「今年は、これが最後の自然観察だね~」と、ミモロは、京都、左京区最北端に位置する山里 久多の山に入りました。
毎月、ここで自然観察と環境保護活動をしてる「ビーバーの山の会」に参加して、この日も山へと向かいます。
この日は、もしかしたらキノコ生えてるかもしれない…との期待を持って山道を進みました。
でも、注意深く、倒木などの周囲を見ても、全然、キノコの姿がありません。
ほぼ諦めかけた時、メンバーの方が「あそこに生えてますよ」と声を。
さっそくキノコに詳しいこの会の代表の栗原さんが、食べられるキノコかどうか確認します。
「ヒラダケですね~食べられます。でも採りにくい場所に生えてますね~」と。
そう、足場の悪い場所で、手を伸ばしてもキノコまで届きません。
「ミモロちゃん、採れる?」ネコのミモロは、身軽なはず…「う~苔で滑って登れない…」
みんなの期待を背負いながらも、残念ながらキノコまで到達できないミモロ。「ネコなのに…ごめんね~二足歩行だし、爪が出てないから…」とションボリ。
「大丈夫、脚立で、採れそうだから…」と、身軽の方がキノコを採ってくれました。
「はい、採れたよ…」ミモロは、下でキノコを受け取る係になりました。
「これでキノコ汁作って、あとで頂きましょうね」と栗原さん。
この日は、自然観察の後、古い農家の建物で、環境保護に関するお勉強をすることになっています。「その時食べるんだ~」と、採れたてのキノコ汁を想像するミモロです。
「ここにもキノコありますよ~」とメンバーの方。
「どれどれ…」と栗原さんが調べます。「これは、チシオダケですね。ほら、茎を折ると、赤い汁がでるでしょ。だから血潮っていうんですよ」「食べられる?」とミモロの関心は、そこ…。「これは、ダメ!絶対食べちゃダメですよ!」
それから、みんなで、夏に作った巣箱へ。
「誰か住んでるといいなぁ~優良物件だから…」とミモロは、自分が作った巣箱を覗きます。
「こんにちは~誰かいますか?」
「応答がないよ~誰も住んでないみたい…」と上の屋根を開けて中を確認。
「う~誰も入った痕跡がありませんね~」と栗原さん。
巣箱の隅には、蜘蛛の巣が…「蜘蛛さんしか、ここに来てないのかな?でも、もう蜘蛛もいないみたい…。こんなに居心地いいのにね~」
と、また自分で入ってみるミモロです。
「きっと巣箱を設置した場所がよくなかったのかも…」ということで、お引越しをすることに…。
実は、他の巣箱にも、住民はいませんでした。
それらをすべて移転されることに…。
もっと山の奥の方に設置した方がいいのでは…ということで、みんなで急な山道を登ることに…
ヨイショ…「ミモロちゃん、大丈夫?」「うん、ロープ持ってるから大丈夫…」
メンバーの男性たちが、木の高いところに巣箱を設置してゆきます。
「今度こそ、誰か住んでくれるといいなぁ~冬は寒いから、ここに入っていれば温かいのに…」
そう、再び春に訪れた時、誰かがここで雛を育てているといいのに…
巣箱の移転を済ませてから、お弁当を食べて、山を下ります。
久多の山里から、大原に向かう国道沿いに、古い農家があって、そこによって環境に関するお勉強をするのです。
お勉強の前に、農家のお庭の草取りをしたり、ミモロは、なめこ汁を作る係に…
昆布でだしを取って、ヒラタケを入れたキノコ汁です。それとメンバーさんが持ってきたサツマイモを焼き芋に、また草餅もテーブルに並びます。
「お勉強の前に食べたい…」というミモロ。そう、美味しそうなものが目の前にあっては、お勉強も頭に入りません。
まずは、みんなで「いただきま~す!」
さて、環境に関するお勉強は、冬に備え、電力消費を抑え省エネで地球温暖化防止を目指すもの。
「冬の住まいの省エネのために、上手に暖房することが大切…」と栗原さん。
「あの~ミモロのおうち、マンションで、窓際すごく冷えるの…」と悩みを相談。「二重ガラスにすると、かなり効率が良くなるんです。内側にもう一枚、ガラス窓を付けるといいですね~。それがダメなら、厚いカーテンなどもある程度効果が期待できますよ」と。
2重のガラスになっている複層ガラスの窓もある程度、暖冷房の効果が…。でも、すでに建っているマンションでは、窓の変更は難しいもの。
「今年の冬は寒そう…でも、電気料金値上げしてるから、お家の暖房、工夫しないとね~」
電力の消費量を、いかに抑えるか、それが問題…。
「また、来年も、いろいろなことにチェレンジしましょうね~」
「は~い!」自然の中で過ごすことが大好きになっているミモロでした。
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