っていて、その大きさは、ナメコのよう。
「キノコ入れる袋も持って来たよ~」というミモロ。
「ちょっと待ってください」と、キノコに詳しい「ビーバーの会」を主宰する栗原さんがポケットから取り出したのは、キノコ図鑑。
「毒キノコもたくさんありますから、よく確認しないとね!」と
ミモロがこの日、見つけたキノコは、ニガクリタケやスギヒラタケなど、すべて毒キノコでした。
「美味しそうだよ~焼いたら、きっと美味しいかも…」と。それもダメ
「え~そうなんだ~。このキノコ、誰が食べるのかな?クマも食べないの?」
この山には、ドングリなどの木の実もあるので、それを食べるのでは?
「どこかにナメコ生えてないかな?」と、倒木の間も見て回ります。
「ここにもある~でも、ナメコより軸が細い…」と、観察する眼差しも、初めより慎重になっています。
ミモロ、一人で奥に行っちゃダメよ。
「うん~」と言いながら、食べられるキノコを求めて、山を歩きまわります。
山で見つけたキノコは、毒性をもったものが多く、知識がない人は、要注意!絶対に詳しい人に確認してもらってから食べることが必須です。
「さぁ、そろそろ山道の整備を始めましょう」と栗原さんの声で、他のメンバーさんが、道具を出して、山道の整備に入ります。ミモロも急いで合流し、一緒に作業をすることに…。
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お待たせしました!「ミモロの京都暮らしカレンダー2024」登場です!
限定100部のカレンダー、「今年は、なかなか衣装に凝ってますね~!可愛い」とか。
「この頃のニュースって、なんか不安にするものばかり…ミモロちゃんの姿を見ると、ホッコリします」という方も。
ぜひ、ミモロの姿をおそばに…
ミモロへのお問い合わせ・ご要望は、mimoro1888@gmail.comまで
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