ネコのミモロのJAPAN TRAVEL (Mimoro the cat:JAPAN TRAVEL)

「京都観光おもてなし大使」のライターとネコのミモロが、京都の情報や暮らし、グルメなどをご紹介。心和む雑誌のようなブログ

1月7日の初詣「上賀茂神社」での「白馬奏覧神事」。生き物のパワーを感じる自然豊かな神社で過ごします。

2025-01-09 | 祭事・神事・風習
「わ~神々しいお顔…」と、ミモロが見惚れる美しい白馬。

1月7日のお昼ごろ、「上賀茂神社」での「白馬奏覧神事」に初めて立ち会ったミモロです。

初詣にやって来たミモロは、楼門そばで、参拝した後、「七草粥」の接待でお腹いっぱいに…。

のんびり境内で過ごしている時、「白馬奏覧神事」の牽馬の儀(ひきうまのぎ)が始まりました。

ちょっと前に、ニンジンのスライスを奉納した神馬の「神山号」が、神馬舎から出て、神前にお詣りするのです。

二の鳥居を経て、橋殿へと向かいます。


ミモロは、「橋殿」のそばへ。

「あ、神山号が来る~」

神職に連れられた「神山号」の姿が見えてきました。

ミモロは、じっとすの姿を見つめます。

年の始めに、白馬を見ると、1年の邪気が祓われるそう。今年、初めて神前にお詣りする神馬の儀式です。


ミモロのすぐそばを通り、「橋殿」の前から、本殿を拝みます。

なんとも神々しい雰囲気が漂う儀式…

「橋殿」を3周して、やがて神山号は、奥へと進み、再び「神馬舎」へと戻ります。


今まで「七草粥」は頂いても、この「白馬奏覧神事」は知らなかったミモロでした。
「なんか感激しちゃう…」と。

それから、「上賀茂神社」のご祭神「賀茂別雷大神」の母である「玉依比売命」を祀る「片山御子神社」に参拝。ここは、縁結びと家内安全のご神徳が…


さらに奥へ進み「新宮神社」へ参拝します。

「ここすごく自然を感じる場所なの~だから大好き…」神山の自然のパワーを感じる場所と、ミモロは思っているのです。
この日は、中に入ることはできませんでしたが、門の前から参拝を…。

境内には、今年の干支にちなんだ書や飾りも、いろいろな場所で目にします。


手づくり市などでも、よく訪れる「上賀茂神社」。今年も、きっと何度も参拝に伺うことでしょう。

2月2日には、「節分祭」が行われます。

まだまだ寒い日が続きますが、春の行事が次々に行われる京都です。

*「上賀茂神社」の詳しい情報はホームページから

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晴天の穏やかな新年。「上賀茂神社」で頂く大きな鍋で炊く、たっぷりの厄除け「七草粥」

2025-01-08 | 祭事・神事・風習
「頂戴しま~す」1月7日のお昼前、ミモロは、「上賀茂神社」へ向かいました。

この日は、新春の「七草粥」を頂く日。

京都では、「西院春日神社」「御香宮」などでも、七草粥の授与が行われます。「昨年は、西院春日神社に伺ったから、今年は、上賀茂神社に行こう~」と、自転車でやって来たミモロです。


