「なんか今年の紅葉…やっぱり遅いね~それにすごく暑いし…」とミモロが訪れたのは、京都の紅葉の名所「東福寺」です。
臨済宗大本山の「東福寺」は、秋になると山内に植わる楓の紅葉が見事な景色を見せると大人気の場所で、境内に掛かる「臥雲橋」から紅葉越しに眺める「通天橋」の眺めは、テレビの「鬼平犯科帳」のエンディングに登場する景色。
「今年は、まだ紅葉チラホラだね~もっと、いつもなら、赤い色がいっぱいなのに~」
「でも紅葉がまだだから、この橋もゆっくり進める~」とミモロ。
そう、紅葉が盛りになると、橋は、人でいっぱいに。「立ち止まらないでください~」と警備の方からの声が響きます。
11月に入ってから境内には、京都の名物が買える仮設テントが並んでいます。
「あ、笹屋伊織のテントだ~どら焼き売ってるよ~」とミモロ。毎月21日前後しか販売しない名物の「どら焼き」が11月末まで毎日販売されているのです。
ほかにも秋らしい和菓子が並びます。
テントを訪れた外国人観光客は、「1つください~」と。日本人だと、つい複数買うものと思う和菓子も、1つでもいいんです。境内のベンチなどで、味わう姿も…。
「丹山酒造さんも出てる~ここの甘酒美味しんだ~」と、ミモロは、さっそく試飲を…
「あのね~錦市場でも売ってるでしょ、ここで買うと重いから、またね~」と試飲だけのミモロ…。
「はい、どうぞどちらでも…」とやさしいお店の方でした。
*「東福寺」の詳しい情報はホームページで
さて、紅葉と共にミモロが楽しみにしていたのは、塔頭の特別公開です。
春にも訪れた通常非公開の「即宗院」。12月3日まで秋の特別公開が行われています。
「東福寺」にある3つの橋のひとつ「偃月橋」(えんげつきょう)を渡り、奥へと進みます。
9時から16時に公開。拝観料は300円です。
ここは、平安時代後期、関白藤原忠道が、御所の東御堂を建立。その後、息子の藤原兼実が、関白を辞した後、建久7年(1196)に山荘「月輪殿」を作った場所。現在の庭園は、その跡地で、室町時代後期に九州の島津氏久が、剛中玄柔禅師を開山に、薩摩藩の菩提寺として建立しました。その庭園は、京都市史跡に指定されています。
「どっちの道に行く?」とミモロ。
向かって左は、本堂へ。そしてもう一方は、明治維新に西郷隆盛が、鳥羽伏見などの戦いで戦死した藩士を供養する碑がある山へと続きます。
順路に従って、まずは本堂へ。
「ここも、まだだけど…」
でも、他に拝観者がおらず、ミモロは庭をひとり占め…
なんとも贅沢な時間です…。
「こういう時って、めったにないと思う…」。そう紅葉がもっと進めば、当然、人も多くなります。
「少しは、紅葉もあるし…これも秋だよね~」と。
でも、この日の気温は25度…歩くと汗ばむ陽気です。
さぁ、次は、別の特別公開の塔頭に行きましょう。
*「即宗院」の詳しい情報はホームページで
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