今年もミモロは、「祇園祭」の宵山に出かけました。15日の海の日は、祝日で、夕方から山鉾が建ち並ぶエリアには、身動きがむずかしいほどの人たちであふれます。
「かわいいおみくじ~」ふくろうのおみくじが登場した「放下鉾」。
それぞれの山鉾には、最近、かわいいキャラクターが生まれ、その関連グッズも人気です。
「ここにもいろんなお守りがある~」
「四条傘鉾」のテントも覗くミモロです。
それぞれの山鉾は、地域の子どもたちもお手伝い。子供のころから、祭りに親しみ、それが伝統をつなげます。
山鉾の会所のそばに作られたテント以外にも、祇園祭は地域の老舗や和装、和菓子など様々なお店が、宵山の三日間、特別販売をして、それも訪れる人の楽しみです。
水引など祝いの品の老舗「雁金屋」では、この日は、扇子や団扇が店内に並んでいます。
「あ、ミモロちゃん、いらっしゃい~浴衣かわいい~」お店の方は、顔なじみ。「そう、祇園祭だからね~」とミモロは、褒められて思わず鼻が膨らんでいます。
「わ~祇園祭の団扇だ~」このお店のオリジナルの品で、なんと300円。
ミモロは、長刀鉾の団扇が気に入ったよう。
お友達といっしょに山鉾めぐりをしているミモロ。
「船鉾も見ようね~」と、新町通へ進みます。
「岩戸山も見なくちゃ~」
次々に山鉾を巡ります。
「あれ?何してるんだろ?」と人垣ができている中を覗くと、少年が袴をはいて、黒い箱を持って何やら練習しています。
これは山鉾巡行で最も重要な儀式の「くじ改め」。これは巡行の順番が正しいか確認する儀式です。四条堺町の関所で、奉行役の京都市長に、各山鉾の町行司が、扇子でくじの入っている箱を開け、くじ札を差し出すという古式にのっとった儀式。少年は、今年の町行司という大役を仰せつかったのです。
周囲に見物人がいる中での練習。本番で緊張しないためのもの。
無事に練習が終了すると、周囲から拍手が…。本番もしっかり務められることでしょう。
「わ~なんか人が増えたね~」
すでに四条通など山鉾町の道は、交通規制が始まり、一方通行に。「わ~あっち側に行きたいのに行けない~」と、人の波に流されるミモロです。
阪急電車の改札などがある四条烏丸の交差点。「長刀鉾」のある東側に烏丸通が渡れません。そこで「地下に行こう~」と、そこはなれたミモロ。お友達を先導し、地下通路で烏丸通を渡り、再び地上へ。
「ふ~やっと長刀鉾見えた~」
でもそこから、東に行けません。南側は、西方向への一方通行なのでした。
「う~だめだ~」ミモロが目指すのは、「保昌山」ですが、そこに行くには、再び烏丸通にでて、南へ向かうしかありません。
烏丸通は、交通規制で、通り全面が閉鎖。そこには、たくさんの食べ物の屋台が並び、「すごいね~」とミモロがビックリする状態です。
大勢の若者が訪れている祇園祭。ちょっとビックリする景色が、屋台などで買った食べ物を、道路の脇に座って食べる姿です。
「え~なんにも下に敷かないんだ~」とミモロ。路肩でにズラリと座る若者たち・・・。「まぁ、道はキレイだけど~」と、以前は、外国人観光客のそうした姿を見て、眉をしかめた日本人。でも、今や影響を受けたしまったようです。
そんな若者の前を通り、ミモロたちは、目指す「保昌山」へ
「ふ~やっと到着~」
お友達は、縁結びのお守りをいただきました。
「あ、お友達に挨拶してこう~」と、そばの絵具の老舗「上羽絵惣」さんへ。「ミモロちゃん、お久しぶり~」と笑顔でお出迎え。
祇園祭では、日ごろご無沙汰している人たちに会えるもの楽しみなのです。
次に「京からかみ 唐丸」さんへ。ここでは16日の夜20時まで「豆うちわとタンブラーづくり体験」ができます。
「こっちは、大きな団扇だよ~」おしゃれの唐紙の団扇も販売しています。さらにこの期間だけ、ゆずのサイダーが販売されています。
「喉渇いた~」
お店のベンチでひと休み。
「もうお家に帰ろうね~」とミモロとお友達は再び四条通へ。「わ~すごい~みんなどこへ行くんだろ?」
人の波が、東へ西へと続いています。
今夜が、宵山。夕方からはさらなる人出が予想されます。京都の町を熱くする「祇園祭」です。
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