まずは、本殿への初詣に…楼門の外まで、参拝者の列が続いています。

「すごく混んでるから、ここでお詣りして、また別の日に来よう~」と。長蛇の列に弱いミモロ…そこは京都に住んでいるので、日を改めて…ということに。

ミモロが向かったのは、二の鳥居にほど近い場所に設置されたテントです。

「今年は、まだたっぷりありそう…」と中を覗いて、一安心。平日である今年は、約500人分が用意されているそう。

そこでは、この神社の敬神婦人会の皆さんのご奉仕で、「七草粥」が作られて、参拝者に…。

「七草粥」に使われるお米、七草、お餅は、大神さまにお供えされたもの。

いろいろな準備を経て、この日を迎えた、ありがたいお粥です。

「あの~1人分お願いします~」と、ミモロは、受付で500円を納め、お粥を頂きます。


「すごくたっぷり入ってる~」と、大き目のプラスチックの器には、お粥とお餅が2個。そばには、ずいき漬とお茶がお盆に…。


そもそも「七草粥」は、中国から伝わり、平安時代の宮中での早春の習慣を基にしているのだそう。1月7日に庶民が「七草粥」を食べるようになったのは、鎌倉時代からで、春の息吹を食することで、生命力をアップさせようとする行事になりました。
「セリ、ナズナ、ゴギョウ、ハコベラ、ホトケノザ、スズナ、スズシロ、春の七草~」と歌うミモロ。
「きっと昔は、畑や畔に生えていた草を取って食べたんだろうね~でも、草を入れることでビタミン摂取できるよね~」と。
その通り、ヨモギの草餅などにしても、野草を食べることで、健康維持の一助に…。

「う~なかなか食べ応えある~朝ごはん、少しでよかった~」とミモロがいうほどの量です。
風は強いものの、陽ざしが暖かいこの日…広い境内を眺めながら、のんびり頂くミモロです。


ミモロが座った緋毛氈の縁台のそばには、神馬舎があり、風にのって馬の臭いが漂ってきます。

「神馬さんも、七草粥食べたいのかなぁ~」

ミモロは、お粥を食べ終わると、神馬舎へ。

「にんじん、あげてくださいね~」と係の方に促され、ミモロは、100円をご志納して、ニンジンのお皿を受け取ります。
「はい、どうぞ~」と馬の口元へお皿を運ぶと…

パクリ…スライスされたニンジンは、一瞬に馬の口へ。

一瞬の出来事に何が起きたかわからない様子のミモロ。手には空になったお皿が…

「はい、いいことありますように~」と係の方の声が…
「もっと大きなニンジン食べたいよね~」と思うミモロですが、多くの参拝者が次々に馬にあげるためには、薄いのも仕方ないこと。馬としては、一度に食べたいのでしょうけど、これもお仕事ですから…。

この神馬の白馬…「神山号」は、日曜・祝日と祭事のある9時半から15時まで、厩舎からここに出社。「週に3日間くらいお仕事してるんだ~」他の日には、たくさん餌を食べているので、ミモロが心配することはありません。

「う~まだお腹いっぱい~」とミモロは、ならの小川のそばでひと休み…


「あれ?神馬さんが、どこか行くんだ~」と、急いで、鳥居のそばへ移動しました。

この日は、「白馬奉覧神事」が行われるのでした。

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日本最古の縁結びの神社「幸神社」から、「京都御苑」を経て、「梨木神社」へ初詣

2025-01-07 | 寺社仏閣
京都市内の神社には、連日、大勢の初詣の参拝者が訪れています。元旦、ミモロが向かったのは…

「京都御苑」の北東、出町柳の「桝形商店街」からほど近い場所にある「幸神社」です。

「名前からして幸せがいっぱい頂けそうな神社だよね~」というミモロですが、「さちじんじゃ」ではなく、「さいのかみのやしろ」と呼びます。

ご祭神は、猿田彦大神と天鈿女命(あめのうずめのみこと)の夫婦の神様で、日本最古の縁結びの神様と言われているのです。

「いいご縁に恵まれますように~」と祈るミモロ。

え?お婿さん探してるの?「ううん~それだけじゃなくて~いろいろないいご縁に恵まれるんだよ~」と。

境内の奥の北東の位置には、「石神さん」と呼ばれる石が祀られています。なんでも平安時代からここに祀られているのだとか。

ミモロは、そこにも参拝。「凄く縁結びのパワーあるんだって~。でも触ると祟りがあるそうだよ」と。

さて、ここで見逃せないのは、本殿の北東の天井の下にいる「猿」。

有名な彫刻士、左甚五郎作といわれる猿で、御幣を担いだ姿です。「この猿、どこかで見たことあるかも…」とミモロ。
確かに、似たような姿の猿は、どこかに祀られているのですが、思い出させません。「その内、思い出せるかも…」と。

北東は、鬼門と言われ、邪気を防ぐ大切な場所。この神社は、そもそも「京都御所」を守るために、平安時代に鬼門(北東)に創建されたのです。
さらにこの場所は、都に入る出雲路の道祖神信仰とも習合し崇められています。

