ネコのミモロのJAPAN TRAVEL (Mimoro the cat:JAPAN TRAVEL)

「京都観光おもてなし大使」のライターとネコのミモロが、京都の情報や暮らし、グルメなどをご紹介。心和む雑誌のようなブログ

夜の闇に浮かび上がる幻想的な紅葉の姿。滋賀大津「石山寺」のライトアップ

2022-11-24 | 歴史・史跡

夕方を目指して、訪れた滋賀県大津の「石山寺」。17:30からいよいよ紅葉のライトアップが始まりました。

「うわ~昼間の景色も迫力あるけど、明暗のコントラストがつく夜のライトアップって、すごいね~」と、「石山寺」の名前の由来ともなるゴツゴツした巨石のライトアップは、その鋭い石の様子がさらにはっきりとする景色です。しかも、そこに艶やかな紅葉した楓の枝が伸び、男性的な巨石に艶めかしい女性が寄り添うよう。

「本堂」にいたミモロは、「さっきまで、まだ明るかったのに、本当に急に真っ暗になった感じ…」と、秋の陽はつるべ落としと言われるよう、瞬時に周囲は闇に包まれたよう。その状況の急激な変化に、ちょっと戸惑うミモロでした。


「石山寺」の紅葉の盛りは、すでに少し過ぎていますが、のんびりした楓には、いまだ緑の葉も残っています。
11月27日、つまり週末まで開催される紅葉のライトアップ「あたらし夜もみじ」。17:30~20:30に入山を。

紅葉のライトアップのために整備されたコースは、境内の紅葉の魅力を満喫できるようになっています。
要所要所には、満月をイメージした半被を着たスタッフが参拝者を見守っています。


「すごい景色だった~」と、幾分興奮気味のミモロ。


「他のライトアップも拝見しよう~」と、提灯に照らされた石段へ。


境内のライトアップは、本堂周辺だけでなく、参道や庭園も…朱塗りの橋と紅葉が美しい「無憂園」。
 

参道沿いの池には、「さかさもみじと縁起屏風」が…
 
池の水面を見ると、そこに艶やかな絵画が浮かんでいます。でも、実際の絵画は、上下が逆に描かれているのです。
「なんか不思議だね~」とミモロ。

また日本庭園「公風園」では、「石山寺縁起絵巻」をテーマにした灯りのオブジェが…。
 

夕暮れ時とは、全く異なった趣になった参道を、ミモロは、ゆっくり進みました。


*「石山寺」の詳しい情報はホームページで

「お腹空いた~」と紅葉を見物したミモロは、食欲の秋も忘れることはできません。そこで山門前で待ち合わせしたお友達に連れられて、名物の「シジミ釜めし」を頂くことに。

向かったのは、「志じみ茶屋 湖舟」です。
以前も、何度か立ち寄ったことがあるお店…「美味しいんだよね~」と、うれしそうに店内へ。

通常は、17時までの営業ですが、紅葉のライトアップなど、お寺の門が開いている時は、遅くまで営業しています。

名物のシジミ汁や釜めしと共に、人気なのがウナギの蒲焼。「どうしよう、両方食べたい…」と悩むミモロ。
「あ、それなら、シジミ釜めしに、ウナギの蒲焼をプラスしたのにしたら…」とお友達。
「うん、それにする!」とミモロの目が輝きます。
しばらくして、運ばれたお膳…

「キャ~美味しい~」と、出来立ての釜めしに舌鼓。「シジミたくさん入ってる~」
さらに2切添えられたウナギの蒲焼。「ミモロちゃん、私の分もどうぞ~」とお友達。「え?そんな~」
あまりにミモロがウナギの蒲焼も食べたがるので、お友達はプレゼントしてくれたのです。その心遣いがありがたいミモロ。遠慮なく、頂きました。「美味しい!」

「楽しんでいただけましたか?」とこのお店をなさっているご兄弟。昭和36年創業の味を守るお二人です。

「この辺りの有名人なのよ~」とお友達。

お持ち帰りのお土産も人気だそう。


「また、食べに来ます~」と、手を振って別れるミモロです。


*「志じみめし 湖舟」の詳しい情報はホームページで

「今日は、本当にありがとうございました~」とお友達に感謝するミモロ。
紅葉の幻想的な景色と美味しい釜めしが、ミモロの記憶に刻まれた一夜でした。


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