友々素敵

人はなぜ生きるのか。それは生きているから。生きていることは素敵なことなのです。

オリンピック開催地決定まで後2日

2013年09月06日 17時05分18秒 | Weblog

 テレビの気象予報の人が「爽やかな秋晴れになるでしょう」と言っていたが、その通りになった。小学校のグラウンドでは、運動会に向けて行進や競技の練習が始まった。先生たちの厳しい声と子どもたちの元気な歓声が聞こえてくる。あと2日で、2020年夏季オリンピックの開催都市が決まるという。スペインのマドリード、トルコのイスタンブール、そして日本の東京が候補地である。

 オリンピックは競技というより祭典になってきた。それはそれで良いのかも知れないが、開会式や閉会式などは余りにも豪華で派手、趣向を凝らし過ぎている。見ている側は何が始まるのかと興味津々だから、やはりそれはそれで良いのかも知れない。オリンピックが始まれば、ついテレビを見入ってしまうだろうが、私はオリンピックが余り好きではない。国別対抗を止めて、個人やチームの対抗にして欲しいと願っている。

 どこの国が金メダルを何個獲得しただの、メダルの数で負けただの、そういう価値観が嫌いだ。選手が全てをかけて挑む姿は素晴しいし、思わず涙が流れてしまう。負けても勝っても大きな感動を与えられる場面がいくつもある。スポーツが人の心を大きく揺さぶることは確かだ。美しいと思うし、素晴しいと感じる。それなのに、「わが国はこれで金が何個になりました」などと言われると無性に悲しくなる。国を背負って戦わなければならない選手が気の毒になる。

 スポーツは個人でも、たとえチームでも、個人の持てる力の全てを注ぎ込む。だから感動も生まれる。美しさも生まれる。美の祭典でもある。国別対抗とならないオリンピックに持っていくことは出来ないのだろうか。逆かな?国が存在しなくなれば、当然そうなるだろう。人間は競い合いたい性分を持っているから、競技会はなくなることはないが、その形式は変わるだろう。全てのアスリートが人種や民族や宗教その他で差別されることのないワールド大会が開催されるといいと思う。

 東京?ウーン、じゃーない方がいいな。開催地になった都市は大変な税金を注ぎ込むことになる。浪費をしなければ経済は上向かないが、結局、ますます太る人と痩せる人の格差を増やすことになる。でも、見られるなら、それもいいか。

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