社務所には、猿のおみくじも…


境内には、この神社を知る地元の人の姿が…。

「静かな場所で、ゆっくり参拝できたね~」とミモロ。神社規模は小さいけれど、そのパワーは、とても大きなもの。
縁結びを求める方は、ぜひ参拝を…。

*「幸神社」京都市上京区寺町通今出川上ル西入ル幸神町303

「京都御苑まで歩こう~」と言い出したミモロ。実は、この神社の前の道は、そのまま「京都御苑」の北東角に至ります。
「すごく空いてる~人がいない…」と、元旦は、観光客も他に行っているのでしょう。


ミモロが行ったのは、北東角の塀が一部へこんでいる場所。

ここは、「猿が辻」と呼ばれる鬼門で、そこを封じるために、築地塀の一部を削った形にしています。
「お猿いないね~」と、屋根の下を見上げますが、ここには猿の像はありません。

そこからミモロは東方向に進みます。
訪れたのは「梨木神社」です。

秋の萩の花で有名な神社で、すでに何度も訪れているので、詳しいことはホームページからからどうぞ…

三條實萬公と實美公をご祭神に、明治18年に創建された神社で、京都では新しい神社です。

本殿に進み参拝。
 

ともかく神社仏閣に参内した時は、まずは、参拝から…授与品などを求めるのは、それからです。

ミモロが参拝していると、「カ~ン、コ~ン」という軽い音が響きます。
「あ、羽根つきだ~」そう、境内では、羽根つきができるように、羽子板と羽が用意されて、自由に楽しむことができます。

「やりた~い!」というミモロですが…。

お友達といっしょの時にね~ミモロと二人では、無理なので…。

境内には、「染井」という京都三名水の一つがあり、その水を使ったコーヒーが頂けるカフェも一角に…。
 

「あ、へびさんの土鈴だ~」


「どこの神社にもヘビさんいるね~」神仏習合の時代が長い日本ですから、お寺にも干支の授与品が…。
いずれも愛らしい表情…「日本人って、愛らしいものが好きだよね~」と。だからこそミモロも可愛がってもらえるのでは…。

大きな規模の神社だけでなく、初詣で訪れたい神社がいっぱいの京都です。

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京都の白味噌雑煮。自然由来の素材の調味料専門店、祇園「侘家古暦堂うま味さん」で

2025-01-06 | グルメ
「この円やかなお味…美味しいね~」と、京都の正月の定番 白みそ雑煮を前に微笑むミモロ。


「今年も、白みそ雑煮食べに来ちゃった~」というのは、京都祇園にある「侘家古暦堂うま味さん」です。


花見小路から1本西の道沿いにあるお店で、ミモロは、そこで季節ごとに替わる料理を頂くのを楽しみにしているのです。
例えば、年の暮れは、年越しそばが…

1月は、白みそ雑煮です。1月13日まで食べられます。

1日限定12食…白味噌は、老舗料理店「山利商店」の白味噌、丸餅は、「出町ふたば」で、枕崎産の鰹節と一緒に頂きます。
しかも、なんと500円。

「あけましておめでとうございます!ミモロちゃん~」と笑顔で迎えてくださる料理長。

「はい、今年も来ちゃいました」とミモロ。

2025年のミモロカレンダーの1月は、実は、ここでお雑煮を頂いている写真です。

「あの~白みそ雑煮ありますか?」と品切れになってないか、心配しながら尋ねます。
「はい、大丈夫ですよ~今から作りますから、ちょっと待っててくださいね~」と、いつも優しいお店の方。

