大江能楽堂での能楽体験鑑賞講座に参加しているミモロ。舞台の上がる体験も…
なかなか様になっている姿…
さて、その前に、今回の「まいまい京都」主宰の「大江能楽堂能楽体験講座」で、能楽をわかりやすく解説してくださった大江能楽堂の理事長の大江信行さんに、能楽の音楽および語りとなる謡曲の基本を教わります。
能楽の謡は、五七調の言葉に曲が付いているのだとか…
「ヨ~ホ~ホ~」と声を出し、手を叩いてリズムを学びます。「なんか鼓みたい~」と、かつて鼓も体験したことがあるミモロ。
それから、「高砂」を練習します。
「高砂や~この浦舟に帆をあげて~」と。時々、声を上下させて…ミモロも大江さんの声に耳をピクピクさせながら音の変化を覚えます。
「この歌知ってる、よく時代劇の結婚式の時に出てくるよね~」とミモロ。今も、結婚式の披露宴に歌う年配の方をお見受けすることも…。
そして、いよいよ舞台へ。参加者は、舞台の上で、歩き方を教わります。
「このように足を動かしてください~そして、下を見ないで…お面をつけてると、足元は見えませんから~」と。
ミモロも舞台に上がりました。
あまりの小ささに大江さんも苦笑い…。
「こうやって、足をゆっくり動かして…前を向いて…」と、真剣に歩き方に挑みます。
後ろ姿が、不思議に様になっているミモロ。手の位置なども見事です。
講座の最後には、大江さんが高砂を舞ってくださいました。
「カッコいい~」とその姿に憧れの眼差しを向けるミモロでした。
「本当に、いろいろ能楽のこと、わかりやすく教えてくださりありがとうございました」とお礼に伺ったミモロ。
そして、参加者からの質問コーナーでは、ミモロもお尋ねしました。
「あの~能楽を鑑賞した時、どこで拍手したらいいんですか?」と質問しました。実は、この質問は多くの方が抱くよう…。
一般の演劇やコンサートのように幕が下りることもなく、また舞台で演者がお辞儀することもない能楽。
気づいたら、演者は舞台から、橋がかりを進み、あっという間に姿を消してしまいます。「橋がかりの時に拍手すればいいのかな?」とミモロ。
大江さんによると「関西では、橋がかりの時に拍手する人がいますが、関東では、拍手なしということも多いです。まぁ、拍手はしてもしなくてもいいんです。別に決まりはありませんから…」とのこと。「う~どうしよう~京都にいるから、橋がかりの時に拍手しよう~」と思ったミモロでした。
大江能楽堂では、定期的に能楽を鑑賞できる「大江定期能」が行われています。次回は、2月11日13時開演で、前売りは3000円。詳しくはホームページでご覧ください。
「これからも、どうぞ能楽を楽しんでくださいね~」と大江さん。「はい、あんまりよくわからないけど、なんか別世界にいるみたいな気持ちになります…」と、やはりミモロも日本のネコ。時代を超えた日本人の心がなんとなくわかるよう…。
年を重ねると、若い時にわからなかった謡の言葉が前より理解できるようになりました。ヒヤリング能力が高まったというより、言葉の意味がわかるようになったのかも…。これも年の功…。
以前、オーストラリアの観光客と隣り合わせて、いっしょに薪能を見たことがあります。旅行で日本に来て、たまたま薪能という日本の伝統文化が見られるというので、来たのだと…。真剣に舞台を見た彼女は、「ビューティフル!」と言いながらも、なにをやっているのか、よくわからなかったよう。まぁ、日本人でも理解するのはむずかしい部分がある能楽。外国人には、動きが派手な歌舞伎の方がわかりやすいのは確かです。
でも、能楽特有のリズムや間…静寂の中に刻まれた音と、5m40㎝四方の舞台で能面の微かな動き、手のしぐさ、足の運びで表現される大きな世界観…不思議に引き込まれてしまいます。
講座が終了し、参加者が少なくなった時、ミモロは、再度、舞台の上に…
「高砂や~」と習ったばかりの謡をうたいながら、歩きます。
なかなかミモロのように、真っすぐ前を見て、歩くことができません。すごい…
尚、ミモロの正絹の色無地の袷と袴、および足袋は、ミニ着物の作家さんの赤塚先生に作って頂いたものです。
*「大江能楽堂」の詳しい情報はホームページで
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ミモロちゃん、能の姿、カッコいいですね。
いつもいろいろなものに挑戦していて、
ブログ楽しみです。
どうぞ、これからも頑張って…
京都に行ける日が早く来ますように~
衣装も似合っていましたよ!
ミモロちゃんて色んな人に人気なんですね。