「よかった~」とホッとするミモロです。

しばらくして、ミモロの前に、1年ぶりに味わう白みそ雑煮が…。

お雑煮のお出しは、ここのお店の昆布と鰹節で取られたもの。円やかで味わい深い白みそ雑煮です。

食べ終わったミモロは、毎年行うおみくじへ

「え~い!」と気合を入れて…
今年は、大吉ではなく、前向き度アップというもの。そこに「いただきます」の文字が…


書初めでも「食欲旺盛」と書いたミモロは、今年は、さらに食べ物に恵まれそう。

「これ、なんにかけても美味しくなるよね~」と、ここで人気の調味料「うま味さん」

利尻昆布、本枯れ鰹節と鮪節を粉末にしてブレンドした天然素材のみの調味料です。
「ご飯にかけても美味しいね~」と、ミモロは、卵かけご飯に振りかけています。

他にも、いろいろな種類の調味料があり、家の料理の味を簡単にアップできる優れもの。

ミモロは、サラダ用スパイスを購入しました。

「ドレッシングより、カロリー抑えられるから…」と。え~あんなにたくさん食べるのに、カロリー気にしてるんだ~
「まぁね~」と言いながら、帯で締めつけられているお腹を摩るミモロ。白みそ雑煮で、帯がきつくなったよう…。

今年も、元気に美味しいものをたくさん食べれる…まぁそれが健康の元。

「そう、健康第一だよね~」と、食欲旺盛なミモロでした。

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梅の枝と瓢箪の授与品「思いのまま」。書初めの後は、長五郎餅でひと休み。この時期人気の合格祈願の品々。

2025-01-05 | 寺社仏閣
「この梅の枝の授与品は、この時期だけなんだよ~」

邪気払い、災難厄除けの御利益で知られる梅の枝の授与品。「北野天満宮」の境内で育つ梅の枝から、一つ一つ丁寧に作られたもので、厄除けの玄米が入った瓢箪も下がる、ここならではの授与品です。毎年、1万本作られ、1月には無くなってしまいます。
「これお水を入れた花瓶にさして置いたら、なんと3つ梅の花が咲いたのよ~」というお友達。「へぇ~生きてる枝なんだね~春告げの枝で、なんか嬉しいかも…」というミモロです。(初穂料1枝1000円)

さて、「北野天満宮」の絵馬堂でおこなわれた書初め「天満書」に初参加したミモロ。

真剣に筆を動かしました。「う~集中して疲れちゃった~」と。


書き終え、出品したミモロとお友達は、「お腹空いちゃった~」というミモロ言葉で、境内のお休み処「長五郎餅」へ。

「ミモロちゃん、頑張ったもんね~」とお友達。「うん、集中したから、甘いモノが食べたいの~」と。

天保年間創業の茶店で頂く「長五郎餅」は、「北野天満宮」の名物。本店は一の鳥居から続く中立売通沿いに。境内の茶店は、週末や祭事の時の営業です。

お餅2個と煎茶のセット500円を注文。

店の中の火鉢のそばで、冷えた体を温めます。

やがて運ばれた長五郎餅と煎茶。

さすが「食欲旺盛」の文字を書初めにしただけあって、ミモロは、あっという間にパクリ。
「落ち着いた~」というミモロは、お友達と別れて、境内の中を歩くことに。

「牛さん、あけましておめでとう~」と、境内に置かれた牛に挨拶。

境内には、数頭の牛の石像が置かれています。

1月は、受験シーズンの追い込みの時期。
学問の神様である「北野天満宮」には、受験生の初詣も多く、さまざまな授与品が飛ぶように、参拝者の手に…。
境内の梅で作った梅干しは、ここならではのもの。

「受験の時のお弁当に入れていくと、御利益あるかも…」と思うミモロ。

また、紅白の丸いロウソクは、合格祈願と合格感謝に奉納するもの。

「お願いしたからには、成就したらお礼参りに来ないとね~」

もちろん干支の巳の授与品も多数揃っていました。

「あ、梅の枝が少し赤くなってる…蕾の芽が出てるよ~」と。

まだまだ小さな花の芽ですが、じっと春を待っているよう…。

「北野天満宮」には、もちろんたくさんの梅の木があります。

「ここも、春になると、梅の花が彩るだよね~」

境内の「梅苑」は、今年は、1月25日から3月16日まで公開されます。


「梅花祭」は、2月25日10時から。

まだまだ寒さが続く京都ですが、春を待つ心はすでに…。


京都の冬は、初詣だけでなく、えびす祭、節分など、梅が咲く前にもいろいろ。
「結構、冬って忙しいんだよね~」と、毎年、寒さにめげず走り回るミモロです。

冬の京都にも、ぜひ…

*「北野天満宮」の詳しい情報はホームページから

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